あれから二時間が経過した…明日は朝から行動するつもりだからそろそろ寝ておきたいのだがな…
「…なぁ?お前何時まで起きてるつもりなんだ?」
「何よ…アンタは寝たら良いじゃないの…」
「大体、乳繰り合ってるだけの奴の何を心配するんだかな…餌をやったんだからそろそろ戻って来るんじゃないか?」
「餌?どういう意味よ?」
あー…成程。
「さっき私が言った事が原因か…良く考えてみろ、キスだけでトロトロになる奴が主導権握れる訳ないだろ。オフィーリアは自分の欲望を満たそうとしてケダモノの所に行ったのさ…そろそろ散々オフィーリアを嬲ったあいつが帰って来て「お前の中で私はどれだけ鬼畜な奴なんだ?」ほら、帰って来ただろ?」
再び気絶したオフィーリアを肩に担いで帰って来て、床に下ろそうとしたのを黒歌が慌てて受け止めて、そっと床に下ろした。
「どうだ?満足したか?」
「この馬鹿を寄越したのはやはりお前だったか…冗談じゃない…こいつが勝手に喘ぎまくっただけでこっちは欲求不満だよ…もう良い。シャワー浴びて、寝る…全く…せっかく手を出さずに済むように部屋を出たというのに。」
「ほう?手を出さずに済むように、ね。」
「……何が言いたいのか知らんが、あの時この部屋には見た目の良い奴が六人もいたからな。」
「そ、そうか…」
そう言って服を脱ぎ、洗濯機に放り込んで行く…六人、ね…男女問わない上に、ちゃっかり自分と同じ見た目の筈の私が数に入ってる事に対してどういう反応を返せば良いんだ…?
「あっ、ちょっと…オフィーリアはどうするの?」
そうか…あいつとヤってたならオフィーリアも汚れてる筈だな。
「最低限の後始末はしてやった…いきなり問答無用で襲いかかって来る馬鹿にはそれで十分だろ。…本当はいっそ、そのままトイレに放置してやろうかと思ったんだからな。」
そう言ってさっさとシャワーを浴びに行ってしまった…
「あ…もう…しょうがないわね…テレサ、オフィーリアの服脱がせるの手伝って…まさか嫌とは言わないわよね?」
「…分かったよ、確かに私にも責任があるからな。」
しかし…まさかここまで面倒な事になるとはな…
オフィーリアの服…と言っても、相変わらず人の服を下着を付けないで着てるだけの状態だったのでそれ程問題は無かった。仰向けのオフィーリアのパーカーのチャックを下ろし、前を開いた所で黒歌の手が止まってしまう…
「……」
「どうした?身体を吹いてやるんだろう?」
「うん…そうなんだけど…」
成程な…
「どうした?私で見慣れてるだろう?」
クレイモア特有のあの傷が気になっているか。
「……」
「こういうのは淡々とやるもんだ…何時まで経っても終わらないからな…取り敢えずタオルを持って来い…後は私が脱がせておく。」
「分かった…」
そう言ってキッチンに向かう黒歌を見送る…さて、とっとと脱がすかな。