ネタ帳   作:三和

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ハイスクールDxDにクレイモアがいたら179

一通り片付いた所で紫色の魔法陣が現れ、そこからとある人物が出て来る…

 

「…あれが貴女の言ってた先代の魔王?」

 

「ああ…カテレア・レヴィアタン…セラフォルーの前の魔王だよ…どう思う?」

 

カテレアは戦場にいる私たちを無視して旧校舎…いや、中にいるセラフォルーを睨み付け、色々口上を述べているが、ハッキリ言って興味は無いので意識から追い出す。

 

「…どうもこうも…貴女も分かってるんじゃないの?」

 

「まあ、そうだが…戦士としての経験はお前の方が上だろう?その上で聞きたいんだ。」

 

私の言葉に呆れ顔をしながら、オフィーリアが答えた。

 

「良く言うわ。…でも、純粋に私の意見を言わせてもらうなら、セラフォルーの方が強いでしょ、間違い無く。向こうは自分は実力では負けてないと勝手に思っている様だけど。大体、怒り混じりにまだ勝ってもいないのに自分の目的をペラペラ喋る奴なんて三下のそれでしょ。」

 

カテレアは自分がセラフォルーを打倒して魔王に舞い戻る気の様だ…確かに反逆の理由をあっさり喋る辺り皮算用も良い所で、オフィーリアの言っている事にも確かに一理あるが…

 

「中々辛辣だな…」

 

「雑魚を雑魚と言って何か悪い?もちろん、自分の弱さをきっちり分かった上で努力してるなら、見込みもあるけど…アレはプライドが先行して自分が強いと思ってるだけのただの馬鹿ね。」

 

……こいつに馬鹿と言われるなら終わりだな…

 

「…アザゼルが出るな。」

 

「これも貴女の話通り…あら…あー…アザゼルは引っ込めた方が良さそうよ?」

 

「何でだ?「だって、ほら…」ん?…成程な。」

 

オフィーリアが指を指した方向には既に氷の魔力が目に見えるレベルで身体から盛れ出しているセラフォルーがいた…相当怒ってる感じだな…私の記憶では古い付き合いのせいか、ああもカテレアに本気では怒らなかったのだが…

 

「…色々吹っ切れたんでしょ?貴女を好きになった事で。」

 

「あのな…私からしたらアレは事「それは今言わない方が良いんじゃない?ただつっ立ってるだけで、あれだけの魔力が盛れ出してるのよ?セラフォルーの事を考えるなら事故だったなんて言わない方が良いわ…多分貴女の口からその言葉を聞いて心が折れたらあの魔力は全部セラフォルーに帰ってくるわよ?」…まあ、取り敢えずアザゼルには退いて貰おう…アザゼル!」

 

「あ!?何だテレサ「やる気になってる所悪いんだが、お前は退いた方が良さそうだぞ?」何で…チッ…しゃあねぇ…ここは譲ってやるよ。」

 

私が指を指した方向にいたセラフォルーを見て、アザゼルはすぐに退く事に決めた様だ。カテレアが煽って来る…

 

「怖気付いたのですか?まあ、貴方がどうしようと勝手ですが逃がすとでも「自分に酔うのは勝手だけどよ、周りはもっと良く見た方が良いぜ?」なっ、何を…きゃあ!?」

 

アザゼルが飛び退いた所でセラフォルーの放つビームがカテレアに当たる…煙が晴れない中、セラフォルーが無言で更に撃ち込む…

 

「…少なくとも知り合いではあるんだっけ?容赦ないわね?」

 

オフィーリアでさえ引いているようだ…セラフォルーの攻撃は続いているが、カテレアの気配は動いていない…どうやら動けないまま攻撃を食らい続けている様だ…

 

「さっさと終わらせたいのかしら…貴女よっぽど愛されてるみたいよ?」

 

「冗談じゃない…愛が重過ぎて震えて来るよ…」

 

「あー…お前ら、何か知ってるのか?説明して貰って良いか?」

 

困惑したアザゼルがやって来た…あそこまでセラフォルーがキレてる理由を聞きたい様だ…

 

「今のセラフォルーにとって、これは些事って事でしょ。早く終わらせてこの子と話したいのよ。」

 

「どういう事だ?」

 

「…私がセラフォルーから実質プロポーズに近い事を言われてね…断ったんだが…」

 

「…あの見境無く声掛ける奴が本気でねぇ…変われば変わるもんだな…」

 

「…勘弁して欲しいよ…あいつ含めて三人、いや、四人から好意を向けられてるんだ、私は…」

 

今更になってライザーからも好意を向けられてる事を思い出す…結局私が携帯を壊した日でさえ、特に連絡は無かった…身内では無いので今持ってる携帯にあいつの番号は入っておらず、私も番号を覚えていないので連絡は取れない…最も、私から取る気は無いのだが…

 

「おいおい…一人忘れてるぜ?」

 

「誰…お前な…」

 

笑顔で自分を指差すアザゼルを見て溜息をつく…というか…

 

「お前本気だったのか?」

 

「あのなぁ…俺は最初から本気でお前を口説いてるんだぜ?」

 

「テレーズは「姿は同じでも別人だろ?お前はしてくれないから一回くらいして欲しくて約束はしたがな」「一回だけだからね、テレーズは私を選んでくれたから♡」「へぇ…そいつはめでてぇな…じゃあお前、子供作りたくねぇか?」「えっ!?出来るの!?」……」

 

私をスルーして盛り上がる二人に溜息をつく…溜息をつくと幸せが逃げるとは言うが、私は今、現在進行形で不幸な気がする…あっ…

 

「アザゼル…」

 

「ん?どうした?」

 

「お前に言い忘れた事があってな…」

 

「何だよ…嫌な予感しかしねぇんだが…」

 

「この後ヴァーリが裏切る。」

 

「もっと早く言えよお前!?」

 

アザゼルが怒るのも無理は無い…今ちょうどヴァーリが放った物と思われる光弾が飛んで来ているからだ…

 

「…アレ食らったら私たちでもやばくない?」

 

「アザゼル…結界を貼れ、今すぐに」

 

「ざけんな!?」

 

そして光弾は私たちに直撃した。

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