これからの事を考えつつ、クレアをオーフィス(あいつ睡眠取るのか…?)と一緒に寝かしつけてから私はある事に気付き、私はまたテレーズとオフィーリアの部屋を訪れていた…
「…で、今度は何だ?」
「オーフィスの事なんだが…」
「…引き取ったのは良いが、今の状態だと昼間は結局部屋に一人になる、か?」
「……」
私も黒歌も働いているし、クレアとアーシア、それから小猫と朱乃は学校…普段は家にいるセラフォルーも今は出張中…不味い…非常に不味い…
「…寧ろ、何時気付くのかとオフィーリアと話していた所だ。」
「いや…さっきはそれが最善だと思ったんだが…」
「…そもそもあの子、お飾りとはいえ今は一応渦の団の首領なのよね…間違い無く取り返しに来ると思うわ。あの子が何も考えずに一人で戦ったらこのマンション無くなるわよ?」
「それで済めば良いがな…最悪この付近一帯が更地…いや、それ以上の被害が出るかもしれんな…」
「…つまり当面は最低でも私たちクラスの人間が残るべきだと?」
「いや、私は今戦えないからな?」
「というかこっちを巻き込まないで欲しいんだけど?」
「そこを何とか…!」
「オフィーリア?」
「冗談。クレアの妹になるとはいえ、あの子にそこまでする義理無いわよ。」
「……」
「こっちはてっきり、諸々どうにかする自信あって引き取ったんだとばかり思ってたがな。」
「…無茶言うな…もう渦の団に所属してる奴の名前もろくに出て来ないんだぞ…」
「…記憶なんて一番当てにならないだろ?今のお前の様に忘れたりするしな。どうしてメモを取っておかなかったのか甚だ疑問なんだが?」
「いや…それは…しかし、お前らは私が話した内容は覚えてるだろ?テレーズは私と記憶を共有していたし…」
「…確かに私も聞いたけどね…こっちや、サーゼクスたちに話した情報も微々たるものよね。というか…既にあの時の時点であやふやだったわよねアンタ。」
「ちなみにお前から共有した記憶なら既に虫食いだらけだったが?良くアレでどうにかなると思ったな…」
「……」
「話が逸れたな…で、オーフィスの事はどうするんだ?」
「…取り敢えず明日からしばらくの間…オフィーリア、お前一人になるが仕事を任せても良いか?」
「……別に、出来無くは無いけど。」
「何だ?」
「いやね、さっきまで二人で話してたのよ、こっちにオーフィスを預けるつもりじゃないかって。」
「……実を言うと浮かんではいたな…ちなみにそっちで頼んでたらどうしてた?」
「……オーフィスの生活費を入れてくれるなら受けてはいたな…」
「……いくら取るつもりだったんだ?」
「…さぁな。結局お前は頼まなかったんだから良いだろ。」
「…で、明日からしばらく私一人で行けばいいのね?…で、何時まで?分かってると思うけどずっとじゃ困るわよ?テレーズが心配だし。」
「アザゼルも成長が異様に早い事以外何も分からないらしいからな…ハッキリしてるのはもう何時産まれても可笑しくないと言う事だ。」
「…二週間…いや、一週間くれ。」
「ふ~ん…分かった、一週間ね…あっ、先に言っておくけどテレーズに何か起きたら帰るからね?」
「いなきゃいないで放置になってる仕事だからな…良いんじゃないか?」
「……」
「おっと…お前は困るよな、書類が溜まる一方だし。」
「産まれた後は悪いけど仕事どころじゃないからね、後はアンタがどうにかしてね…それで良いかしら?」
「…分かった…その条件で明日から頼む。」