ネタ帳   作:三和

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メジャーネタにマイナーネタを合わせてみる


ソードアートオンラインの世界にソウルシリーズのヴォルドファンを転生させてみた

「ヴォルド!そっち行ったぞ!」

 

リーダーの声を聞きながらこちらに向かって来るMobを手に装備したカタールで連続で切りつける

見た目は型もクソも無いだろうが実際は俺としては今まで何度もなぞった動きをしている

 

「すまねぇヴォルド!一体逃しちまった!」

 

仲間の声に反応し俺の背後から突進して来る敵を振り向きざま左のカタールで切りつけ叩き落とす

 

「何やってんだ!バカヤロー!ヴォルド大丈夫か!?」

 

リーダーに向けて右のカタールを左右に揺らし問題無いとアピールする

 

「ヴォルド!ワリィ!」

 

さっきと同じようにそいつに向けてカタールを左右に振る

 

「良し!一気に片付けんぞ!」

 

リーダーの声に反応し俺はペースを上げる

カタールは威力が極端に低い

手数を稼いで無理矢理ダメージを与えつつ目の前のMobを屠っていく

 

「よっしゃ!こいつでラ、ス、ト、だ!」

 

最後のMobがリーダーの攻撃で破砕音を立てて消滅していく

 

「…ふぅ。何とか片付いたな」

 

「ヴォルド、さっきは悪かったな」

 

律儀にまた謝ってくる仲間に俺は問題無い。気にするな。とメッセージを送る

 

「全く気をつけろよ、ヴォルド、キツかったらいつでも言ってくれよな。お前動きまくりだからなあ。ダメそうだったらこっちがちゃんとフォローすっからよ」

 

俺は了解。と今度はリーダーにメッセージを送る

 

「行くぞ。とりあえず今日中にもう少しマッピングしておかないとな」

 

リーダーの先導で再び探索に戻る

 

そして俺は彼らの一番後ろを歩きながらなんとなくこの世界に来るきっかけを思い起こして

いた

 

俺は前世の記憶を持っている

いわゆる転生者って奴なんだろう

この世界が何らかの創作物の世界なのかは知らないが

 

前世では俺は身寄りも無く孤児院で育ちある程度の年齢まで行ってから孤児院を出た

 

当然高校なんて行ってない

そんな俺に出来るのはせいぜい職人見習いといったところ

 

そして日々頑張っていた俺の悲劇の始まりはあるものにハマった事だ

ある日フラっと入ったゲーセンで見つけた物、それは格闘ゲームだった

 

実はゲーセンに入ったのも初めてだった俺はすぐ虜になった

 

そして俺は人生を自分で台無しにした

ゲームにハマり過ぎて私生活はガタガタになった

毎日のゲーセン通い、家に帰ってからもゲーム、気付けば生活費はすぐに底を突く

 

給料は割と良かったから真面目に働いてれば巻き返せたんだろうが

夜も徹夜でゲーム、しかも食事もほとんど摂ってないし、風呂も入ってない

精彩を欠いた俺は問題を起こしすぐにクビになった

 

ボロボロの中俺が覚えてる最期の記憶はなけなしの金を参加費として払い店員やギャラリー、対戦者がドン引きする中地元のゲーセンの格闘ゲームの大会にエントリーし結果見事準優勝し、その帰りに力尽き倒れ込んだところまでだ

 

……恐らくあの後俺は死んでしまったのだろう

 

 

次に気付けば俺は赤ん坊の姿で病院にいた

今世ではちゃんと両親がおり俺は少し過保護じゃないかと思うくらい愛された

しかも親はかなり稼いでいるらしく大抵の物は買ってもらえた

 

さすがに申し訳無くなった俺は勉強に打ち込み親に少しでも恩返しをしようと頑張った

 

そんな俺を心配したのか親は俺にナーヴギアと話題のVRゲームソードアートオンラインをプレゼントしてくれた

 

俺は親に気を遣わせた事に気付き更に落ち込んだが幸い俺はまだ高1

別にゲームをしててもほどほどにすれば問題無いだろうと親を安心させる為に喜んで受け取った

 

……この時は思わなかったんだ。まさかリアルに帰れなくなるなんて……

 




主人公

転生者。ただし別に特典は貰ってないしそもそもソードアートオンラインを知らない
存在しなかったのか本人がたまたま見かける事が無かったのかは不明
前世で死亡した後ソードアートオンラインの世界にそのまま転生した(死因は衰弱死)

前世では親がおらず孤児院育ちで高校も行けなかったが今世は割と裕福な家に誕生
優しい両親の為に心を入れ替え勉強し見事進学校に入学した

今世では真面目な人柄故か友人も多い

ソードアートオンラインでは前世で好きだったソウルシリーズのヴォルドロールをしている
ギルド風林火山に所属。

メッセージやジェスチャーで会話してるのは実はロールプレイではなく出産の際に声帯を損傷
今世では生まれた時からほとんど声を出した事が無いためゲーム内では恐らく話せるのだろうが意思疎通をリアルでは筆談やジェスチャーで行っていたためそれが癖になってしまっている
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