ネタ帳   作:三和

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ハイスクールDxDにクレイモアがいたら216

「さてと。あちらが遅れてるのはある意味、都合が良いかな。」

 

「……どういう事だ?」

 

突然そんな事を言い始めたサーゼクスに私は聞いた。

 

「…テレサ、君の服装だが「不味いか?」…君は一応この学園に雇われているからね、普通に会うだけならまだしも今回の場合は少々ね…」

 

黒歌に続いてこいつにまで言われるか…

 

「……生憎だが、私はこういうのしか持ってない。」

 

そう言うとサーゼクスが笑った…何なんだ、一体…?

 

「そう言うと思ったよ。隣の部屋でグレイフィアが待ってるから行ってみてくれ。」

 

「…行かなきゃ駄目なのか?」

 

笑顔のまま頷くサーゼクスに溜め息を吐く…やれやれ…

 

「そういう訳だ、少し行って来る…」

 

私は黒歌とオーフィスにそう伝え、理事長室を出た…私に何をさせたいのか知らんが、客が来るんだ…それ程時間はかからんだろう…

 

 

 

「待ってたわ。早速だけどこれに着替えて。」

 

「おい、何だこれは?ちょっと待て!おい!」

 

私はグレイフィアが寄越して来た紙袋を突き返そうとしたが、グレイフィアは受け取らず部屋を出て行く……参ったな…本当に着替えなきゃいけないのか?

 

「仕方無い…ん…?これは…」

 

 

 

 

「テレサ、終わったかしら?」

 

「ん?ああ。」

 

数分後…ノックをして、声をかけて来たグレイフィアに返事をする…ドアが開いた。

 

「…似合ってるわよ、テレサ。」

 

「…堅苦しいのは苦手なんだが、な…」

 

私はグレイフィアに背を向けると、わざわざ用意したのか、それとも元々あったのか分からないが、振り向いた先にあった鏡で自分の姿を改めて確認する…

 

「てっきり婦人用だと思っていたがな…」

 

私が着てるのは一見すると何処にでもありそうなビジネススーツだ…だが…

 

「下はズボンでネクタイ付きか…」

 

「貴女、女性物じゃ着たがらないでしょ?」

 

「確かにな…あまりこういうのは好きじゃないが…悪くは無い…いや、寧ろ上出来か。着心地もこういう系統にしては中々だ。」

 

私がそう言うとグレイフィアが笑顔になる…何だ?

 

「それはそうでしょうね。それ、オーダーメイドだもの。」

 

「……そうなのか?」

 

「ちなみに用意したのは私じゃなくてサーゼクス様よ。そのスーツはプレゼントするそうだから、そのまま持って帰って。」

 

「……」

 

そりゃあ私のサイズに合わせて作ってるんだから、私が持って帰らない訳にいかんだろうな…何もそこまでしなくても…

 

「サーゼクス様は貴女の事を家族だと思ってるわ…家族に服をプレゼントするのは普通の事だと思わない?」

 

「人の考えを読むんじゃない…」

 

全く…ん?

 

「グレイフィア、少し気になったんだが…」

 

「何かしら?せっかく服装を整えたんだし、髪も纏めたいんだけど?」

 

「……私はサーゼクスにサイズを教えた覚えが無いんだが…」

 

「あら?そうなの?」

 

「不思議そうな顔をするな…普通親子でもなければ、夫婦でもない関係性の男にサイズは教えないだろう?」

 

「…そう言われてみれば…」

 

「…まあ、後で聞いてみるさ…」

 

別に知られたからって減るもんじゃないからな…

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