『…で、こんな時間に何の用かな?…テレサ。』
「…お前にとっては真昼間みたいな物だろう?サーゼクス。」
三人を何とかあしらった後(眠ったと言うか、半分気絶に近い)結局暇な私は夜中である事を一応気にしつつも、サーゼクスに電話をかけてみた。
『…そう思うなら忙しいのも想像がついたと思うが…結局何の用なんだ?』
「…目が覚めてしまってな…暇潰し……切るのは待ってくれ、何もそれだけの為に電話した訳じゃない。」
『では、何かな…?』
「…松田、それに元浜…これらの名前に聞き覚えは?」
『…もちろん有るよ。有名だからね、悪い意味で。』
「…なら、やっぱり苦情はお前の所まで届いてるんだな?」
『…来ているね、生徒はもちろん、教師や保護者からも。』
「…だったら何で退学させない?あの二人のやってる事は普通に犯罪だぞ?」
『……』
「お前らには人間の法律など関係無いのかもしれないが『そうでも無いさ、基本的には遵守しているよ、こうして人間界で活動している訳だからね』では、何故だ?」
『…逆に聞きたいんだが、何故今になってそんなに気にするのかな?』
「…前から気にはしていた。面倒事に首突っ込みたくないから黙っていただけだ…そもそも連中に関わる事こそ多いが私は教師では無いからな…私が言う事でも無いと思っていた…ただな…」
『ただ?』
「今回の一件で思ってしまったのさ…あいつらの存在は害にしかならない。…オフィーリアの話を聞いた時に感じたんだ、あいつらがいる限りあいつがまともに学園に来れる訳は無いとな。」
『…何も知らない彼らがいつものテンションで振る舞えば彼女に影響があるか…』
「そういう事だ、もう一つ聞くが、どうせお前そこまで考えてなかったんだろう?」
『……』
「都合が悪くなったからって黙るなよ。男としてあいつらの行動に思う所があるのかもしれないが、それで済まされる話じゃないだろう…一回や二回ならまだしも、あいつらの場合は度が過ぎてる。」
『…確かにね…』
「さっさと追い出せ…それとも何かあるのか?」
『どういう意味かな?』
「…元はあの二人+兵藤がいた…最近は比較的まともになって来ているし、そもそも今のあいつはリアスの眷属だ…だから放置するのは分かる…だが、あの二人を置いておく必要は無い筈だ…何かあるのか?あの二人に罰を与えられない理由が?」
『…そんな物は無い「なら、とっとと追い出せ」…何もそこまで…』
「ふざけてるのか?お前は甘過ぎるぞ。」
『……』
「あいつら覗きだけならまだしも盗撮もしているからな…悪用されたら終わりだぞ?」
『…分かった、検討しよう…とは言え、手続きの問題もあるし、いきなり退学には出来無い…そのくらいは分かってくれるね?』
「ああ…その返事が聞けただけで十分だ…これ以上、無茶を言うつもりは無い。」
『…では、切るよ…』