ネタ帳   作:三和

339 / 837
ハイスクールDxDにクレイモアがいたら247

「そう言えば何で「何でクレアとアーシアを連れて来ようと思ったの…か?」……そうにゃ。」

 

言おうとした事を遮られた上、先回りして言い当てられた為か少しムスッとする黒歌に私は思わず少し笑ってしまった。

 

「ククッ…いや、そう怒るな。長い付き合いなんだ…お前の言いたい事など大体分かるさ」

 

「……それで?私の質問に答えてないにゃ。」

 

「…あの戦いを見たら分かっただろう?ライザーも実力を伸ばしてるんだ、恐らくあまり酷い事にはならないだろうと思ったのさ…」

 

ライザーの最初の攻撃はカウンターできっちり返すつもりが見えなかった……テレーズやオフィーリアには恐らく見抜かれているだろう…この後お小言を貰うかもな…

 

「ちなみに今まではどんな感じだったにゃ?」

 

「……聞きたいのか?」

 

「……大体分かったから遠慮するにゃ…」

 

「その方が良いぞ。」

 

いや、初めの頃は本当に酷かった…ほとんどあのレーディングゲームの時の焼き増しだったからな…その癖、私自身の格闘の技量は上がって行ったからだんだん私は傷を負う事が無くなるし…う…さすがに少し吐き気がして来たな…私は耐性のある方だが、毎回毎回ああ言うのを見せられていればさすがに精神的に来るものがある…

 

「…顔色悪いわね…今日は出かけるの止める?」

 

「大丈夫だ、気にするな…それだけあいつのやられっぷりが酷かったと言う事だ…大体、今日は中止には出来んだろう?私たち全員が休みを取れるなんて滅多に無いんだからな…」

 

少なくとも私と黒歌は比較的容易に休みは取れるが現役の魔王の一人である上、外交方面を担当するセラフォルーはアレでも非常に忙しい立場にある…普段は多少無理をしても私、引いてはクレアとアーシアと過ごす時間を取っているが一日休みを取るのは難しい…

 

逆にあいつが休みを取れても私はテレーズが体調を崩せば、オフィーリアが仕事に出れない以上は出なきゃならんし(ま、出るか出ないかは私の自由だが出ないと嫌がらせの様に片付けなきゃならん書類が増える…)黒歌は喫茶店のウェイトレスと言う事もあり、店が忙しい時期はさすがに出なきゃならん…そもそも聞けば黒歌も自分の店を持ちたいと言う夢があるらしいから、出来るだけ出るに越した事は無いだろう…

 

「具合悪いなら、無理しなくて良いのよ?休みなんていつでも「私やお前はまだ良いが…セラフォルーは取れないだろう?」あー…」

 

「あいつはあいつで…無理をしてまで私たちとの時間を作ろうとしてるのに無下には出来んさ…たまに私たち二人が家にいられない時は強引ににでも家でクレアとアーシアの相手をしてくれる程だしな…それ以上にクレアとアーシアにあまり我慢をさせたくは無い…」

 

「あの子たち、いつも全然ワガママ言わないものね…」

 

「そういう事だ…ま、今回連れて来たのは本当はまた違う理由だがな…」

 

「その理由って?」

 

「…私たちの様なモノと一緒に過ごす以上、結局戦いとは無縁ではいられない…という事さ…大体、今日だってライザーがコレが殺し合いでは無く、あくまで試合である事を意識して引き際を弁える様になったから言い様なものの…あのまま続けていたらお互いにそれなりに傷付く事にはなっただろう…治るとは言え、な…」

 

「それは…あんたがもう止めるって言えば良いんじゃない?…まだまだあんたの方が格上みたいだし。」

 

「若手だからって簡単に花を持たせる気は無いよ、私は。」

 

「相変わらず負けず嫌いね「だが、それ以上に」え?」

 

「私がわざと負けを認めたところで…どうせあいつは反発してしつこく挑んで来るからな…ある程度はこっちもまともに付き合ってやらないと終わらん…」

 

「なるほどね。」




「ところでしつこいって…ベッドの上でも?」

「……生憎お前らよりはずっと淑女だよ。」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。