ネタ帳   作:三和

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ハイスクールDxDにクレイモアがいたら253

「結局、白音には言うのにクレアに言わないのね…」

 

「そうジト目を向けるなよ…さっきも言った通り何れは言うさ…」

 

小猫が部屋に入ってすぐに黒歌からそう詰られた…

 

「そう言えば朱乃ちゃんとセラフォルーにはあっさり言ったわね…」

 

「セラフォルーはアレで口の固い方だし、サーゼクスが知ってる以上、何処かで知っても可笑しく無いからな…最も、あいつも悪戯に口に出す事は無いだろうがな…」

 

「朱乃ちゃんは?」

 

「……お前やセラフォルーが知ってて、自分が知らないってなると後で知られた時が絶対にめんどくさい…」

 

「あー…」

 

その言葉と共に黒歌がこめかみを押さえた。

 

「あいつ、学園が休みだと割と家にいるよな?私がいない時は家でどうしてる?」

 

「…基本的には良い子よ…基本的には、ね…」

 

黒歌の疲れた顔がそれ以上聞かないでくれと、口にしなくても雄弁に語っていた。

 

「ま、言いたくないなら良い…」

 

「そうして。」

 

そう言って口を閉じ、黒歌が私を見詰めて来る…何だ…?

 

「どうした?お前も寒いだろ?戻ったらどうだ?」

 

「あんたは戻らないの?」

 

「ああ。もう少しいる…飯もまだ出来無いだろうしな。」

 

「…偉そうに言ってないでたまにはあんたもやったら…?」

 

ふむ…

 

「感謝してないわけじゃないさ…そうだな、明日の担当はお前だったか?」

 

「え?そうだけど…」

 

「明日の朝と夜は代わってやろう。」

 

「……」

 

「どうした?」

 

「いや、別に私は有難いから良いけど…本当に良いの?」

 

「自分から言ったのに撤回はしないさ、最も人数も多いし、私では簡単な物しか作れないからあまり期待されても困るが。」

 

「…そんな事気にしなくて良いわよ。」

 

「ん?」

 

「あんたが作ってくれるってだけで皆喜ぶわよ。」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、もちろん私もね。」

 

「そうか…取り敢えずそろそろ部屋に入れよ。」

 

「…ふぅ、分かったわよ…あんたも早く戻って来るのよ?」

 

「ああ。」

 

 

 

「ふぅ。」

 

何となくその場に座り込み、息を吐く…

 

「疲れた…」

 

正直今日のアレは心臓に悪過ぎた…まさかまた今になってクレイモアに会うとはな…しかも、よりによってオフィーリアと因縁ある相手が…いや、良い方に考えるか…あの性格だ…オフィーリアと因縁ある相手なら腐る程居そうだし、たまたま原作知識で知っていた相手だから対処も出来た…ましてやミリアは性格そのものはかなり真っ当だ…仮にオフィーリアより危険な相手だったら…

 

「仮定に意味は無いか…」

 

と言うかこれ以上考えたくない…ミリア以外の二人は性格的に厄介だし、下手すると増えそうだ…それは非常に困る…ま、この程度で済んで良かったと思うべきなんだろうな…ふぅ。さて、戻るか。

 

「よいしょ…ん?…フッ、私もすっかり緩くなってしまったな。」

 

私は立ち上がると部屋のドアを開けて中に入った。

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