ネタ帳   作:三和

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キリトがスターオーシャンの世界に転生した13

「…!ミリーたちが来る…!キリト…!」

 

「…ああ、分かってるさ。」

 

「…世話かけるな。」

 

「…そう思ってんならさっさとミリーに告白しろ。何で、毎回人の、それも男の恋愛事情を聞かなきゃならないんだか。」

 

「おいおい、今はそんなの関係無いだろ。」

 

二人で笑う。…今、俺は笑えてるのか…?

 

「…ドーン!?……何してるの?」

 

やって来て早々、呆れを通り越して完全に怒ってるミリー。…連れてこられたラティは意味が分からないのかポカンとしてるぞ…。

 

「…どうしたんだミリー?そんなに血相変えて?」

 

白々しくもミリーにそう話しかけるドーン…。

 

「何言ってるの!?さっきドーンが…!ほら!キリトも見たでしょ!?」

 

俺に振ってくるミリー…そんなに視線送らなくても分かってるさ、ドーン…

 

「…このお騒がせ馬鹿ならこの通りピンピンしてるよ。ちょっと立ちくらみがしたんだとさ…大丈夫だろ、多分。」

 

「おう!俺は元気だぞ!」

 

「…全く。ミリーが凄い焦って呼びに来るから何かと思ったよ…心配したんだぞ?何も無くて良かったよ……」

 

「そうよ!本当に人騒がせなんだから…!」

 

「悪い悪い。それよりラティ?メトークス山の頂上にある薬草を取りに行こうぜ!ミリーの親父さんを助けるんだ!」

 

「…ああ、あれならクールの北か…分かった、行くよ。キリト、ミリー?準備は良いか?」

 

「…寧ろこの中で支度が出来てるか一番不安なのはお前だよ、大丈夫なのか?」

 

「…うっ。…ああ、大丈夫だよ。行こう。」

 

 

 

ミリーを後ろに下げ、ラティ、ドーンと歩く……ミリーはさっさと行きたがっているがメトークス山は多少人の手が入ってるし、頂上への道のりはそう長くは無いものの険しい事には変わりない。…フェルウォームの相手もしなきゃならないし体力は少しでも温存した方が良い…。

 

 

 

クール村を出る直前…

 

「ミリー、親父さんに会っていくか…?」

 

俺はミリーに聞いた。

 

「ううん。お父さんに見つかったら怒られちゃうから…」

 

「それもそうか。」

 

俺たちはクール村を出た。

 

 

 

メトークス山の入り口で一旦足を止め確認する…。

 

「良いか?奴らは手強い、間違っても侮るなよ?囲まれたりもしないように気をつけろよ?後、奴らの卵は孵化したら大変な事になるからな…絶対にくっつけたままにするなよ?」

 

奴らは襲った生物に自分の卵を植え付けてくるんだ。本当に厄介な生態だよな…。

 

「…それは分かったけどさ、キリト?お前、何かやけに詳しくないか?」

 

「!いや、その…」

 

しまった!?

 

「…キリト、お前ここに来た事あるな?それも一人で。」

 

ドーン!?お前の事黙っててやってるっていうのに…。そこは気付いても口に出さない所だろ!?

 

「…キリト…ちょっとそこに正座。」

 

「…いや、急がないとまず「正座。」…はい。」

 

あっちでもそうだったけど…やっぱり女子は怒らすと怖すぎる…!

 

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