「…何故赤飯が来るんだ…?誰が頼んだんだ…?」
「…誰も頼んでねえっての。サービスだろうよ…。」
「…サービス?」
「…お前らにな。」
「…どういう事かね「言わなきゃ分かんねぇか?」…まさか…!」
「先に言っておくが、俺は別にお前らの関係をホテル側に言ってはいねぇ。」
「僕も否定するよ。」
「私もそんな事はしておりませんわ…。昔ならいざ知らず、今はリンもシェロも大切な友人ですから。」
「もちろん私もですよ、先輩。」
「…では、何故「そんなに言って欲しいのか?…そもそも俺らは似たような経験有るから雰囲気で分かるが…俺たちと違ってお前ら一般客室だろ?ランクの高いホテルとは言えラブホテル並にダダ漏れじゃなくてもそこまで壁が厚いわけでもねぇだろ。少なくともしてる最中の声は多少響いてたんじゃねぇか?んでもってそれだけ初々しい雰囲気出してりゃあ昨夜ようやく結ばれたカップルだと判断出来るだろうよ…。」……」
「…しかし、何故わざわざこんなサービスなど…」
「お前昨日何したか忘れたか?普通こんなデカいホテルでこんな下世話な事しねぇだろうけどよ、あれだけやらかしゃあここのシェフ共は尊敬半分、やっかみ半分みてぇな心境になるだろうよ。つまり純粋に祝っているのであり、嫌がらせでもあるんじゃねぇのか…?」
まるで奴の言葉を肯定するかのように忍び笑いが聞こえる…と言うか他の客も…
「…こういう事を言うのね…穴があったら入りたいって…」
「…好き好んだ者同士がずっと抱えてたものを吐き出す勢いでヤりゃあデケエ声も出んだろ、気にすんな。」
「…あんたに慰められるなんてごめんよ…」
「そりゃ失敬。」
「…ストレートに言うのは相変わらずとして…揶揄ったりしないのだな…」
私は意外に思っていた。この男の事だからてっきり全力で弄りに来ると思っていたのだが…
「そんなに外道じゃねぇよ。…てか俺は寝不足なんだよ、そこの色魔がしつこく迫ってきたんでよ…」
「そんな色魔だなんて人聞きの悪い。私は貴方に好意をぶつけてるだけでしてよ?」
「…言葉ならまだしもお前、何回裸のまま俺のベッドに入って来やがった…?この痴女が。」
「私は貴方にしかしませんわ。」
「どうだか。少なくとも衛宮にはしたんじゃねえのか?」
私に振るな…答えられるわけ無いだろう。
「ノーコメ「私も聞きたいわ。そこの所をゆっくりと、ね…」……」
何故ルヴィアでなく私をそんな目で見るのだ凛…私は悪くないだろう…。
「気になります?ご想像にお任せしますわ。」
何故そこで意味深な事を言うのだ!?
「お前の性遍歴に何か微塵も興味ねぇよ。…まっ、どうせ耳年増だろうけどな。たくっ。いい歳してよ…。」
「聞き捨てなりませんわ。では私がどれほど経験を積んだか今から部屋で「しねぇよ。朝から発情すんじゃねぇよ痴女が。」つれないですわね。余計に燃えますわ!」
「士郎?黙ってたら分からないけど?」
「兄さん、飲み込むのが早いですよ?もう少ししっかり噛んで食べてください。」
「桜、お前は僕の母親か…。」
「君たちもう少し静かに出来ないのかね?追い出されてしまうぞ…」