「そう言えば…君が事前に言っていた人物像と合わない気がするののだが…」
「ん?あー…アイツが自殺する可能性があるのは嘘じゃないぜ?ただ、それはアイツが無意識に理由を探してるからって意味だ…死なせたくないのは本当だ…あんなんでも俺にとっては兄貴なんでね…後、聞いた話と実際のアイツの印象が異なるのは説明がややこしくなるから俺がアイツの基質についての話を意図的に省いた。」
「……」
「…こんな所だな。そろそろ戻れよ。」
「分かった「あ、そういやお前…アイツが寝てから来たのか?」そうだが…」
「…なら、一応気をつけろよ?……アイツ、昔から眠りが浅いんだ…多分お前が抜け出したのはバレてるぜ?」
「……先に言われた事のせいもあって…そういう事を改めて言われると警戒する事しか出来ないんだが…」
「アイツの対処は簡単だ…敵対しなければ良い。先ずはわざわざアイツの本性を俺に聞きに行ったと馬鹿正直に言わない事を進めるぜ?…最もアイツに嘘は通用しないがな。」
……面倒な事になった…そう思いながら私は奴の病室を出た。
ドアをそっと開け、病室に入り、ベッドに「長いトイレだったな。」「!?…脅かさないでくれ…全く兄弟揃って…」
「それはすまなかった…ん?アイツに会いに行っていたのか?」
「ああ…私たちはしばらく入院だからな、店の事について「君たちが入院している以上、恐らくは昼間来た彼女たちが代理、もしくは一時的に店を閉める…という事だろう?で、あれば彼女たちが来た時に話すのが普通じゃないか?…こんな夜中にわざわざ君とアイツの二人だけで店の事を話し合う必要があったのか?」…それ、は…」
「と、すまない…仕事柄もあるが、昔からの癖でね…つい、詰問口調になってしまった…謝罪しよう…」
「…いや、構わない…刑事だからではなく昔からなのか?」
「…嘘が嫌いという程では無いんだが…昔からどうも相手の話に気になる所があったりするとツッコミを入れずにいられない癖があってね…いや、すまなかった…」
「先も言ったが構わない…彼女たちに店の事について伝えなくてはならない事をまとめておくのを忘れていてね…明日は朝から来るそうだから今のうちににやっておこうと思ってね…」
「…そういう事だったか…今日は私のせいで有耶無耶になってしまったが、もし今日の時点で聞かれていたらどうするつもりだったんだ…あーすまん…別に答えたくなければ「構わないさ…貴方も当事者だ」そうか。」
……いや、寧ろここで答えないと面倒な事になると私の勘が告げているのだよ。
「その時は仕方ないさ…色々ゴタゴタしていたからな…今日中にまとめておくから明日、また来た時に話すと伝えただけだ。」
「成程…そうか…」
もう質問は無いよな…?やれやれ本当に厄介な人物と知り合ってしまった物だ…