ネタ帳   作:三和

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青い巨星のIS39

今日も私の部屋にやって来る者がいる……暇なのかと思うくらいに良く来るのは…セシリアとか、箒と鈴のコンビの様な実質身内とか、後は…ウチの馬鹿姉とあの事件以来妙な縁が出来てしまったファイルス…

 

他は仕事をサボりに来る刀奈(私が呼ぶまでもなく数分で虚がやって来て連行していくが…ちなみに場合よってはその場で私に仕事を手伝って欲しいと頭を下げる)一夏は基本来ない…変り種だと回数はそう多くないが本音がやって来る事もある(何か話があるわけではなくお菓子を強請るだけだが…あまり菓子作りは得意じゃないんだがな…)アレだけキツい事を言ったのにシャルロットもこれからの事を相談に良く来る(あいつ…もう答えは出てるだろ…)

 

そしてこの面子プラス一人が部屋に良く来る連中だ…その一人が…

 

「それで兄さんは「すまん…ちょっと良いか?」何ですか?」

 

現在は正式に妹となったラウラだ…軍人で無くなり、ISは当然没収…というか、現在も足が動かないのだから操縦自体出来ないのだが…そう言えば…ファイルスはどうやって国から自分のISを分捕ったんだろうな…?

 

「話を遮ってすまないな…それでだラウラ…何で今更私に敬語を使う?…最初はタメ口だっただろう?」

 

所謂試験管ベビーである彼女は最低限の教育を受けたとはいえ、同年代の子どもとは一切触れ合わず、親の様な者も付かないまま軍人になったためか…人生経験が極端に浅い…それを自分なりに気にしたのか、最近は良く色々私に聞きに来る様になった…私に聞きに来るのは彼女なりに千冬がポンコツだと気付いてしまったのだろう…一夏の事は一応兄とは呼んでるもののあまり当てにならないと思っているのだろうか…お陰でこうやって交流する様になって、それなりに時間が経つ…別に私を頼って来るのは良い…彼女は自分なりに一応考えたり、調べたりして…それでもよく分からない時にしか聞きに来ない。……少なくとも都合の良い時だけ弟として私を頼ろうとする一夏よりずっとまともだ…

 

「それは私の副官…いえ…元副官ですが兄なら目上なので敬語を使うものとお聞きしましたので。」

 

……なまじ、ラウラの使う敬語に穴が少ない物だから、言い難いが…

 

「…いや、今更だろう?兄だからと言って必ずしも敬語を使う必要は無い…ラウラの好きな様に話すと良い。」

 

……ラウラの歳の話をすると怪しくなって来るのでそこら辺は暈す…というか、私だってサバを読んでるような物だしな…

 

「…そう言われても…何時の間にか私の中で定着してしまって…もう戻す事が出来ないのですが…」

 

「…ラウラがその方が楽ならそれでも良い…ところで何を聞こうとしてたんだ?」

 

「はい…それで、兄さんは従軍経験があるのですか?」

 

ふむ…。

 

「お前も知ってると思うが、今の日本に兵役義務は無い…そもそも今の私はまだ学生なんだが、どうしてそう思った?」

 

「…立ち居振る舞いや戦闘時の考え方ですかね…兄さんは割と感情に流される事無く戦う事が多いので…普段もそうですけど取捨選択が異常なまでにはっきりしていると言いますか…それが根拠ですね…」

 

……前世で軍人だったわけだから、一応正解なんだが答えなければならないのか?

 

「…私の場合、昔からこうでな…特に理由があるわけでは無いよ。」

 

少し考えた末、私は前世の事は黙っている事にした…私にとっても良い思い出はあまり無いからな…この世界であの頃の経験がかなり役に立ってるとはいえ、あまり話したくは無いものだ…

 

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