「リーファちゃん、スイッチ!」
後ろから聞こえる声を敢えて黙殺し射線も塞ぐ
「ちょっと!リーファちゃん!?」
無視する
私はそのまま相手を攻撃しつづける
集中力さえ切らさなければソードスキルを使っていない私は硬直しない
「いい加減にしなさい!」
私は襟を後ろから掴まれ強引に下がらせられる
「エギルさん、頼みます!」
「おう!任せとけ!」
私はそのまま隅へ連れてこられる
「……どういうつもり?」
「何がですか?」
「……なんで交代しなかったの?」
「……その方が効率が良いじゃないですか。私はソードスキルを使っていませんし」
「……ソードスキルを使っていなくても疲れはするでしょ?」
「……少なくとも私はまだやれました」
「!貴方は……!」
「話はそれだけですか?なら、戻りますね」
これ以上話す事は無い。
私は戻ろうとして……
「リーファちゃん!」
「……まだ何か?」
「……何を焦ってるの?」
「……焦ってなんていません。寧ろそれは積極的に攻略を進めてる貴方の方じゃないんですか?アスナさん」
「……キリト君のためなの?」
「…」
これ以上この人と話す事は無い。
私は戦線に戻った
「……リーファ、もう良いのか?」
「エギルさん。ええ。もう大丈夫です。」
「……そうか。……まあ、その何だ…困った事があったらいつでも店に来い。相談にぐらいは乗る」
「……ありがとうございます。」
行くことは多分無い。
やがてボスは私の攻撃で倒れた
周りの喧騒を無視しアクティベートに向かう
「おい!リーファ!」
「……何ですか?クラインさん」
「……おめぇ大丈夫なのか?」
「……ええ。大丈夫ですよ。問題はありません。」
「……そうか。」
私はそのまま背を向け階段を登りアクティベートを完了させ転移する
そのままホームへ向かわずに食料の買い出しをする
今日は……
「……シチューにしようかな、あっ、そう言えばアレがあったっけ……」
私はストレージを確認しS級食材のラグーラビットの肉のストックを確認する
「……思ったより残ってる。ボス戦も終わったし今夜はご馳走にしようかな。えーと……」
頭の中で他の献立を決めながら買い物を進めていく
空を見るともう夕暮れだった
「……思ったより時間かかっちゃったな……急ごう」
ホームへの道を急ぐ
しばらく移動すると我が家が見えてくる
私はドアを開ける
「ただいまー」
すると奥から黒い服装をした小柄な影が走って来てそのまま私に飛びかかってくる。私はそのまま抱きとめる
「……リーファお姉ちゃん!おかえりなさい!」
私を笑顔で見上げる少年に私も笑顔で言う
「ただいま。キリト君」
何番煎じか分からない立場逆転モノ
キャラ説明は要らないと判断