ボス部屋の入口辺りで待ってくれている風林火山の人の所まで向かう…
「離せ!?我々は攻略に「実力が伴って無いんです。大人しくしてて下さい。」貴様!我々が足手まといだと!?」
……この人、言わなきゃ分からないのかな?
「そうです。…でも足手まといになってるのは貴方のせいですよ?」
「何だと!?」
「貴方が部隊の隊長として未熟だった…だから、犠牲が出たんです。」
「大義の為に犠牲は「貴方の言う大義がどれ程立派な事か知りませんけど…人の死を尊い犠牲なんて言葉で私は片付けたくない。」貴様に何が分かる!?」
「分かりません…分かりたくもない…!人の死を言葉で飾って…!人が死んでるんですよ!?どうして…どうして…!それが当然だと…そんな風に言えるんですか!?」
「煩い!私は「いい加減にしろよ、オッサン!何時まで年下に迷惑かけるつもりなんだ?…さっさとこっちに来い!」何だ貴様!?離さんか!?」
何時の間にかさっき見えた風林火山の人がこちらまで来ていた…名前何て言ったっけ?…思い出せない…
「リーファ。」
「…えと、何ですか?」
突然声をかけられて思わずしどろもどろになりながら答える。…と言うか片手で大柄の上にフル装備のコーバッツさんを…もしかしてこの人結構強い…?
「お前の言った言葉、俺にも届いたよ。俺たちも麻痺しちまってた…人の死を当然の物として…こんな世界だから仕方ないって思っちまってた…でも、それじゃいけなかったんだよな…お前がこのオッサンを守ろうとした時も思っちまってたんだ…そんな奴もう放っておけってさ…。」
「この世界では命は確かに軽いのかも知れません…でも、私はそれじゃいけないって思うんです…HPがゼロになった瞬間にその人はこの世界から消える…遺体も残らない…だけど、確かにその人はそこにいたんです…忘れちゃ…いけないんです…絶対に…!」
ラフコフは潰すと決めてる…もうそのために手を下す覚悟もしてる…だけど、だからって命に関して簡単に考えるようにはなりたくない…それじゃああの人たちと私は何も変わらない…そんなの私は嫌。
「それで良い。正しいのは絶対にお前だ…だからこそもうちょっと周りを見ろよ、人が死ぬのはいけなくて自分は死んでもいいって事にはならないだろ?…そもそもお前はまだ子供で俺たちは大人だ…レベル差が全てと言われるこんな状況だからって見くびんなよ、俺たちを。」
……私は今まで何を勘違いしていたんだろう…?
「…ありがとう、ございます…え~っと…」
……どうしよう?本当にこの人の名前が分からない…
「…ハハハ。別に良いぜ?俺の名前なんて覚えなくたって。」
「えっ?でも「良いから気にすんな。ほら、早く行ってこいよ。…このオッサンは俺が連れてくからよ。」はい…それじゃあ、行ってきます!」
「おう。ぶちかまして来い!」