「心配かけてごめんね…?」
「どうして…」
私が目を覚まして最初に見たのは目を真っ赤にしたセシリアの顔でした…
改めて何があったのかと聞いてみれば、私はセシリアの作ったサンドイッチを食べてそのまま気絶してしまったそうです…うん、確かに屋上の床に倒れ込んだ記憶はあるね…そして幸い、同じ物を食べたけど倒れるまで行かなかった一夏に抱き抱えられ、医務室に直行。
同じく倒れなかった箒は取り敢えず静寐と清香に教室に戻る様に指示をし、放心状態のセシリアを引きずって千冬の所へ…
……事情を知った千冬はセシリアに殴り掛かり、山田先生を含む他の教師総出で鎮圧されたとか…予想以上の騒ぎに私も正直ドン引き…セシリアは別にわざとやった訳じゃないし、何もそんなに怒らなくても……心配されるのは嬉しいけどね…
「どうして…十秋さんが謝るんですの…悪いのは私で…」
「う~ん…そう言われてもね…私も聖人君子じゃないし、わざとなら怒るだろうけど…セシリア、私の為に良かれと思って作ってくれたんでしょう?じゃ、私としては責められないよ。」
と言うか…そんなあからさまに大泣きした後みたいな顔見せられたらもう何も言えないって。
「私、どれくらい寝てた…?」
「今はもう夕方ですわ。」
「あちゃあ…じゃあ私、午後の授業出れなかったんだね…」
「申し訳「あ、ごめん…セシリアを責めてるわけじゃないよ」いえ…悪いのは私で…」
「ほら、もう気にしないで。私が良いって言ってるんだし…」
「……」
そう言ってもセシリアは俯いたまま…もう…しょうがないなぁ…
「じゃ、午後やった授業の内容教えてよ。それでチャラって事で。」
「そんな事で「そんな事って言うけど割と死活問題だよ?そもそも私、二日も授業出てないんだよ?出席の単位は仕方無いにしても、さすがにヤバいんだって」…そう、ですわね…」
ま、事情が事情だし…場合によっては補習受けたりすれば何とかなるかもしれないけど…と言うか私も前世での記憶があるし、ISの知識ならある程度は…本当にヤバいのは普通科目の範囲(この学園一般的な高校よりずっとレベル高いから…ちょっと不安…)
「分かりました…私で宜しければ…」
「うん、頼むね…?」
……セシリアの授業?普通に分かりやすかったよ?問題があるとしたらセシリアがまだ漢字の読み書きが苦手なのが発覚したくらい……うん、一夏に教わって貰おう…もちろん箒も一緒に…と言うか、勉強の後に雑談して行く内に分かったのがそもそもセシリアが日本文化に疎い事(こっちの方が問題かな?三年間って案外長いし…)後、代表を決める際の発言も単に焦ってたからってだけじゃないみたいだね…本人は無意識っぽいけどどうにも日本という国を下に見る癖があるみたい…
……ま、その辺はここに来てる多くの外国人の総意の様も気もするけど。それはそうとこれは…ちょっと不味いね…聞けばクラスの皆にもう謝罪は済ませたみたいだけど、このままにしておくとまた何かやらかしそう…本当にどうしたものかな…