Act,3 爆走VTEC
文はとても焦っていた、それどころか集中力を切らし余裕をなくしていた。それは何故か、それは丁度中間地点に差し掛かった連続コーナーまで遡る。
文はコーナーを綺麗に攻めていた直後、霊夢はイン側に寄せずアウトに寄せコーナーを曲がろうとしていた。そう、霊夢は文を抜きにかかろうとしていたのだ。ガードレールと接触しそうなギリギリな間を通り、後輪が芝生に乗っかっていてもコーナーを綺麗にクリアして行った。
文「なっ…外から!?」
文「ふざけるな、外から行かすかッ!」
文のRはそうはさせないと、必死にアクセルを踏みコーナー曲がったが左コーナーに入った時には先ほど霊夢がやったとおり外から抜きにかかり苦戦を強いられていた。
文「そんなに突っつかれると目障りでたまんないわ!」
ロードスターが後ろに居ることで文はどんどん焦れていった。ストレートに入ると、文のRはどんどんと加速し続けた。そのとたん霊夢のロードスターが離れていく。しかし、コーナーが近づくと文はふと思った。いちいちインに付こうとするから突っ込みが甘くなる、少しアウト寄りに攻めれば進入スピードが上げられると考え文はバックミラーを見た。
すると、霊夢のロードスターはアウト側に行こうとしていた。それを見た文はブロックしようと外側に寄った。その瞬間、文は気づいたのだ。霊夢のロードスターがバックミラーの後ろに映っていないことに。
まさかと思った文は左側を向いた。すると、そこにロードスターが居た。しかし、どうやって細いコーナーを外側から内側に移動出来たのか文には理解できなかった。だが、これだけは理解できた外に行こうとしていたのは見せかけのフェイント、相手が油断している時にイン側に寄りRの横に並ぶ。しかし、文のRは少ししか幅をあけていなかった。だが、霊夢は狭い幅をも余裕に攻めた。片輪は芝に乗りギリギリなコーナリング。コーナーの半分を過ぎると、片輪が溝に落ちジェットコースターのようにコーナーを攻めていった。
文がアクセルを踏むのを躊躇ったが立ち上がりでアクセルを踏み霊夢より先に前に出ようとしていた。しかし、文のRの後輪はホイールスピンしストレートに入った瞬間文のRはスピンして回ってしまった。
文のRがその場に止まり、文はそっと息を吐いた。
文「…負けちゃった、やっぱりまだまだですね…私も。」
幻想峠、頂上。
大神達は文と霊夢の帰りを待っていた。すると黒色のNISSAN SILVIA S14 K'sの後期型が大神達の目の前に止まった。魔理沙はドライバーは誰かとよく見てみると、ルーミアが運転席に乗っていた。
ルーミア「お~、大神と魔理沙じゃないか〜。」
大神「ルーミアか、お前がS14に乗ってるとは思わなかった。」
ルーミア「そーなのだー、前はRも考えたんだけど…コツコツ貯めて350Rみたいなカッコにしようかなと思ったのだ。」
魔理沙「結構弄ってるみたいじゃん、どれくらいパワーでてんだ?」
ルーミア「にとりによると大体260馬力程度だって、下りならなかなか速く走れるよ~。」
魔理沙「ほぉ~、まずまずって所か…S14の最高チューン計画頑張れよ!」
ルーミア「うん、それじゃぁ!」
と言うとルーミアは幻想峠を下っていった。
ルーミアが乗っているSilvia S14は、1965年にNISSAN SilviaのCSP311型が誕生し、美しいフォルムで人々をあっと驚く物にさせたが120万と高く商業的には良い結果を得られず1968年に554台のみで生産を終了した。しばらくして1975年S10型が誕生、初期のシルビアはR型のOHVエンジンを搭載。直列4気筒ながら馬力は90馬力を出した。それと違いS10型のエンジンはL型エンジンを搭載、最高出力は約115馬力を発生させCSP311の乗車定員は2名程のクーペだったが。S10から5名へと増えた。CSP311は4速MTしかなかったものの、S10から5速MTと4速ATが追加された。そして1979年にS110が誕生、エンジンはE型(イグニッションエンジン)が搭載された。さらに1982年にWRCで活躍していたS110のグループBのホモロゲモデルのシルビアが誕生しエンジンはFJ20エンジンを搭載されていた。
形はS10の姿はハードトップであったが、S110からハッチバックモデルが追加された。そして1983年、シルビアS12が誕生。リトラクタブルライトに変更されクーペ型とハッチバック型が現れた。米国仕様は別名200SXと名前がついたが国産として売られたS12と一緒でエンジンの仕様はCA18エンジンのDOHCエンジンが搭載された。FJ20エンジンは自然吸気エンジンとして扱われるようになり、新しくFJ20Tエンジンが搭載されたS12はターボ車として扱われるようなった。登場人気だったスカイラインのDR30エンジンではインタークーラーが追加されており205馬力を発生した。
S12は採用が見送りになり1部世に生産された。
1988年には生産を終了、新たな世代へと受け継げられると同時に1988年にシルビア S13が誕生した。
S13にはS12に搭載されていたCA18エンジンが搭載された。
昔から前輪駆動で生産してきたシルビア、クーペ型とコンバーチブル型が誕生した。出始めの当時はQ'sとK'sシルビアはどれもCA18エンジンだけが搭載されていたが、中期型になるとCA18エンジンをQ'sシルビアに新たにSR20エンジンがK'sシルビアに搭載されていた。
しばらくしてK'sとQ'sシルビアにダイヤセレクションが登場し走り屋達に人気あり、購入する人は少なくなかった。ドリフトがしやすく初心者にはおすすめな車であったが、1993年に生産を終了してしまった。
他にも180SXやシルエイティ、ワンビア等があるがそれは後程。
1993年シルビアS14が誕生した、Q'sシルビアとK'sシルビアなのは変わりないがエンジンはSR20エンジンが搭載された。
前期型はとても丸くあまり人気がなかった。だがしかし、S13と同等な値段で安く買えることから走り屋達にはとても人気があった。後期型にマイナーチェンジ後、人気が増え米国仕様の名前は200SXと240SXと言う名前がついた。そして生産終了と同時に、270Rが台数限りで売られ今ではとてもレアな車だ。ルーミアが乗っているのは後期型のS14のQ'sであった。エンジンは河城にとりという河童にオーバーホールさせ、足回りをHKSに替えマフラーは柿本マフラーに変更されていた。だがQ'sは自然吸気仕様、それなのにルーミアのエンジンには小型のタービンが搭載されたインタークーラーが前置きに置いてあった。
ルーミアが言うには上りにも匹敵するように作ったと言うらしい。
話は逸れてしまったが、1999年にシルビアS15が誕生した。コンバーチブルモデル、シルビアヴァリエッタやターボ車のシルビアが登場した。
Q'sモデルのシルビアとK'sモデルのシルビアは廃止となり、SpecSが自然吸気仕様となりSpecRがターボ仕様車となった。エンジンはSR20エンジンが搭載されており、SpecSは165馬力、SpecRは250馬力だったがそれはMT車とAT車で出力馬力が大きく異なったおりMT車の方が5馬力から25馬力程違いがあった。なお、ヴァリエッタの出力馬力はSpecSの馬力と同じ数字である。S15はサーキットを走る人々にはとても人気があり、ドリフトするには持ってこいな車でもあった。とても人気があったS15は次々と新しくモデルが登場したが、2002年に生産終了となった。しかし、未だにシルビアの人気は絶えず愛好家達にはシルビアを乗り続けている者が多い。今後のシルビア復活に期待が持てる車だと言っていいだろう。
大神(ルーミアか…あいつ"車2台持ち"だったとはな…大人になったルーミアが"あのR"を買ったのか?)
大神(良く考えれば…あいつが霊夢と匹敵する程のテクを持っているとは正直思わなかった。)
魔理沙「大神、何気難しい顔してんだよ。」
大神「ああ…ごめん、ちょっと考え事してたんだ。」
大神が考え事と嘘をついたが、本当は少しガッカリしていたのだ。
ルーミアは本当はなシルビア以外にも車を乗り回していて、その事は紫と南、後は大神以外は知らない。ルーミアが乗っている車はNISSAN SKYLINE GT-R BCNR33のNISMO GT-R LMモデルだった。世界で1台しかない車で走行している所は見たと言うものはいない。NISMO 400RというR33があるが、それよりもっとレアな車だと言える。馬力は400Rより劣るが、約300馬力ありル・マン24時間耐久レースのために製造された1台だ。最低でも同じ車を1台以上は製造しなくてはならないため、ホモロゲ取得用の1台だけ製造された。同一車種の中に4ドアモデルの存在の車両はエントリー除外という理由で4ドアモデルのR33は除外された。そのため、規定をクリアする為に独立車種として生産された事もあり現在では幻のロードカーであった。しかし、市販でアニバーサリーカーとして4ドアモデルのR33が登場した。だが、台数限りで生産終了した。
そのルーミアが533馬力へとパワーアップさせ、足回りを完璧にル・マン仕様に改造されており、そして車高上げ激しいオフロードでなければきちんと走ることが出来、完全に何処でも速く走れることが出来るオールグラウンドカーとなっていた。
幻想郷、連絡通路の環状線。
大神は、自分の愛車のR32に新たにCPMのROMを書き換えたのでちょっとした慣らしをしていた。大神のR32には大神が持っている刀の力を少し加えており、
なので、大神以外はエンジンを掛けることすら出来ないのだ。
エンジンを掛けようとしても、エンジンが掛からず全く動かないのだ。それどころか、ボンネットを開けエンジンを弄ろうとしようとしても激しい頭痛に見舞われ弄ることすら間がならない。ただ、助手席に乗り見ることは出来るが、エンジンを見ることは出来ない危険な車である。R32の挙動はグループA時代の動きとほぼ似ており、他のドライバーが動かせたとしても事故だけは間逃れない。誰も制御することも出来ず、大神以外はとてもじゃないが手が出すことは出来ないらしい。そんな車を大神は運転をしている。
すると、後ろから甲高い音が聞こえ大神はバックミラーを確認した。そこにはR33 GT-Rがおりパッシングをしてきた(パッシング:点滅させること、煽ってパッシングをする時はバトルサインを意味する)。
大神「…R33か、今の馬力は400ちょっとあるし遊んでもバチは当たらねーだろ。」
大神「ちょっくら遊んでやるよ。」
といい、アクセルを踏んだ。しかし、そのR33は大神のR32の倍速くストレートであっという間に置いてかれてしまった。
黒色のR33のドライバーはルーミアで大神はどうしてそんな車もってるんだと聞くと買ったのよと言った。大神は大人のルーミア(暴走ルーミア)の事をよく知っていたが、まさか黒のR33でLMを乗っているとは思わず驚きを隠せなかった。だが、ルーミアはS14Q'sに乗っており普通のルーミアと大人のルーミアと比べると似ても似つかない。あのR33を運転出来るほどのレベルがあると流石に厄介だと大神は確信した。
次の日、大神は霊夢の神社に行き霊夢の車のエンジンを見ていた。
霊夢「私のロードスターなんて見て、どうしたのよ大神?」
大神「いや…今回のR32…余裕だったろ?」
霊夢「ええ、なんか普通に追いつけちゃった。」
大神「でも、今度来る相手は相当厄介なやつかもしれないんだ…例えばルーミアとか…。」
霊夢「ルーミアが強敵だって言うの?」
大神「あ…ああ、あいつ車2台持ちでなS14とR33GT-Rに乗ってるんだよ。」
霊夢「?」
大神「ああ…霊夢はFDとロードスターとGT-RのR35とR32しか知らなかったな。」
大神は写真を見せ、S14とR33の事を説明した。
霊夢は納得し、理解したがルーミアがそれほど強敵とは思えず思わず疑問が生まれた。
だが、そんな事をさせまいと階段を下った先から甲高い音が聞こえた。その音はとてもうるさく、霊夢を困らせた。
下へ下ってみると、そこに居たのは妖精のチルノと大妖精がいた。
チルノ「現れたな、博麗霊夢!」
大妖精「どうも、霊夢さん、大神さん。」
霊夢「何よ…あんた達、バトルなんかしないってこの間から言ってるでしょ?」
チルノ「なんだよ、このアタイが誘ってるんだぞ…まさか負けるのが怖いのか?」
大妖精「チルノちゃんその辺にしといた方が…。」
チルノ「なーんだ、博麗の巫女は腰抜けか〜!」
霊夢「なんとでもお好きに呼びなさい、でも頼まれたってバトルなんかしないわよ…めんどくさいし。」
チルノ「ちぇ…せっかく出し抜けたと思ったのになぁ〜。」
大神「ちょっと待てチルノ。」
大神(…"あいつら"からバトルの誘いも来てるし無視する訳には行かねーから普通ならほっとくけど…もしかしたら"あのチーム"に勝てる材料が生まれるかもしれない。)
大神「異変解決見たいなもんさ、この際バトルしてやったらどうだ?」
霊夢「嫌よ、ガキの遊びに付き合わなきゃ行けないなんて…私も暇じゃないのよ。」
大神「まぁまぁ、そう言わずに…。」
チルノ「ホント、やったぁ!」
幻想郷、紅魔館ガーデンサーキット。
紅魔館の目の前に作られたコース、峠を再現しており対向車線も追加されている。だが、上ってくる車や下ってくる車はおらず、もはや貸切状態。サーキットでもあり、コースを一周する形となる。
高速コーナーが多く、チルノ達にとても有利なコースと言える場所だった。チルノ達が乗っている車は、HONDA CIVIC TypeRのEK9型だった。ホンダの改造にはうってつけの会社SPOONのステッカーにホイールやタイヤの会社のADVANステッカーが貼っており、なんちゃって環状族仕様の車に仕上がっていた。
HONDA CIVICは1973年に誕生した車、ちっちゃなコンパクトカーでかなりの人気を収めた車でありセダン型シビックにも当時はとても人気があった車だ。しばらくして1987年EF1シビック、通称グラウンドシビックまたはワンダーシビックと呼ばれていた。エンジンはB16Aエンジンを搭載されておりほとんどの人はよく知るVTECエンジンを搭載されている。エンジンは普通の直列気筒エンジンではなく水冷直列気筒エンジン、EF型が初となるVTECエンジン搭載車となった。馬力はたったの105馬力しかないが、グループAのレースにも登場しとても人気がある車であり走り屋達には目を引く1台となった。
1991年、EG6という車が登場しVTECエンジンなのは変わらないものの、レースに活躍。走り屋にはとても人気がある車だった。SiSと言うシビックも登場し1995年にはEK型シビックが登場した。
初期はEK4でSiSシビックでは少し変わった車、EK9によく似ているが少し形が違うので勘違いしないように。1997年に登場したEK9 TypeRは足回りとレーシーな走りが出来る車、2000年代にはEP3 TypeRが登場。
エンジンはKA20Aエンジンを搭載された、ますますサーキットで走るのには最適な車でもあった。2007年には、セダン型で発売したFD2が登場。それと同時にHONDA MUGEN RRシビックが登場しシビックはついに200馬力を超えたのだ。FN2シビック TypeR Euroも登場したが、それは日本では台数限定で販売。2010年にはFD2の生産終了し、2012年ではFN2の販売を終了した。
しばらくしFK2、FK8が誕生し、なんと昔から自然吸気仕様前輪駆動で販売していたHONDAはFK2で初となるVTECTurboを搭載。馬力は300馬力を超え、ギアは5速MTから6速MTに変更された。
FK2はハッチバックシビックで4人乗れる車でFFながら安定した走りを見せてくれる。ドイツ北西部にあるサーキット、ニュルブルクリンク。時々民家の人々が国道として使っているコースで、ある日北コースを使ったタイムアタックが行われた。ニュルブルクリンクでのタイムは7:50:063を叩き出し、ルノー メガーヌRS トロフィーRよりも4秒早いタイムだった。その点最高速は約270km/hだが、コーナリングでは安定した走りをしアスファルトのコースならなんでも対応出来る車だ。
FK8はセダン型に変化し、FK2は310馬力程度だったがFK8は320馬力と10馬力アップしたのだ。さらに、良いことにFK8にはコーナーに入った時のアクセル操作を必要としない。なのでシステムが回転数を合わせアクセル操作を必要としないのだ。しかし、シビック TypeRは台数は限定せず通年販売で売られている。だが、FK8は日本ではあまり見たことがない車なのでFK8が走っている所を見かけたら相当ラッキーだと言えるだろう。
チルノはあたいのこのEK9を見てきっと驚愕するだろう、驚けよといい車を並べた。霊夢はあまり気乗りはしなかった。ただ確実に言えることは霊夢は紅魔館ガーデンサーキットを走ったことがない上に、EK9とNA6CEとの差ははっきり言ってかなりある、とてもじゃないが不利な状況。
だが、大神はこう思っていた。
大神(高速コーナーが多いこのコースだが、バンピーに跳ねるコースだ…EK9ならその点は余裕かもしれないが…ロードスターには不利な条件しか揃っていない。)
大神(だが、霊夢達が走るコースは下りだ…途中に連続するコーナーがある、霊夢のロードスターにはそこが勝負の分かれ目だろう。)
ロードスターがチルノのEK9に並びスタート位置についた。
大神がカウントを始めようとした時、EK9はエンジンを吹かした。その瞬間大神の声が聞こえなくなった。チルノのEK9には社外マフラーが着いており、直感型マフラーだったためとてもうるさい。大神はメガホンを持ちカウントを始めた。霊夢のロードスターのエンジン音がEK9のエンジン音
にかき消され、霊夢は少しイライラし始めていた。
チルノ「はっはっは〜、どうだアタイのEK9は霊夢のエンジンをもかき消す環状族仕様なんだぞ〜!」
霊夢(五月蝿いわね…集中出来ないじゃない…。)
大神(うるせ〜…いい音なのに、ここまでうるさいと車検に引っかかるんじゃねーのか?)
大神(全く、もう少し控え目にすりゃいいのに…やっぱり馬鹿だな…音だけ出しても速くはならない。)
大神がカウントをし終え、スタートした瞬間EK9前についた。大神は少し笑みを浮かべそのまま待つことにした。
チルノのEK9は下りのストレートはかなり速く、霊夢のロードスターがあっという間に離されそうになっていた。霊夢は、必死にチルノのEK9に食らいついた。だがストレートが速く話にならなかった。すると第1コーナーに入り、チルノが減速した。
高速コーナーではFFが有利、後輪駆動のFRでは不利ではあるがチルノは何故かブレーキばかり踏んでいる。その瞬間霊夢のロードスターはEK9に追いついた。しかし、チルノのEK9は立ち上がりとストレートが速く再び霊夢のロードスターが置いていかれてしまった。
霊夢は何かに気づき始めた。
霊夢(そうか…そういうこと…。)
霊夢「あの子直線は速いけど、カーブは何故かブレーキをめいいっぱい踏んで…そのあとはブレーキをちょくちょく掛けて少しづつ減速してる…そのせいかよく追いつける…。」
霊夢「多分、チルノのやつビビってブレーキ踏んでるんだ…それはカーブの曲がり方が下手くそだってこと!」
それに気づいた霊夢はチルノの後ろについた、コーナーに入った瞬間チルノは3速でコーナーを曲がったのに対して霊夢は4速トップエンドでコーナーを曲がって行った。チルノが気がつく頃には霊夢のロードスターが追いついていた。
チルノ「何故だ、アタイのEK9が速いに決まってる…同じ1.6Lだけどこっちは316馬力…圧倒的に馬力の差が大きい筈なのに…なんで霊夢がそこにいるんだ!?」
チルノは必死になって霊夢のロードスターから逃げようとした。しかし、霊夢のロードスターは負けていない。霊夢はチルノのEK9を追いかけ勝負を仕掛けた。
チルノは徐々に焦り始め、アクセルと必死に格闘していた。
だが、チルノは何か思いついたのかニヤリと笑いブレーキを踏んだ。しかし、そこはコーナーを曲がっている途中で急ブレーキを掛けサイドブレーキ(パーキングブレーキ)を引き車を横に向けた。
その瞬間霊夢は逃げ道が消え、霊夢もブレーキを必死に踏んだ。チルノが体制を立て直すとチルノは必死に逃げていった。
霊夢はギアを落とすのを忘れていたため速度が一気に落ちてしまった。1速に入れ直すと霊夢はイライラを爆発させ、ついにキレてしまった。
霊夢「ムカついた…わざと危ない事したわね…許さない!」
霊夢「あんたみたいなやつ…絶対に負けない!」
霊夢は死ぬ物狂いでチルノのEK9を追っていった。
霊夢はガードレールを1cm近くまで寄せ、芝生に乗ってしまった。だがそんなのはお構い無し、膨らんでいた芝生があっても構わず真っ直ぐ進み飛んでしまった。しかし元の位置に戻りオーバースピード気味にコーナーを攻めた。フロントフェンダーが当たっても乱れずその反動で逆ドリフトをし始めた。
気がつくと徐々にチルノに近づいていた。チルノはどうなってしまうのか、そして霊夢はチルノ対してどう勝負するのか。
Act,3 爆走VTECをご覧頂きありがとうございます。
2話より面白く書けてれば嬉しいなと思います。
今回は射命丸文とルーミアとチルノが出てきましたが、いかがでしたか?正直な所この3人は車をどうするか非常に迷いました。
文はMITSUBISHI LancerEvolution3 GSRか、NISSAN SKYLINE GT-R BNR32 S-Tuneするか。ルーミアはS14かそのままR33を出すか迷い、結果ルーミアは2台持ちという設定でチルノはEK9に乗っている設定にしました。次回は霊夢がブチギレ、チルノが痛い目を見てしまいます。誤字脱字等があるとは思いますが皆様にわかりやすいように書かせて頂きますのでよろしくお願いします。
あと、引き続きこれが抜けてるなどのご指摘を頂ければ幸いです。中傷コメは禁止ですのでご理解のことよろしくお願い申し上げます。