IS-問題児なオリ主の生活   作:柳命

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 気付いたら一週間も書いてなかった・・・・

※気付いたら投稿した内容の半分以上が消えていた問題発生。
 5/21中に書き直し&タイトル変更。




第27話 再出発ーありがとうー

 

ーside千冬ー

 

 秋風の懲罰房行きが決まった日の放課後、私はその秋風が居る懲罰房へと足を運んでいる。

 

 理由としては担任として、秋風がきちんと反省しているかを確かめる為とか色々あるんだが・・・・ 今回はまた別件だ。

 

「・・・・良いか凰、あくまで面会は今回だけだ」

 

「・・・・はい」

 

 今回は鈴音がどうしても秋風と話したい事があると頼み込んで来て、私はその立ち会いと言う形になってしまった・・・・

 

 本来なら幾ら前日の事件の当事者であっても、懲罰房に入った者への面会など簡単には認めないんだが・・・・ あまりに真剣な面持ちで来おったからな。私の立ち会いの元と言う条件で面会を許可するに至った。

 

 ・・・・断じて、他にも秋風に面会させろと来た者共を黙らせる為ではない。アメリカとかギリシャとかイギリスの代表候補生が五月蝿かったのは確かだが・・・・

 

 そんな事を考えている内に、私達は秋風の居る懲罰房の前へと着いていた。

 

「・・・・秋風、聞こえるか?」

 

『・・・・あん? ちーちゃんか?』

 

 声を掛けて見れば秋風の返事は直ぐ返って来た。

 

 どうやら、寝てばかりと言うオチは無さそうだな。

 

「・・・・どうだ、少しは懲罰房に入れられて反省と言う言葉を理解したか?」

 

『・・・・いやいやいや。事件の最中に何も出来なかった癖に、全く反省の色も警戒心も見えない奴等よりかは反省してんだろ?』

 

「っ!? なんだと貴様ぁ!」

 

『ど~したよぉ? なんでちーちゃんがキレてんだ~? 俺は別に、教師陣とか言った覚えはねぇけどな~?』

 

 こい、つはぁ・・・・! 明らかに私達の事を指摘して来ているな・・・・!

 

 確かに結果だけ見れば教員部隊も管制室に居た私達も、あの事件では何も出来ていなかったかも知れないが・・・・ こいつに言われるのだけは、異様に腹が立つ!

 

「千冬さん。あの・・・・」

 

『・・・・はっ? 鈴か? えっ、なんでこんな所にいんの?』

 

 ぬっ? そうだ。今回は鈴音の立ち会いで来ていたのを忘れてしまっていた・・・・

 

「ん、うんっ! 秋風、面会だ。扉越しになるが、鳳がお前に話があるそうだ。無論、私の立ち会いの元と言う条件ではあるがな」

 

『あぁ~あ、そうかい。・・・・で、どうしたよ?』

 

「うん。ワタシの・・・・ 答えを聞いて欲しかったの」

 

 答え? 一体何の話をしている?

 

 これは少しばかり黙って聞いてみるとするか・・・・

 

 

ーside千冬 outー

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

ーside鈴ー

 

 クラス対抗戦。結局それは謎の襲撃を受けて有耶無耶になったけど、そこにワタシはひとつの目的を持って挑んでいた。

 

 一夏への想い。

 

 それに対するワタシなりの答えを得る為に臨んだ試合だった。

 

 だけど、その答えは・・・・

 

「ワタシね・・・・ もう、一夏のこと諦めた」

 

「っ!?」

 

『・・・・・・』

 

 元々一夏が鈍感なのは分かってた。その上でもう一度、少しはワタシの想いにひと欠片でも気付いてくれると信じてた・・・・ ううん。信じたかった。

 

 ワタシの想いは届かない。気付いてもくれない。それにあの時の、自分の状況すらも分かってなかった。

 

 そう思ったら、ワタシの気持ちはどんどん冷めていくばっかりで・・・・

 

「ワタシの初恋はもう終わり。和也には色々と手助けして貰ったのに・・・・ ごめんね、こんな終わり方で」

 

 ワタシはもう、一夏への恋心を抱いてはいられなかった。

 

 だから、今日まで手助けをしてくれた和也には本当に悪いと思ってる。

 

 どうしたら良いか分からなかったワタシの背中を押してくれた。

 

 クラス対抗戦に向けて、訓練にも付き合ってくれた。

 

 全ては、ワタシの気持ちに答えを出す為に・・・・

 

 だけどそれも、ワタシは裏切ってしまった。裏切ってしまったと、どこか感じてる。

 

『・・・・まっ、良いんじゃねぇか? 決めたのは鈴だし、元々鈴の問題だ。なら、外野の俺がとやかく言う権利はねぇよ』

 

 けれど、和也はそんな風には思ってはいなかったみたい。

 

 顔は懲罰房の扉で見る事は出来ない。だけど扉越しでも、その顔はどこか笑みを浮かべてる様な気がする・・・・

 

『で、ケリを付けたは良いが、織斑一夏とは今後どう付き合っていくんだ?』

 

「あ、うん。今後はただの昔馴染みとして付き合っていこうって思うの。なんだかんだ一夏とは長い付き合いだし、完全に絶交するのは勝手が過ぎるかなって」

 

 そう。一夏に恋心を抱いたのはワタシの勝手。勝手に恋して、期待して、恋心を無くして・・・・

 

 ならそんな理由で、失恋したからといきなり絶交までするのは自分勝手が過ぎると冷静に思うことは出来た。

 

 だから、友人。今後はひとりの友人として向き合っていきたいと思ってる。

 

『・・・・まぁ、そんなもんか。なんにせよ、鈴が決めた事だ。俺はとやかく言わんよ』

 

「うん・・・・ ありがと」

 

『礼を言われる覚えはねぇよ』

 

 ううん、そんな事はない。

 

 和也が背中を押してくれたから、ワタシはもう一度一夏と向き合う勇気が持てた。荒れていた中で、冷静に考える事が出来た。

 

 だから、ワタシの気持ちは変わらない。

 

 和也・・・・ ありがとう。

 

 

ーside鈴 outー

 

 

 




 と言う訳で、鈴の一夏への関係性は初恋相手から友人にまで降格。
 いや、別に嫌うまでの事はさせてないから友人くらいが丁度良いと思ったのよ。そこまで人間関係ドロドロには出来ないし。

 次回辺りで和也は出所まで飛ばすかな~?

 では、ターンエンド。

※エクストラターン

 一度編集して投稿した筈のものががっつり消えてて、書き直しました。

 地味に4000字くらいになってたのに・・・・ 返せ俺の45分。
 ( ノД`)…

 と言う訳で、第27話は書き直しを行いますタイトルも変更しました。変更前に読まれた方々は、忘れて下さい。

 では今度こそ、ターンエンド。

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