IS-問題児なオリ主の生活   作:柳命

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 そう言えばお気に入りが1000件を越えてたよ。

 ヒャッハァー!感謝しか浮かばないぞい!
 (o≧ω≦)o

 ああそれて、最近は感想に多少の返信する様になりました。




第35話 実技演習③ ー操縦講座ー

 

ーside和也ー

 

 山田先生との模擬戦が終った。

 

 いや、軽く言ってるけど普通に厄介な相手だった。別に腕や感覚が衰えてる感じはしないし傲ってないしで、対人戦としてはこの学園に来て一番気を揉んだ相手とすら思えたわ。

 

 鈴もお疲れさん。と、『睦月』を解除しながら鈴に労いの言葉を掛けに行こうとしたら、ピットの方からちーちゃん達が再びアリーナに入って来ていた。

 

 移動早いな。

 

「さて、結果としては押しきられた様に見えただろうが、これで皆もIS学園教師の実力が解っただろう。以後は敬意を持って接するように」

 

 ・・・・・・あっ、そうですか。俺等は舐められがちな山田先生の評価を上げる為のダシに使われた訳ね?

 

 ちーちゃんの筋書きとしちゃあ山田先生が勝つ予定だったんだろうけど・・・・ 悪いな、こう見えて俺は負けず嫌いな性格してんだよ。

 

「ではこれより実際にISを用いた実習を始める。それに当たり、先ずは最初に幾つか班を作る。専用機持ちは全員前に出ろ」

 

 そうちーちゃんに言われアリーナに居た俺と鈴、金髪の他にさっきまで観客席に居た織斑一夏、デュノア、ラウラが生徒達の前に出た。

 

 取り敢えず適当に群がってたら体裁が悪いと、あいうえお順に並ばされる。

 

 俺から右に織斑一夏、金髪、デュノア、鈴、ラウラの順だ。

 

「よし、今後実習ではお前達が班のリーダーになる。6班を作れたので、皆は出席番号順でリーダーとなる奴の前に並べ」

 

 そう言うや、調教された生徒達がわらわらと俺達の前に並び始める。

 

 えっ、待って。わざわざ俺が教えんの? こんな金にもならねぇ事を?

 

「・・・・おい秋風。なんだその不服そうな顔は?」

 

「指導料となる金銭的報酬を要求する。つか、元々ちーちゃんや山田先生の仕事だろう? 押し付けんなよ」

 

 つか、専用機持ちがいないクラスの実習はどうやってんだよ?

 

「馬鹿たれ。馴れてる者が不馴れな者に教える、これもまた生徒としてやるべき事で、自分が指導する観点から学ぶべき事だ。文句を言うな」

 

「じゃあ他のクラスでも俺等みたいに複数人がリーダーやってんだな? 専用機持ちじゃなくても馴れてる奴が」

 

「・・・・・・・・・・」

 

 ・・・・おい、こっち見ろよちーちゃん。

 

 何、そこは知らないみたいな感じに顔背けてんだよ?

 

「・・・・うっ、うんっ! では班に分かれたら話し合いをし、それぞれの班で訓練機を取りに来る様に。訓練機には打鉄を2機、ラファールを4機用意した。早い者勝ちになるからそのつもりで」

 

 あっ、誤魔化したなテメェ!

 

 文句を言うと睨み付けるや、そそくさと山田先生の方に逃げて行きやがったし・・・・ マジで俺等に投げたな?

 

 良いだろう。この借りは近々、ちーちゃんの残業に直結する様な真似で返してやろう・・・・!

 

「お~い、秋風く~ん?」

 

「あ? って、相川か」

 

「そっ。せっかく同じ班になったんだからしっかり教えてよね?」

 

「あっきー、私もいるよ~」

 

 ちーちゃんへの復讐を画策してたら、なんか目の前に相川が居た。ついでにのほほんとか、何人か見知ったのと見知らぬのと・・・・9人くらいの奴等が居た。

 

 えぇ~え・・・・ こいつらに教えんの~?

 

「めんどくせぇ~・・・・」

 

「ちょ! いきなりヤル気下げないでよ~! 秋風君だって専用機持ちなんだから、私達に指導する義務があるでしょ?」

 

 いや、ねぇよ。

 

 それは代表候補生とかそんな肩書き持った奴等だけだろ? 俺にそんな義務はねぇ。

 

 そう言わんと露骨に顔に出してみるも相川とのほほんはどこ吹く風、全く俺の意思を汲み取ってくれない。

 

 めんどくせぇ~。お前等で勝手にやれよ~・・・・ 駄目?

 

 あっ、駄目ですか。話し合いなんかしないで打鉄を借りて来た時点で駄目ですか。

 

 ・・・・次から実技演習はサボろうかな?

 

「ほらほら、ISだって借りて来たんだからいい加減ヤル気出して」

 

「・・・・はぁ~あ。次回からサボろ」

 

 めんどくせぇもん。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

「えぇ~え。ではこれより、『第一回 秋風流操縦講座』を始めます・・・・ はい、適当な拍手~」

 

「わ~」

 

ーーぱっちぱっちぱっち

 

「「「「・・・・・・・・・・」」」」

 

 ノリ悪いなコイツら。

 

 結局拍手してくれたの、のほほんだけじゃねぇか。てか、相川。せめてお前はノレよ。

 

「はい、今回使うのはこの機体。ちーちゃんが乗ってた『暮桜』を元に設計・量産された第二世代機の『打鉄(うちがね)』ね。呼びにくい人は『打鉄(だてつ)』と呼んでやろう」

 

「あっきー先生~。その説明はいりますか~?」

 

 ぶっちゃけ要りません。でも取り敢えずは言っとくのがお約束なんだよ、のほほんよ。

 

「で先ずは起動させる為に操縦者を入れます。・・・・相川、乗れ」

 

「いや、雑だな~。まぁ乗るけど」

 

 おっ? 乗り方は説明しなくても分かったか? 適当に指名したら相川単体で乗れてら。

 

「で次に起動したら歩行訓練に行く訳だが・・・・ 相川、直ぐに動けっか?」

 

「ちょ、待って。まだ上手く動かせないかも・・・・」

 

 ・・・・まぁ、最初の内はそうなるよな。俺だって経験あるし、強い事は言わねぇけど。

 

「良いか相川。乗った後のISは詰まるとこ延長された自分の身体だ。無理に操ろうとか思うな、先ずはただ自分の手足が伸びたくらいに意識しろ」

 

「手足が、伸びた・・・・」

 

「解り難かったら先ずは目を閉じろ。んで、そのまま手を開いて握ってだけ繰り返してみな?」

 

「う、うん」

 

 そう言ってやれば相川は素直に目を瞑り、その場で打鉄の手を開いたり握ったりを繰り返した。

 

 それを何度か繰り返して落ち着いたのを見計らって、今度はゆっくりと目を開かせる。

 

「良し。なら今度はゆっくり歩いてみっぞ。変に意識はすんな。普段通り、ISは展開してない感じに歩いてみ?」

 

「うん、分かった」

 

ーーガション、ガション

 

 おっ? 飲み込み早いな。ゆっくりだが、一歩ずつちゃんと歩けてんじゃねぇか。

 

「良い感じだぞ。んじゃ、少し歩幅のペース上げてみな?」

 

「こ、こうかな?」

 

ーーガション、ガション、ガショガショ

 

「オッケーオッケー。なら少しずつ加速して、そのままダッシュに移ってくか」

 

「う、うん。段々分かって来たかも」

 

ーーガションガションガションガション

 

 おお、思ってたより理解が早いじゃねぇか?

 

 そう言や俺が入学すっ時も実技試験とかあったから、全くの初心者って訳じゃねぇのか? なら復習程度で説明してやれば他の奴等も問題ねぇな。

 

「良~し、そこでターン・・・・ オッケーオッケー、重心移動も出来てんぞ。そのままスタート位置まで戻って終了だ。ああ、降りる時はちゃんとしゃがんでから降りろよ? でなきゃ次の奴が乗れねぇから」

 

 と、そんな事を考えてたらちゃんと反転もこなし、無事に相川はスタート位置まで戻って来れたな。

 

 それに事前にしゃがんでから降りるのも指示しといたから、うっかり打鉄を立たせたままになんて事にもならなかったし。

 

「相川、お疲れさん。後は他の奴等の様子でも見てな」

 

「ふぅ~。結構簡単に動かせる様になったけど、思ってたより体力使うね~?」

 

「そりゃお前の体力が足りてねぇんだよ。肉体作りは基本だ、もう少し体力でも付けな。うし、次にやる奴は来なぁ。さくさく進めんぞ」

 

 そう言って相川を見学組の所に戻し次の奴を呼び出す。次も一組だが、名前は覚えてない奴か・・・・

 

 まぁ相川が飲み込み早かったし、他の奴等も思ってたより簡単に覚えんだろう?

 

 そう思いながら開始前より幾分か楽な気持ちで歩行訓練を最後まで続けて授業の時間は終った・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 他の班? ああ、なんか織斑一夏とデュノアのとこはお姫様だっこがどうこうって騒いでちーちゃんの逆鱗に触れてた。

 

 後、目立ってたのはラウラの班でラウラがなんもしてなかった事くらいか? いやマジで、何の指示すらしてねぇでやんの。

 

 ・・・・あれ? 俺も別に真面目に指導とかしなくて良かったんじゃねぇ?

 

 

ーside和也 outー

 

 





 そもそも各クラスの専用機持ちの割合っておかしいよね? 代表候補生だけでも簪の居る四組以外は特にないし、絶対に実技演習の質に大きな差があると思う。

 さて次回は屋上でのお昼編。ちゃんと一話で終わらせれるように調整しよっと。

 では、ターンエンド。


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