IS-問題児なオリ主の生活   作:柳命

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 お久し振りです。生きてます。

 実は現在出張中で、Wi-Fiの電波の悪いホテル生活ナウ。

 接続エラーで前ページ毎データが飛んだのは許さんぞ・・・・・・!




第57話 稼働テスト? ーこれがデフォとな?ー

 

 

ーside 和也ー

 

 妙な二人組みの襲来とか有ったりしたが、簪のIS(武装仮組)の準備は出来た。尚、新規契約した二人は授業があるからってもう戻ってる。

 

 そんで午前中で得たデータを基に各出力等の調製も済んでるし、後は最終調整の為にも武装積んだ状態での稼働データが必要って訳で・・・・・・

 

「・・・・良し。じゃあ簪、準備は良いな?」

 

「・・・・うん、大丈夫」

 

 俺が稼働テストの対戦相手になるのは必然って事だ。

 

 取り敢えずデータ取りだから、先ずは尖った性能の機体を相手にするのは論外って事で俺は簪のISと同型とも言える『睦月』を使用。武装もテストらしく、先ずはアサルトライフルと実体型のシールドと言うベーシックスタイルでスタート。後は折を見て武装は替えて行く。

 

 対して簪の機体は同じ睦月型とは言え俺のとは違い、全身装甲(フルスキン)タイプじゃない。ボディ部分に身体を覆う様な装甲はないし、頭部も耳の周辺にあるアンテナ以外は露出してる。それに腕や太股の装甲もオミットしといたから、しっかり普通のISと遜色ないだろう。

 

 尚且つ武装も仮組みって事でも右肩に3連式に改良しといた連射型荷電粒子砲、『春雷』改め『迅雷(じんらい)』を装備。

 

 そしてちょっと小型化に失敗した結果、設置位置を両足に移す事に成ったが非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)の6機10門で最大60発と言う強化に成功した独立稼働型誘導マイクロミサイル発射装備、『山嵐』改め『嵐破(らんぱ)』を装備。

 

 勿論、ご所望だったマルチロックオンシステムは既に実装済み。システム単体でプログロム組んでた時は詰まってたが、完全に武装と併用して良いとなったら思いの外スムーズに作成出来たわ。

 

 まぁ『嵐破』ありきで作った弊害として、完全に『嵐破』と『迅雷』以外には対応出来ない専用プログロムになっちまったが・・・・・・ どうせ簪しか使わないから別に良いかな? っと思ってる。

 

 ついでに『夢現』と同じ対複合装甲用の超震動型の武装が有ったから、それを近接用の武装として搭載。まぁ元は槍だったんだが、先端を薙刀っぽい感じに替えたもんだからパルチザン的な感じの武装になったが、簪なら上手く使ってくれるだろう。

 

「そんじゃ、まっ・・・・・・ 行きますかっ、とっ!」

 

ーーダダダッ、ダダダダッ、ダダダダッ!

 

 先ずは牽制と回避運動のデータ取りを兼ねて、アサルトライフルを乱射。無理に狙いは着けない。あくまで直撃するであろう弾幕に対し、細かな機動が出来るかの確認を兼ねた射撃。

 

 そしてそのまま円状制御飛翔(サークル・ロンド)で距離は維持しつつ、簪の対応を見る。

 

「っ・・・・! 行って、『迅雷』!」

 

 おお? ちゃんと気付いてるのか大きな回避行動は取らず必要最低限の動きだけで回避して来るか。

 

 しかも3連式に改良しといた『迅雷』を使って、ちゃんと対抗射撃も返して来てる。

 

 いや~、一度は虚さんに却下されたがしっかり連射性を向上させたのは正解だな。一応シールドで防いだりはしてるが、当初の『春雷』より一撃一撃のラグが短いのは良いことだ。

 

 それでもまだ、使い慣れてないからか実体型シールドでも十分に凌げる。

 

「おいおい。弾幕薄いぞ、な~にやってんだよ?」

 

「弾幕薄いって・・・・ まだテストは始まったばかりなんだから、そう言わないでよね」

 

「いやいや、テストなんだから全力でぶっ放して来いよ。そうでなきゃ限界値が測れん。その為のテストなんだからよ」

 

 寧ろそうして全力稼働してくれないと不十分な箇所やら修整箇所とかも分かんなしな。

 

 それにそうやって新型の粗を見付けてくれないと、追加で必要な武装も個人的に必要だろう物も分からない。そればっかりは乗り手側の感覚が重要になるし。

 

 だからこそ、遠慮なんぞしないで動かして欲しいもんだ。もんなんだが・・・・・・ 今いち攻勢に打って来ねぇな。

 

「あぁ~、なら仕方ねぇな・・・・ 簪、ちょっと攻撃レベル上げっからな」

 

「えっ? レベル上げるって・・・・・・」

 

「じゃあ、行くぜ!」

 

ーーダダダダダダダダッ!

 

ーードパァン! ドパァン!

 

「ちょっ、ちょっとぉ!?」

 

 先ずはシールドを収納してショットガンに持ち換え、データ取りを気にせずアサルトライフルと合わせて掃射。そのまま簪へと接近。

 

 流石に流れ弾程度にアサルトライフルの弾はカスったみたいだが、その後はきっちり回避行動に移ったな。ショットガンで回避先も多少制限したが、そこは流石は元代表候補生。攻撃範囲から逸れた上で、 きっちり距離を取って来た。

 

 そうだよな、その辺はちゃんと対応出来るよな。ならもう少しギアを上げても・・・・・・ 問題はなかろうよなぁ~?

 

「ほれ、まだまだ行くぞぉ!」

 

ーーダダダダダダダダッ!

 

ーードパァン! ドパァ! ドパァン!

 

「ちょっ!? なんで急にそんな・・・・!? ああぁ、もうっ!」

 

 はっはっはっはっはっ! 中距離に於いての射撃戦は『弥生』の方が得意としてるが、汎用性に秀でた『睦月』でも近い事は出来るんだよぉうっ!

 

 ほ~れ、アサルトライフル(両手持ち)だ! ショットガン(両手・両肩装備)だ! ロケットランチャーにRPG! ついでに『春雷』の技術を応用して密かに作った手持ち型荷電粒子砲(エネルギーパック式・1パック12発)、命名『春電(しゅんでん)』!

 

 取り敢えず、簪側のSEが切れるギリギリまで、高速切替(ラピット・スイッチ)でお送りしようじゃないかぁ!

 

 

ーside 和也outー

 

 

ーside 簪ー

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・・!」

 

「いや~、良いデータ取りになったなぁ~」

 

「そうですね兄様。稼働データもさる事ながら、追加で必要な武装についての参考データも取れました。しかもちゃっかり兄様の新作もデータが取れましたね」

 

「おう! 良い感じにエネルギーパックの有用なデータが取れたぜ」

 

 ひ、酷い目にあった・・・・・・ なんか諸悪の根源達が和やかに話してるけど、こっちは酷い目にあった・・・・・・!

 

 何あれ? 今回の目的はあくまで起動テストと現状でのデータ取りじゃなかったの? 確かに私はそう聞いてたよ?

 

 なのになんで本格的な戦闘になってたの!? 気付いたら私なんか貰ったばかりの『迅雷』も『嵐破』もフル稼働で使わされる事になってたよ!

 

 それでいて和也の奴、両手・両肩のショットガンでマルチロックオンした『嵐破』のマイクロミサイル全弾打ち落とすって・・・・ なんでそんなこと出来るの!?

 

 て言うか、なんか『春雷』の手持ち武器っぽいの持ってなかった? それ私の方には積み込まれてないよね? なんかズルくない!?

 

「取り敢えず戦った感じ的には中~近距離戦も考慮した武装も幾つか必要だな。コンセプトが遠距離火力と高速戦闘とのスイッチとは言え、『迅雷』だけじゃ中距離戦や高機動戦を得意とする相手にゃキツいもんがあんだろ」

 

「そうですね。今回は近接戦のデータが取れませんでしたが、中距離戦闘での微妙な弱さがテストで露呈したのは幸いでした。これならばまだ武装の追加だけで対応出来ます」

 

「だな。となると実弾型の武装と、せっかくだし俺の『春電』もエネルギーパックと一緒に積むか。ついでに『迅雷』も増やして両肩に二丁装備出来る様にするか・・・・」

 

「兄様、そこは腰です。レールガン系を二丁実装するなら、腰に装備させるのが定石です。その後にマイクロミサイルやら追加の武装と一緒にフルオープンなアタックが出来る様に致しましょう!」

 

 クロエさん、その案には全面的に賛成です。フルオープンアタックはロマン、貴女とは良いお茶が飲めそうです。

 

 ただ、惜しむらくは・・・・・・ さっきから両膝着いて息を切らせてる私を無視するのはどうなんだろうねぇ!?

 

「良ーし、取り敢えず明日の予定は決まったな。簪、取り敢えず機体の整備等はやっとくから今日はもう帰って休んどけ。クロエ、お前さんはこの後はどうすんだ?」

 

「本当なら私も完成までお付き合いしたいのですが、一応は不法侵入ですので・・・・ 織斑千冬様に見付からない内に帰ろうと思います」

 

 ああ、そうだね。そう言えばクロエさん、不法侵入して来てるみたいなニュアンスしてたね。・・・・・・やっぱり完全な不法侵入なんだ。

 

 と言うか、IS学園のセキュリティってそんな簡単にすり抜けられるものじゃない筈なんだけど?

 

「そっか、そりゃ寂しいな・・・・ 取り敢えず夏の休みには帰るから、それまで皆のことは頼むな?」

 

「はい、お任せ下さい! では、そろそろ私は失礼しますね。簪様もお元気で。新しい武装等の要望がございましたら、兄様経由でご連絡下さい」

 

「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ・・・・ あっ、はい。その時はよろしくお願いします」

 

「それでは、失礼します」

 

 そう言ってクロエさんが軽く頭を下げると、段々とその姿がうっすらと消えていって・・・・・・ って、うぇえっ!?

 

「ちょっ、和也! なんかクロエさんが消えたんだけど!?」

 

「は~あ、相変わらずの隠密性だな~。こっちのハイパーセンサーで全く反応出来なかったし、反応も残ってねぇ」

 

「いや、驚かないの!?」

 

「よくある事だ、あの程度じゃ驚かん」

 

 デフォ? あれがデフォだと申すか? あんな目の前で煙みたいに消えた事が!?

 

 ホントもう、なんなの? 新しい専用機貰った身で言うのもなんだけど、なんなの?

 

 和也も含めて、変人ばっかりかっ!

 

「さて、取り敢えず俺は情報漏洩の観点からもコイツ持って帰ってから整備しとくが、明日もデータ取りすっから朝から来いよ? 朝8時集合の9時開始な」

 

「いや、授業は?」

 

「そんなん捨て置け。開発はノッテる内に完成させなきゃ満足するもんは出来ねぇ。他の事は、完成してから考えろ」

 

 いや、此処、学校。一応、授業、大事ぃ!

 

 と言うか和也、そっちは織斑先生が担任でしょ? そんなんで良いの!?

 

「さ~て、どんな武装を積・も・う・かな~♪ 1個くらい大出力兵装は欲しいよな~、奥の手的に」

 

 ああ、諸悪の根源が揚々と帰って行く。大出力兵装とか気になる事を言いながら帰って行く。

 

 やっぱり私、所属先の選択間違えたかなぁ・・・・・・・・?

 

 それはそれとして・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 未だ両膝着いて動けない私を放置して帰んなぁ!

 

 

ーside簪 outー

 

 





 取り敢えずこれでクロエの出番は暫くお預け。次は今回触れなかった学年別トーナメントがタッグ形式に変わってる所に触れるよ~。

 後、収まりが良かったらそのままどっかの金髪さんにも触れておく。

 では、ターンエンド。

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