IS-問題児なオリ主の生活   作:柳命

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 明けましておめでとうございます。

 昨年は半年近く音沙汰がなくすいません。
 さて、音沙汰がない間と言うか11月に充電も保たないしLINEが使えなくなったからと携帯をガラホからスマホに換えたんですが・・・・・・ 超・使い難い

 ついでに単語登録もなくなったし、スマホの打ち込み慣れないし、大・変! 四苦八苦しとります。仕舞いには前のガラホで打ち込みしとるくらいです。

 そんな漸くスマホを持つ様になって四苦八苦しとるオッサンですが、今年も記憶の片隅によろしくお願い致します。




第58話 形式変更 ー犠牲者は一人ー

 

ーside簪ー

 

 代表候補生だった頃の訓練よりも無駄に辛かった起動テスト・・・・ 起動、テスト? まぁ取り敢えず、私が不必要な迄に酷使させられたテストを乗り越えた私は、あれから一時間程経ってから漸く寮に帰る事が出来た。

 

 その後はまぁ、なんとかシャワーを浴びて汗を流してからベットにダイブして朝まで寝てた。それはもう、まさに死んだ様に。

 

 そして朝にお姉ちゃんにまた整備室とアリーナの使用の申請をお願い(丸投げ)してから朝食を摂り、担任の先生にも専用機開発に関する事と言うことと言うことでもう一日だけ休む事を許可して貰った。

 

 まぁ流石に今は代表候補生でもないから授業を免除して貰うなんて事は普通は出来ない。だけど、先生は今までも私が一人で専用機を開発してた事を知ってたからか、その意を汲んで目を瞑ってくれた。本当に先生には頭が上がらない。

 

 そして諸々の手続きやら下準備を済ませた私は・・・・・・

 

「よーし、簪。稼働データを元に各プログラムの最適化と武装の再配置は済ませた。今日も元気に、稼働テスト(実戦形式)だ!

 

 こっちの疲労を全く意に介していないとはっきり分かる程、無駄に元気な諸悪の根源(和也)と対面している。

 

 殴りたい、その無駄に元気な笑顔

 

「・・・・・・取り敢えず、おはよう。それで? 一体どんな風に武装の配置を変更したの? それくらいはテスト前に教えて」

 

 そもそも私の知らない所で変な事してないよね? 昨日聞こえた不穏な言葉の数々は私、忘れてないからね?

 

「まぁそんな睨むな睨むな。取り敢えず変えたのはメイン武装である『迅雷』と、牽制を兼ねた武装の追加だけだ」

 

「『迅雷』と武装の追加? 確かに昨日そんなこと言ってたけど、具体的には?」

 

「まぁ先ずは『迅雷』の配置を肩から腰に変え装備数を二つにした。これは追加した牽制用の武装を肩部で取り回せる様にするって意味もあるが、使わない時は姿勢制御用のスラスターの一部として使って貰おって思ってな。後、クロエの要望が腰部での配置だったから」

 

 確かに昨日クロエさんがそんな事を言ってた気がする。そして私もその案には脳内で賛同を示していた。だから、まぁそれは理解した。

 

 けど待って、確か私の記憶が確かなら・・・・・・

 

「ねぇ。確か『迅雷』って元々、スラスター替わりなる様な形でも性能でもなかったよね?」

 

「大丈夫だ、問題ない。昨夜の内に色々弄くり倒して折り畳みが可能にして小型のスラスター付けといたから」

 

 おい。今、昨夜の内にとか言った? つい最近まで前身である『春雷』を私が四苦八苦しながらも一人じゃ満足に作れなかったと言うのに、昨夜の内だけで折り畳み可能なまでに弄くり倒したと?

 

「ただ大きな弊害として、腰に移設したから三連式での使用が難しくなった。だから腰の武装は通常の単発式に戻したが、替わりに三連式の方は手持ち武装&エネルギーパック形式の物に転用しといたぞ」

 

「・・・・うん? ちょっと待って、なんかおかしくない?」

 

「後、追加武装は両肩用に牽制と迎撃用のガトリング。それに奇襲用の手榴弾が少々と、片手でも使えるタイプのマシンガンも二丁用意した」

 

「だから、ちょっと待って。なんでそんな簡単そうに言ってるの? 自分が今、明らかにおかしな事を言ってるって分かってる?」

 

「?」

 

 おい。そこでちょっと何言ってるか分かんない、みたいに首傾げんな。普通に分かってないのが腹立つから。

 

「まぁ何だが分からんが、良いから確認と起動準備してくれ。昼には昨日の奴等も放課後に使いたいからって、装備の確認に来るから地味に忙しいんだよ」

 

 昨日の奴等? ……ああ、王城さんと御堂金さん達の事か。えっ、なに? 和也、私だけじゃなくてあの二人の分の仕事も同時に処理しようとしてるの?

 

 私の方だとISの調整に改修、それに武装の改良、後、私の知らない所でなんか新しい武装もちゃっかり造るなんて事もしてる。

 

 そんな状況で更に王城さん達の武装の調整? しかも放課後に使うのに合わせて?

 

 ・・・・・・えぇ~え。なんか現時点で和也も授業サボってるのに、ここから更に仕事増やそうとしてるの?

 

「・・・・あのさ。私が言えたことじゃないけど、ちゃんと休んでる? なんか無理とかしてない?」

 

「? いや、時間は多少短くてもちゃんと寝てるが? てか、この程度はまだ全然無理とかの部類じゃねぇし。つか、良いから早く準備しろよ」

 

「ああ、うん。無理してるとかじゃないなら良いんだけど・・・・えぇ~え?」

 

 なんか、心配するだけ無駄なのかなって思うくらい無駄に元気なんだけど良いのかな?

 

 まぁ、和也の事だから気にし過ぎなくても良いか・・・・ 取り敢えず今日のテストはフラフラになり過ぎない様にしなきゃ。

 

 

 

[side簪 out]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[side和也]

 

「・・・・とまぁ、大体の使い方はこんな感じだ。出力は多少調整し直してあるけど、もうちょっと弄って欲しかったら言ってくれ」

 

「いや、大丈夫だ。聞いた感じなら十分に使いこなせる」

 

「私もだ。何より此方としては願ってもない機能でとても助かる」

 

「そう言って貰えれば技術屋冥利に尽きるってもんだ」

 

 ふぃ~。取り敢えずこれで王城と御堂金の分も仕事は大体終わったな。いや~、既存の武装を調整するだけだったから楽で良かったわ。お陰で昼休みには仕上げて渡せたし。

 

 まぁ起動テストの傍らで調整に付き合って貰った簪はフラフラになりながら飯食いに行ったけど、明日には復活してるだろう。今日はもうテストするもんもないし。

 

 去り際にやたら恨めしい眼でこっちを見てたのは気になるが・・・・ 俺、なんかしたか?

 

「あっ、一応盗難とかは気を付けてくれよ? 」

 

「私達だって元は代表候補生だぞ? その辺はちゃんと分かってるさ」

 

「まぁ流石に持ち歩くとかは出来ないから、格納庫でしっかり管理する形になるけどな」

 

 まぁその辺は一応の信用はしてんだけどな。簪からも女尊男卑思想な訳でもなければ、代表候補生としても真っ当な奴等だって聞いてるしな。

 

 けどやっぱ専用機ともまでは言わないけど武装だけじゃ管理が面倒くさいか・・・・

 

 どうすっかなぁ? 俺の感覚的にも問題なさそうだし、使わずに余ってる機体でも貸し出すか? 第二世代機の一般的な量産機だし、俺も殆ど持ち運び用の拡張領域(パススロット)枠でしか使ってないしな。

 

 う~ん・・・・・・ まぁ別に良っか。そもそもこいつらがどんな使い方するかも知らない状況じゃ変な機体は渡せないし、それに合わせて調整し始めたら多分トーナメントまで仕事漬けだろうし。

 

「そう言えば秋風、お前はアノ話どうするんだ?」

 

「あぁ? アノ話? いや、どの話?」

 

「うん? そっちのクラスはHRの時に話をされなかったのか?」

 

 HRって、朝のか? そんなん朝から整備室に居たんだから知る訳ねぇだろ? と言う事を二人に説明したら、なんとも呆れた様な視線を頂戴した。そんな眼で見んじゃねぇよ。

 

 で、噂のアノ話とは一体なんぞや?

 

「はぁーあ。なんでもな、今回のトーナメントがタッグマッチ方式に変更になったらしいんだよ。で、今はそのタッグパートナーをどうするかって話題で持ちきりなんだよ」

 

「具体的には誰が秋風を含む男子生徒とペア組めるかと言う話だな」

 

 へぇー、タッグマッチ方式か。確かにそれなら試合数を半分に省略出来るし、普段とは違って連携を主軸に置いた参加者同士の戦術

ってもんが見れるもんな。試みとしては面白そうじゃん。

 

「まぁ俺等の奪い合いはどうでも良いとして、王城と御堂金はペア決めはどうすんだ?」

 

「私はそのまま光とペアを組んだぞ。なんだかんだ付き合いも長いし互いの戦い方も分かってるしな」

 

「それに秋風から武装も借りたからな。そう言う意味でも私と叶でペアを組んだ方が良いと言う話になった」

 

「ほー。まぁそう聞くと妥当な人選だな」

 

 後、個人的には俺印の武装を持った同士でペアを組んでくれたのは有り難い。トーナメント中に急遽整備する事になっても一緒に処置出来るしな。

 

 それとトーナメントに参加するけどペアが見つからない生徒は開始前の抽選でペアが決められるそうだ。まぁこれはランダムな抽選になるけど、タッグトーナメントなのにペアすら作らず参加する奴はそういないだろ普通。

 

 それでもそんな措置があるのはペアが作れなかったか、見つけられなかったって生徒用なんだろうが・・・・・・

 

「けど、ペアを決めてない奴は抽選か・・・・ そりゃあ、随分と都合が良いルールじゃねぇか・・・・!」

 

 丁度クロエからのお願いもあったし、これはだいぶ使えるぞ? しかもご丁寧に()()()()()()()()()()()()()なんて事はしないだろうしな。

 

 ホントこれは、都合が良い事だ。クックックックッ・・・・・・!

 

「クックックックッ・・・・・・!」

 

「おい、光。なんか唐突に笑い始めたぞコイツ」

 

「ああ。しかも、悪巧みしてるのが丸わかりの悪どい笑いだ」

 

「・・・・私ら、手を借りる相手間違えたかな・・・・?」

 

「・・・・いや、まだ会って日も浅いのだし、その結論は早いのではないか? まぁ、私もちょっとそう思ってしまった事は否定できないが・・・・・・」

 

 クックックックッ・・・・ 見ていろクロエ。兄ちゃんは、ちゃんとお前のお願いは叶えてやるからなぁ!

 

 クゥークックックックックックッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それと、なんか俺から王城(おうぎ)御堂金(みどうかね)と呼ばれるとなんか発音が悪いらしく、二人からそれぞれ(かなえ)(ひかり)と呼ぶように言われた。

 

 そんな発音悪かっただろうか・・・・・・?

 

ーside和也 outー

 

 

 

 





 スマホだと『・・・・・・』が出ないんですが、どうしたら良いだろう?

 さて、取り敢えずトーナメントがタッグ形式になった事まで話が漸く進みました。先に言っちゃうと、簪の専用機の調整は今回で終わりです。後はトーナメント当日まで機体の出番はありません。

 去年は半年近く出張に行ってたけど、今年はどうなる事やら・・・・

 では、ターンエンド。

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