闇から闇へ出でしモノは感情という深淵の恐怖   作:ハトメヒト(ヒットマン)

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「ようよう・・・なくなく・・・闇から闇へ出てしはモノは、ただ孤独という深淵の恐怖なり」

かの者がそう言っていた。

覚えては、いないが確かに言っていた。

顔も名前も覚えていない、かの者の事を・・・。


第三話 闇のシ者と光のグ者

 立ち上がりおもむろに、刀を手に立ち向かうが黒い犬?には、傷一つ付けることすら出来なかった。

 

「な、なんで傷が一つも付かないんだ!!」

 

ボクは怯えた。

 

 

『何も出来ない自分』

 

 

『虐げられる自分』                                                                                                                              

『恐怖する自分』

 

 

無理なんだと、今までと同じなんだと悟った時、ココロの闇と思しき黒き犬と戦う事や権利をボクは手放した。

 

その瞬間にボクの意識は、この世界から消え去った。

 

 

そう・・・消え去ったはずだった。

 

「おお タクマ! しんでしまうとは なさけない…。

そなたに もういちど きかいを あたえよう。

ふたたび このようなことが ないようにな。 では ゆけ! タクマよ!」

 

(何か聞いたことのあるようなどっかのゲームで)

タクマは目を開けると

 

「は!?え?ちょっと待ってよココどこ?」

「どこって?光の王国のルクス城じゃよ寝ぼけておるのか!?」

 

そこには年老いた豪華な衣装を身にまとった老人と家来と思しき人々が立っていた。

 

「仕方ないですよ一回死んでいるので、記憶が飛んでいるのでしょう」

 

「そうかならば仕方がないのぉ~」と家来と思しき一人と王?が話していた。

 

 

 

ボクはその光景をしばらく見ていたが、いきなり目の前がボヤけてきて声が聞こえた。

 

「・・・起き・・起きろ!!」

 

「お前・・・果たす・・・目を開けろ!!」

 

その時ボクの意識が飛んだ。

 

 

 

「おお タクマ! しんでしまうとは なさけない…。

そなたに もういちど きかいを あたえよう。

ふたたび このようなことが ないようにな。 では ゆけ! タクマよ!」

 

聞いたことがある声だと思いながらも目を開け

 

「え、デジャヴなの?それよりここはドコ?」

 

「何を言っておるのだ?気は確かかタクマよ!?ここは、闇の王国のテネブル城に決まっておろう」

 

「そうですか」(そういえば、雰囲気が違うアレって夢だったのかな?)とタクマは思った。

 

「仕方ないですよ君は、一度死んでいる。」

「一度死んでるのだ仕方なかろう。」

「そうですね死んでましたから記憶が飛ぶことぐらいありますよ・・・。」

 

家来と思しき人々が言うのを聞くとまた前がぼやけてきた

 

 

「・・・起きろ・・・おま・・」

 

「お前が・・・ここじゃない・・・」

 

「・・ここにいるべきじゃ・・・去れ!!」

 

その時またもタクマは意識が飛んだ。

 

 

「ん、ここはドコだ?」

 

目の前に見えたものは、檻のような鉄格子とレンガで出来た廊下にいくつもの牢屋

 

やけに臭う異臭、土と糞尿や腐った食べ物が混ざった異臭にボクは、めまいがしそうだった。

 

 

 

「やっと起きたか、大丈夫だったかい?幻想と現の狭間の世界にいたようだが・・・。」

 

多分30代のようなガッシリした白人の男がそこにいた。

 

「ここは?どこなんですか!?」

 

「ここは、闇の国と光の国のちょうど中間地点にあるココロに罪を犯した者たちが、収監される監獄さ・・・。」

 

「か、監獄・・・なんでボクが」

 

「さぁな、だが俺の場合は、良く分からないがこの世界に押し込められ閉じ込められたんだよ、その後に何者かに連れ去られてここに来たって訳さ・・・言っとくが、ここはココロの集合世界さ」

 

「それより、あなたの名前は何ですか?」

 

「俺か、俺の名はレオン・ブライス、ピチピチの29歳でドイツのミュンヘンに住んでるナチスの党員さ。」

 

(ん?ナチス?おかしいなナチスなんて昔に無くなっているはずなのに)とタクマは思ったので

 

「何年の生まれですか?」と聞いてみた。

 

「俺は1914年の1月3日生まれだよそれより君は中国人なのか!!」

 

「え?違いますよ日本人ですよ、ボクの名前はタクマですそれしか思い出せません」

 

「そっか日本人かじゃあ同盟国だな、まぁ仲良くしようぜ」

 

(1914年って第一次世界大戦が始まる前に生まれたってことなのか!?アレおかしい心神刀が無い)

とタクマは思った。

 

「おい大丈夫か!?やっぱり無理しない方が良いぞ・・・誰か来たようだ」

看守のような人が来て

 

「出ろ面会だタクマ!!」

 

「め、面会?ボクに・・・誰が?」

 

「何でも光の国のモノと闇の国のモノだそうだ」

 

「良かったな出られるかもしれないな達者でな・・・。」

 

レオンさんは手を振っていた。

 

 

面会室に着くとそこには、性別は分からないが黒いローブを着た人と白いボロボロのローブを着た人がいた。

 

「ワシは、光のグ者」

 

「私は、闇のシ者」

 

「私は、あなたを迎えに来ました。待遇は保証しますよ」

 

「ワシは、あなたを迎えに来るように王から申されました。連れてこないと殺されてしまいます。」

 

そう言われてボクは困ってしまったが

 

「両方の国を見てみますからボクを連れて行ってください」

 

「では最初は、どちらに?もちろん闇の国ですよね?」

「光の国に先に来ていただかないとワシは殺されてしまう・・・。」

 

「ボクは闇の国にします。」

 

「なぜですか!?先に光の国に来ていただかないとワシは殺されてしまうのですよ!!」

 

「理由は簡単ですよ光のグ者さんが、迎えに来るよう王から申されましたって言ってたじゃないですか?だからボクは闇の国に行きます」

 

そう言われて光のグ者は、引き下がった。

 

 

ボクは最初に闇の国に行くことにした。




もうそろそろオリジナル作品でリレー小説やろうと考えているので活動報告にルール等が載ってます是非見てみてください
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