※ゆかな廃とはゆかなが好きすぎて(声優として)廃人になりつつある存在である。
解りやすくするとボカロ厨を酷くした感じ。
「決闘ですわ!!」
「あぁそっちのほうが手っ取り早いからいいぜ。」
さて突然のことで何が何やらと思うだろう。
事の発端は千ふ…織斑先生がクラス代表の推薦を言い渡し、周りが一夏と俺を推してきた。
まあ、国や企業にアピールが出来て経済効果も見込めると俺は判断して二つ返事で承諾した。
が、ここで問題が発生。やはり女尊男卑が根強いかはさておき一人が猛反対。
それは件の金髪縦ロール子さんことセシリア・オルコットだ。
第一印象からプライド高そうだな~とは思っていたけど代表候補生と豪語した所で確定。
そして悪い意味で純粋だ。
今の社会の影響をモロに受けてる。
―閑話休題
まあその反対するだけじゃなく日本そのものを馬鹿にした事に一夏がキレて冒頭に戻る。
俺?俺は大人だから何も言わず傍観決め込んでましたが?だって大人だから。
大事な事なので二回言いました。
…ペンを一本へし折ったけどね。
「はぁ…熱くなるのは良いが落ち着け。感情を剥き出してちゃ交渉はうまくいかないぞ。」
もう手遅れかもしれないがついうっかり失言なんてしてしまえばこの学園での居場所がなくなるぞ?
うっかりは心の奥底にある本音みたいなもんだから本当に色々怖いからな。
お前は所有物だって両親に言われるくらい。※作者の実体験
「貴方は黙っていて下さるかしら!?私は代表候補生なのですわよ!?」
かぁ~緩い。実に緩いね。
「代表候補生=エリートって言う認識をしてるみたいだけどそれは違うね。
あくまで君は"候補"であって代表ではない。
一般より少し凄いだけだ。」
それに―
「言っちゃ悪いがまだ素人同然の一夏の挑発に素で乗るようじゃ器がしれるぞ?」
別に俺はこの娘を否定したい訳じゃない。
ただこのクラスの雰囲気の中ではそのプライドが障壁になりかねないのだ。
少なくとも一年は共に過ごす仲間である以上溶け込めるようここで矯正しておかないと。
以上が俺の自己満足だ。
「男の貴方に何が解ると言いますの!?」
「知らねえし知る気もない。知った所でそれは過去であって改変は出来ない。
俺が言いたいのはプライドや肩書きに溺れていると足元掬われるぞってこと。」
戦車や戦闘機も最強の兵器と言われたがISの登場でそれは消えた。
要は肩書きなんてすぐ移り変わりするもんだ。
ま、後は何とかしてくれや一夏くんよ。
「ハンデはどのくらいつける?」
へ?一夏くんや何を言っとるかね?
「いや、俺はハンデはどのくらいつけたらいいのかって…」
俺は反射的に眉間を抑えてしまった。ついでに織斑先生も同じリアクション。
しくった…一夏はまだ基礎がないアホの子状態だったの忘れてた…
さすがに女尊男卑くらいは知ってるだろうと踏んだ俺のミスだ。
ヤベ…何か恥ずかしくなってきた!
さっきセシリアに足元掬われるぞ?(キリッとか言っときながら自分が足元掬われてんだよ!?
「…フッ」
織斑先生!?何鼻で笑ってんの!?
何ニヤニヤして俺を見てるの!?
山田先生もやっちゃったって目で見ないで!?
見るなぁ!今の俺を見るなぁ!!
「話は纏まったか?勝負は一週間後、第三アリーナで行う。いいな?」
「はい。」
「解りましたわ。」
「…はい。…一思いに殺れ…(ボソッ」
こうなったらこの恥ずかしさ…決闘ではらしてくれるわぁ…
※人はそれを八つ当たりと言う。
「一年一組、虎城暁さん至急生徒会室に来てください。繰り返します。一年一組――」
時間は進み昼休み。一人弁当に舌鼓をうっていると呼び出しが。
はて?俺は何かやらかしたのか?模範を逸しない俺としては皆目検討がつかない。
「まあ、四の五も考えるよりかはマシか。」
俺は足早に弁当を食い終えると生徒会室に急いだ。
「失礼しまーす。」
ノックをして恐る恐る生徒会室に入る。そこには俺に背を向け椅子に座る女子生徒がいた。
ガラスが光を反射して顔が見えない。
雰囲気的に絶対会長だよな?セシリアタイプだったらどうしよう?振り向きざまに私の奴隷になりなさいとか言われるのか!?
「久しぶり。さっくん♪」
椅子が回転し顔が露になる。肩にかからない位の空色のショートカットに雪のように白い肌、濁りのない澄んだ朱色の瞳の美少女。
そしてさっくんという俺が小学生の時にある姉妹がつけその姉妹だけが呼んでくれた懐かしいアダ名。
間違いない。彼女は…!!
「刀奈…!!」
気づけば俺は走り出し刀奈を抱き締めていた。
八年間ずっと会いたくて会いたくて恋に焦がれた相手…更識刀奈。
それが彼女の名だ。
「もうさっくんは。そんなにお姉さんと離れたのが寂しかったのかしら?」
当たり前だ。初めて心の奥底から愛した女性に会えて嬉しくない奴がいるか。
「抱きつきすぎ…私にも抱き締めさせて欲しいのに。」
そう言って俺を抱き止めてくる刀奈。
俺はISは好きじゃない。母親と以前の生活を奪った存在だから。
だから適性があると知り住み慣れた町、友達を残し学園に行く事が決まった時は最悪な気分だった。
一夏という存在が消えてしまえばいいと思うほどに。
でもここで愛した人に会えた。数奇な運命を、望まず引き裂かれた俺たちをISが、繋いでくれた。
「ISのこと…改めないとな…」
「何か言った?」
「いや、何でもない。」
刀奈と俺の距離が0になり唇が重なりあう。
今の俺は最高に幸せだ。
余談だがキスに夢中になり午後の授業に遅れ織斑先生の出席簿アタックが炸裂したのが記憶に新しい。
余談入れなかったら最終回みたいな文面になってしまった…