転生したら天司長だった件 〜あれそんなん出来たっけ?〜   作:皇 刹那

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リムル「大変!シズさんが!!」ルシフェル「リムル、パクッといけパクッと」

〜ジュラの大森林 旧ゴブリン村〜

 

➖prologue➖

 

〜ルシフェル side〜

 

おっす、おらルシフェル。ん?ああこれか?やってみたかっただけだから気にすんな。

 

取り敢えずなんだが、洞窟を出てな。その後すぐにゴブリン達が現れたんだよ。何でも牙狼族とやらに村を襲われ続けているらしくてな、それで俺たちが来たからビックリしてしまったまったみたいで急いで何の用か聞きに来たんだと。

俺達としては助けられるなら助けてやりたいと思っていたから助けてくれと言われた時は素直に手伝ってやったね!ブイブイ!

 

牙狼族との戦いは結構あっけなく終わったよ。だって柵立ててその前に俺が陣取れば中々入れるもんじゃないぜ。

とまあそんな感じで始まったんだが、初っ端から族長が突っ込んで来たので捕獲して首チョンパしたんだよそしたら突然。

 

族長の息子「軍門に下ります」

 

的な事を言ってきたので、了承して終わったんだ。

 

んでその後は、リムルと共に寝ようかと思ったらアルテミスが《名付けしてあげたら如何ですか?》と言ってきたので取り敢えず地獄のフルマラソンよろしく名付けマラソンが始まった。

 

計400回の名付けをした所為で魔素がごっそりと亡くなった(誤字に非ず)。亡くなってしまった(誤字に非ず)のでスリープモードなる物になってしまった。

 

起きた時にリムルがめちゃくちゃ焦っていたので大丈夫だと言ってあげたら頭の上に乗っかってきた。ピカチュウかな?。

 

その後俺とリムルは一度村を出て3日程かけて武装国家ドワルゴンと言う国に向かった。

 

そこでリムルが武器屋のおっさん達に絡み絡まれ武器の複製などをしていた。その後打ち上げみたいな宴会をしに酒場に行きリムルの運命の人なるものを探す事となったのだが、占いの水晶に映し出されていたのは綺麗な女性であった。あれは本当に綺麗な人だった。いや、割とマジで。

 

そんな事を考えていたらなんかリムルにど突かれた。何でも「今他の人のこと考えてたでしょ」だそうだ。何故ばれた、解せぬ。

 

ま、まあいいでしょ。んで楽しく飲んでいたら突然変なおっさんが来てあーだこーだと文句を言い続けリムルに酒をかけてきたのでちょっと魔王覇気とアルカナムを使おうと思ったらドワーフの武器職人であるカイジンとやらがそのおっさん(何でもベスターと言うらしい)を殴り飛ばしたのだ。正直スカッとしたね!

 

その後裁判にかけられる事になり何故か俺まで被害を被るという事態が起こった。え?何でかって?何でも俺もその場にいたかららしい。何と言う横暴な事を。まあ如何でもいいけどさ。

 

ただ、巻き込まないで欲しかったというのが真なる気持ちな。

 

その後何か怪我を増やして来たらしいベスターが、「お巡りさんコイツです!」みたいな事をぬかし始めたので「ヤバくねあいつ」みたいな事をリムルと話していた。

 

取り敢えず結果は、英雄王と呼ばれるドワルゴンの現国王『ガゼル・ドワルゴ』が介入した事により国外追放、並びに出禁だけで済んだ。

 

そんなこんなやって、また3日程かけて旧ゴブリン村まで戻ってきたのだ。

 

➖本編➖

 

「ルシフェル様、冒険者の方々が来ておられます。如何様に致しますか?」

 

「へ?まじで?」

 

まだこの村は対外的には知られておらず冒険者が来たとしても討伐目的としか思えないものだが、「この様な事を言っているとなれば此方に危害を加えることはないであろう」という判断を下しリムルと共にその冒険者の下へと向かった。

 

 

「此処だな。よお、邪魔するぜ」

 

「えと、お邪魔します」

 

ルシフェル達が見た先には金髪の女性と厳つい男が2人、そしてあの時の酒場でして貰った占いに出てきた仮面と瓜二つ、否、その仮面を被った女性がいた。

 

「えっと〜……」

 

「「………」」

 

「………?」

 

(何これ気まず!超気まずいんだけど!!だが、多分リムルがあれを言えば何とかなるはず……。よし)

 

などと考え、リムルに対しある事を指示した。

 

「リムル」手招きする

 

「?」

 

「ーーーーー」ボソボソ

 

「!?う、うん。分かった」ボソボソ

 

「「「「???」」」」

 

全く分かっていない冒険者4人組は頭にはてなマークを浮かべることしかできなかったが、次にリムルが発した言葉により……。

 

「ぼ、ボクは悪いスライムじゃないよ!」プルプル

 

「「「?」」」

 

「!?……ぷふ」

 

3人は先ほどと同じ様にはてなマークを浮かべ、黒髪に仮面を付けた女性は顔を横に背けて笑う。

これだけでルシフェル達は黒髪の女性がどこの出身か分かってしまう。否、おそらくであるが同郷であろうということが分かった。

 

「「!?………」」

 

分かってしまった2人はお互いに目を合わせ見つめ合ってしまう。リムルがすぐに顔を背けてしまったが。

 

「で、あんたらは如何して此処に来たんだ?まだ此処はそれほど脅威になる場所でもなかろう」

 

「「「偶々着いた」」」

 

「あ、あは。大丈夫なのそんなんで?」

 

「はあ〜。リムルあと任せた」

 

「えっ!?ちょ!ひどいよ〜ルシフェル〜」

 

「俺まだやる事あるし。それに、リムルの分は俺がやっておくから」

 

「うぅ〜」

 

といった感じでリムルに面倒事を押し付けたルシフェルはただひたすらに建築の手伝いをしたり近くに居る魔獣を狩り食材の確保をしたりと色々と奔走していた。

その様な事をしていたら、突然ランガがリムルの場所に行ってくれと言ってきた為急いでその場に急行した。

そしてその場には、おそらく火の精霊であろう者に操られたシズさんとそれに相対するように並ぶ冒険者3人とリムル。

ルシフェルはカオスとしか言いようがないこの状態で到着した自分に滅茶苦茶呆れていた。

 

(毎度の事ながら俺っていつもタイミング悪い時にしか来れないよね。なんでなんだろ?)

 

仕事をしなさいルシフェル君。そう呆れている時にリムルがルシフェルに気づいたらしく叫んで呼びかけてきた。

 

「ルシフェル!大変!シズさんが!!」

 

「分かってる」

 

(さて如何したもんかね〜これ。あっ!そうだ。アルテミス!この状況如何にかならない?)

 

作戦を立てようと思って考えてみたものの余りにも思い浮かばない為アルテミスに聞くという最終手段をとった。

 

《リムルさんの『捕食者』を使えば万事解決です。あ!勿論イフリートに対してですよ?》

 

(その後シズさんが助かる道は?)

 

《マスターの精霊召喚魔法で上位精霊を呼び出して取り憑かせれば大丈夫です!!》

 

(分かった。ありがとなアルテミス!)

 

《いえいえ!マスターどうかご無事でいて下さいね》

 

(ああ、約束する)

 

こうして無事作戦を立てたルシフェルは、リムルにこの作戦を伝えた。

 

「リムル!パクッといけパクッと!!」

 

「えっ!?如何いうこと!?」

 

「捕食者を使え!」

 

「!!分かった!上の精霊にだよね!!」

 

「ああ!!」

 

そうして、リムルは自らの持つユニークスキル『捕食者』を使い火の上位精霊である『イフリート』喰らった。

イフリートはリムル胃袋の中へと消え残されたシズさんは魔素が暴走してもう直ぐにでも息絶えそうになってしまった。

 

「如何しようルシフェル……。シズさんが、シズさんがぁ!」

 

「安心しろリムル。シズさんは必ず助けてみせる」

 

「これって大丈夫なんですか?」

 

「いや、正直もうちょっと楽だと思ったが……。まあ、シズさんは必ず助けるよ」

 

「「「お願いします!!」」」

 

「まずは………」

 

ルシフェル達はシズさんを空いている部屋へと運んだ。そしてシズさんはルシフェルとリムルだけと話がしたいと言った為冒険者3人とリグルドは席を外した。

そして3人は元の世界、つまりは地球の話をしていた。

しかし、その時間も長くは続かずシズさんはとても危険な状態になってしまう。

そこでルシフェルは、アルテミスが提案した作戦の最後の行動をとることにした。

 

「シズさん!!」

 

「ごめんね……。私はもう長くないわだから……」

 

「スライムさん……私を食べ「いや、その必要はない」」

 

「?如何いうこと?」

 

「シズさんがもう一度精霊を宿せばいい。その為の精霊は俺が用意する」

 

「でも、またイフリートみたいな、支配権を乗っ取ろうとするような精霊だったら」

 

「そんな事にはさせない。だから……」

 

「………うん、お願い。……あ、でも火の精霊以外でお願い」

 

「ああ。……よし。こい!!!」

 

ブォーーー!!

 

「お呼びですか?ルシフェル様」

 

「へ?え、いや、なんでサンダルフォンが出てきてんの!?」

 

ルシフェルは精霊召喚をしたのだが何故か精霊ではなく、グラブルのサンダルフォンが出てきてしまった。しかしサンダルフォンはルシフェルの取ろうとしている行動を読み自ら行動に移すと言った。

 

「そういうことですか。分かりました、ルシフェル様、私はこの世界では精霊として扱われる為宿ることが出来ますが、少し特殊なようでいつでも出てこれるようです。それに当たっての宿主に対する影響は御座いません、なので………行ってきます、ルシフェル様!!」

 

「あ、ああ」

 

フィーン!

 

「んぅ。………だ、大丈夫みたい。……有難うルシフェル君」

 

「ああ。良かった……。本当に良かった」

 

こうして本来失われる筈だったシズこと『井沢 静江』の命は救われ、シズは今まで抱いたことが無かった恋心をルシフェルに対して抱い他のであった。

 

「あっ。?!///」

 

「《はあ……。またやったよ》」

 

「へ?何が?」

 

「っ!……ふふ。負けないわよ」

 

「こっちこそ」

 

「なあ、アルテミス。何やってんだあれ。凄え怖いんだけど」

 

《そろそろ自分で気づいてもいいんじゃないんですかマスター》

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