異世界に来た少女は盾の勇者と共に成り上がる   作:銅英雄

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気が付いたらアンケートが消えてたけど、また戻っていた……。何を言ってるかわからないと思うが、俺にも何がなんだかわからない……。初めて使うシステムだから仕組みがわからんね。


他の勇者達に負けないためにも修行!修行!!修行!!!伝説の盾はどんどん強くなる?

これからどうするべきか悩んでいると……。

 

「おい、盾のアンちゃん!」

 

大きな声が響き渡った。声の持ち主はエルハルトさんだった。

 

「……アンタは武器屋の」

 

「仲間を強姦しようとしたって聞いて一発殴らせろと言いたいところだが、そこの嬢ちゃんが一緒にいるってことは噂は嘘ってことだな」

 

「話が早くて助かるよ。エルハルトさん」

 

仮に尚文が強姦したなら女である私がいるのは可笑しいもんね。

 

「……行くぞ詩織。とりあえずレベル上げがしたい」

 

「……そうだね」

 

今は自分自身もつよくならなくちゃいけないし、もしもこれから先1人も仲間が増えなければ私が尚文を支えるしかないからね。

 

「待て!アンちゃんに餞別だ。そんな格好だと舐められるぜ」

 

「服か……。タダじゃないだろ」

 

「まぁ在庫処分品だ。銅貨5枚ってところだな」

 

エルハルトさんのこの発言には少し嘘が混じっていた。

 

「……わかった。必ず返しに来る」

 

「じゃあ今度こそ行こうか」

 

「ああ……」スタスタ

 

尚文は外に向かって歩きだした。

 

「嬢ちゃん!」

 

「何かな?」

 

「……アンちゃんを頼んだぜ」

 

嘘じゃない。この人は本当に尚文を応援してるんだね。

 

「……勿論」

 

尚文は大切な仲間だから、そして友人だから……。

 

 

 

~そして~

 

私はウィンドウを見ながら尚文が戦ってるところを見ている。

 

「うおおおっ!」パァンッ

 

尚文がオレンジバルーンを倒すとウィンドウに尚文のレベル2に上がったという表示が出現する。

 

(しかしこのままだと効率が良くない。どうにかして効率を上げるには……うん?)

 

これは……。これなら!

 

「尚文、ちょっといいかな?」

 

「はぁ……はぁ……。どうした?」

 

「この同行者設定っていうのをすれば私が敵を倒した時に尚文にも経験値が入るかも」

 

「そんなのがあるのか……」

 

「やってみる価値はあるよ」

 

「わかった」

 

 

 

~そして~

 

「よし、じゃあ次は私が戦うよ」

 

「そういえば詩織が戦ってるところを見たことがないな」

 

「……あのクソ女の前で自分の実力を見せたくなかったからね」

 

「……そうか」

 

本当会って1日で尚文を切り捨てるような屑に私のバトルスタイルを見せなくてよかった。

 

「よし、トリガー起動!」ブゥン

 

ワールドトリガーの代名詞とも言える台詞によって私はスーツ姿になった。

 

「服が変わった……?それにその服は昨日の……」

 

「これが私の戦闘着ってことだよ。じゃあ早速……」

 

私はスコーピオンを構えてオレンジバルーンに攻撃した。数日前とは違いそこそこのレベルはあるため一撃で倒すことが出来た。

 

「すげぇ……。一撃かよ」

 

そして経験値が私と尚文に入る。

 

「……どうやらこの同行者設定のおかげのようだね。クソ女はこのことを教えるつもりすらなかったってことみたい」

 

「ちっ……!」ギリッ

 

「今日のところはどんどん敵を倒していこう。尚文のレベルを5くらいまでは上げておきたい」

 

「わかった」

 

それから私達はオレンジバルーンを中心にどんどん敵を倒していった。

 

 

 

~そして~

 

「よし、1度戻るよ」

 

「そうだな」

 

当初の予定通り尚文のレベルが5、私のレベルは9まで上がった。

 

「それにしても詩織は近距離だけじゃなくて中距離や遠距離からも攻撃できるんだな」

 

「うん、他の仲間の戦い方によってスタイルを変えていく感じにしてる。最悪私達2人でもいいけど、やっぱり最低でもあと2人は仲間がほしいかな」

 

「俺がもっと戦えてたら……!」

 

「尚文は私が攻撃を受けそうになったら庇ってくれるじゃん。感謝してる」

 

「……ありがとう」フイッ

 

(照れてるな……)

 

そんな話をしながら私達は町へと戻った。




次回あたりにラフタリア出したい……。

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