Super SASSちゃんoldsnake様 破壊の嵐を巻き起こせ!に出張です。
アヴァロン城塞ヘリポート
Super SASS
鉄拳作戦が終了して3日後、本来の予定ならば未だポッドの中で取り替えられたばかりの下半身の骨格フレームに生体部品を少しずつ馴染ませつつ細かなチェック中であるはずだった彼女は、突如ポッド内を満たした濃密でドロドロとした灰褐色の液体(人形の生体部品を高速で培養し、フレームに瞬時に馴染ませる為の医療用ナノマシンの塊)によって瞬く間に全快となってポッドから出されると、珍しく焦った様な雰囲気を滲ませる主任からSuper SASSにとある戦術人形の救出作戦支援と現地で勢力圏を拡大しつつある鉄血人形の殲滅を行う作戦が通達され、彼女は受諾するや必要な装備一式を纏ってヘリポートへ向かい、自らを迎えに来るヘリを待っていた。
「、、、、、。」
装具を入念にチェックし、コートの裏にあるマガジンポーチに予備弾倉を差し込んで行きつつ今回支援する部隊と作戦地区についてのデータを電脳内でポップする等、ヘリの到着までの間に準備を整える。
今回の作戦はアヴァロン城塞の補給路に程近い場所まで出張ってきた鉄血を排除する事がアヴァロン側にとっては主目的となるが、同時に囚われた2人の戦術人形を救出する事も忘れてはならない、非常に重要な作戦である。
主任はそう言ってはいたが、Super SASSには主任的にはどちらかと言うと囚われた2人の戦術人形の救出を優先して欲しいと言わんばかりの雰囲気を醸し出していた様に見えるが、それ以上深くは考えなかった。
自分は戦術人形で、そういった他者の思惑については考える必要は無い。
只々言われた事をやればいいのだ、そうすれば指揮官や主任達の計画は進み、やがては全人類を救うのだ、その為に私は生まれ変わったのだから。
〈間もなく6番ポートにヘリが着陸します、給油車及びポート作業員は配置についてください〉
管制塔からの場外アナウンスが流れるや空気を叩く音が聞こえ、次第に大きくなっていき、本社からの迎えのヘリが誘導員の指示の下ポートへと滑らかに着陸する。
降り立ったヘリへと作業員達が群がり、給油車からホースを伸ばしてヘリへと接続を行う者もいれば、機体のチェックを行う者とで忙しなくなっていく。
Super SASSは暫しその風景を眺め、作業員達が各々の役目を終えて離れていくのを確認すると立ち上がり、自身の装備を持ってヘリへと向かって歩き出した。
「君がお客さんだね!さぁ乗って!」
ヘリのドアが開き、中に居たクルーがヘリに近づいてきたSuper SASSに大声で叫んだ。
「はい、道中お世話になります。」
ヘリのローター音の中で、声はあまり大きなものではなかったがSuper SASSの声は不思議と良く通り、クルーにもしっかり届いた様で、口元を綻ばせるとSuper SASSを招き入れ、ドアを閉めた。
Super SASSが座席に座って直ぐ、ヘリはフワリと浮かび上がり、目的地へと飛び立った。
こ、これ以上は書き上げる技量がありません、、、お許しを、、、。