403 Forbidden   作:装甲歩兵

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文才のカケラも無い読み専のど素人が綴るドールズフロントライン 、お楽しみいただけたら幸いです。


死出の旅路

荒涼たる大地だけが続く世界、その空を轟音とともに突き進む一機の軍用ヘリの中でその人形は己が半身たる愛銃(Super SASS)を抱えてゆったりとシートにもたれかかりこれから始まる作戦に備えていた。

 

いつも通りに装備を整え自らの指揮官より与えられる命令をこなすだけの機械であれと、自らの感情モジュールに割り振られているリソースをカットし、戦闘のみに必要なシステムへ入力と最適化を行う。

 

〔作戦開始地点まで5分!〕

 

キャビン内は締め切っているとはいえヘリ自体が立てるローターの騒音は存外凄まじい、それに負けぬ大声でヘリの機長はお客さん(グリフィンの基準で言えば戦術人形は乗客ではなく積荷になるが)に到着時間を伝えてきた。

 

お客さんもとい戦術人形Super SASSはセーフティを掛けたままの半身に徹甲弾のたっぷりつまったマガジンを叩き込むのを返事として応えた。

 

 

 

ヘリが着陸地点上空に到達するやSuper SASSはスライドドアを開き、周囲へと視線を走らせる、ヘリ両側面に取り付けられているミニガンを操る機銃手2人も同様に両腕を緩く構えつつも周囲を見やるその視線は鋭い。

 

〔ランディングポイントはクリア!〕

 

ガンナーからの報告を聞いた機長は〔了解、降下する!〕と答え着陸地点上空を中心に緩く旋回させていたヘリを静止させ降下を開始、高度3mでホバリングさせる

機体が静止したのを確認したSuper SASSは機長へ視線を向け機長からの合図を確認、愛銃のセーフティを解除するや機外へと飛び出した

 

 

グリフィン某区作戦司令部

 

「Super SASSの降下を確認、murder birdは当該空域より離脱します」

 

オペレーターの報告を聞き、メインモニターに映し出されている光点(murder bird)が高度を上げ戦域を離れていくのを視界に収め、しかしすぐに作戦区画に残っているもう一つの光点、Super SASSに視線を戻した男 Super SASSの指揮官はただ自らの体を預けている椅子に深々と腰掛け組んでいた足を組み替え、首に掛けている小型マイクの送信スイッチに触れ一言「始めろ」と言葉を発しただけであった

 

もしここに人形を扱う事に詳しい他の指揮官がいたならば、目の前で呑気に椅子に座ってただ始めろとだけ命令してから何も言わずメインモニターを見ているだけの男の正気を疑うか人形の扱い方も碌に知らない凡愚と嘲っているだろう、今行われているのは<<通常作戦>>であって自律作戦などではない、戦術人形は通常作戦で運用される場合は指揮官から指示、攻撃位置の指定やタイミング等を細かくとまではいかないまでもある程度受ける必要がある、でなければ人形側はその場での自衛戦闘しか行わないし指揮官とのネットワークが切れた場合最悪待機状態への移行すらありえるのだが ここであり得ないことが起こる

 

Super SASS

 

〔始めろ〕

 

その一言でSuper SASSという戦術人形は最適化を終えていた戦闘システムを本格的に稼働させ、着陸地点から駆け出した、向かう先は<<自身のAIが敵が潜むのに最適な場所と判断>>した場所、2㎞程の地点にある廃棄された工場である

 

脚部関節の負荷 想定内 稼働率 極めて良好 出力増大

 

Super SASSは自身のステータスを確認し 特に問題が無いと結論づけるや更に加速、時速40キロで目標地点に向かった

 

 

 




難しい、難しいぞぉっ、、、!
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