403 Forbidden   作:装甲歩兵

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NTK様作人形達を守るモノに参加するので前章をば。



救出作戦 前段階

S地区某所 テロリスト拠点内

 

JS9

 

「ふふっ大量大量。」

 

アヴァロンにて補給と整備の後に正式に配属が決まって直ぐ、彼女は単独での長期破壊活動を言い渡され、従事する傍ら鉄血製戦術人形を好んで捕獲する人権団体の噂を聞きつけ、それ程時間を掛ける事なく拠点を発見。

夜間に忍び込んむや楽しいスニーキングミッションを心行くまで楽しみ、施設全てを掌握すると倉庫や武器庫を漁って目当ての品を入手していた。

 

「前の拠点で拝借した40mmと交換性があって良かった。」

 

自身の愛銃とは別の、数日前に相対した軍人崩れのゴロツキを始末した際に手に入れたM320グレネードランチャーに装填して調子を確かめつつ自身の傍らで頭をトマホークでカチ割られ倒れ伏す作業着を着た男、この基地の生き残りが自分しか居ないと悟や、見るに耐えない醜い命乞いをしてきた故即座に始末した"対鉄血用擲弾の開発責任者"だったモノに視線を向けニッコリと微笑んだ。

 

「この弾はこれから私の会社が有効に使わせていただきますので、ゆっくりと休んでて下さいな。」

 

そうして遺体から視線を外し、この基地の中枢たる司令室へと足を運んでいく。

 

「この兵器の設計図をアヴァロンと本社に転送して、後は、、、。」

 

残った予定を組み立てつつ、されど常に周囲への警戒を怠る事なく辿り着いた司令室内を一瞥し、彼女は部屋の片隅に置かれた妙な装置を視界に捉えるとそれが何なのかを調べる為に近寄って、感嘆のため息を溢した。

 

「一体どうやってこんなの手に入れたのやら。」

 

球体状の物体、よく見ると鉄血製の電脳を中心に複数のコードが接続され。

周囲を複数のコンソールが囲んでいる(JS9的には)中々に愉快なオブジェを見やり、改めて周囲を確認する。

 

「これで彼奴らの位置情報とか作戦内容を傍受してたって訳、ね。」

 

爆破する前に気づけて良かったと溢しながらも、この部屋に最初侵入した時に人間の生態反応を探知するのに集中し過ぎてコレの事をスルーしてしまった数分前の自分の失敗を反省しつつ、なんの気なしにコンソールを操作して傍受した内容を確認していく。

 

「これは、、、相当まずい事になってるみたいね。」

 

装置の画面に出力されていく文字を見る。

どうやら此処からそれ程遠くない地区にてコレクターなるハイエンドがかつてSuper SASSと共闘した部隊の隊員を捕獲した事と。

周辺に展開する下級人形、特に盾持ちに召集をかけている事や、集合次第現地改造された盾に換装する旨の内容がつらつらと垂れ流されていく。

どう見てもそのコレクターとやらが何やら相当悪どい事を企んでいるのを悟った彼女は、すぐさま基地の通信設備に取り付くとこの位置をアヴァロンに知らせ、持てるだけ装備を引っ詰めると基地の車両区画に向かいバイクを拝借して拠点から飛び出して行った。




対鉄血用ジャミング弾
着弾の衝撃で起動。
効果範囲は5メートル前後。
銅鉄製の壁や床に着弾した場合磁力によって固定。(多少強引に引っ張れば取り外す事も可能
周囲の鉄血製戦術人形に対して関節の強制ロックを行う指令を発信する。
指令解除コードは1ピコ秒で常に変換されるので実質解除不能。
電力消費が激しく1分程で効果が解除される。
7・62mm徹甲弾5〜6発程撃ち込む事でも破壊可能
充電すれば再利用可。

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