戦術人形と共に   作:ネコの化身

2 / 17
こんなノリで書いたやつを呼んでくれた人たちに感謝と幸せを願う

お気に入りしてくれた人には金上げたいものだ…まさに恐悦至極の至り

ストーリーに関しては独自に行くか悩むけどな とりあえず頭空っぽ楽しんで読んでくれりゃ作者冥利に尽きるって感じよ!こっちも頭空っぽで書いてるしな(笑)サンキュー!多大な愛を君にささげよう!

とりあえずプロローグ的なのは二話か三話までかなー

良ければ短編 ある指揮官の話もどうぞ


繋ぐ

闇の中  私は一人 立ち尽くす ここはどこ? みんなは? 

 

どこにいるか見渡すと仲間がいた レイラとケイス

 

「あぁそこにいたんですね。今行きます」

 

その二人に近づこうと歩く でも近づけない いつまでもたどり着けない

 

なんで どうして 焦りながらも近づく次第に速度も上がり走る それでも

 

 

「レイラさん!ケイスさん!」

 

私は叫ぶ 二人は近づいていこうとする私に気づく 私を見て二人は一瞬だが哀しい顔を

 

その次には笑顔で私を見ていた 私を見て二人は手を振りながら背を向けて歩いていく

 

 

「待ってください!なんで行くんですか!おいてかないでください!」

 

必死になって走る それでも遠ざかっていく

 

どうして どうして どうして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明かりが目の前を覆いつくした 何も見えない どこだと思いつつ身体を動かそうにも動けない

 

次第に目が目の前を認識し始める 自分を照らすライト それと白い壁 

 

なんだここは そう思いつつ動けない身体を無理やり踏ん張り起き上がる

周りを見るといくつもベッドが並べられていた

なんだろうここは…そう思いながら外に出ようとベッドから降りるが 足に力が入らない

なぜ入らない そう思いながらも踏ん張り何とか立ち上がる

 

どうにかベッドの手すりにつかまり立ち上がれる そのまま入口に向かい扉に手をかける

やっとの思いで部屋の外から出る

 

誰もいない そのまま壁にもたれながら歩く 

 

「誰か…いないのか…」

 

声もあまり出せないそれでも歩く

そののまま歩いて角にまでたどり着くとそこで女性に出会う 女性は私の姿を見るなり

驚きの表情を見せてきた

 

「なんでここに!?安静にしてください!」

 

そういいながら私に手を貸してくる 何も頼んでないのに

そうしてくる女性に私は聞きたいことを聞く

 

「ここはどこですか?…ほかの仲間は?…」

 

必死に声を出しながら女性に聞く するとその言葉を聞いた瞬間女性の顔は一気に曇る

そして話し始めた

 

「残念ながら…生き残ったのはあなただけです。ほかの方は死亡が確認されて…」

 

女性は悲しげな表情でそう伝える しかしこのとき私に伝わったのは

生き残ったのはあなた  その言葉だけだった

 

 

は?何を?私だけ?レイラさんが ケイスさんが 死んだ 嘘だ 嘘だ

 

混乱する頭で私は次第に意識などが覚醒していく 記憶が鮮明に思い出される

 

鉄血の人形と共に自爆する男 身体を貫かれて死んでしまった女 ケイス レイラ

 

思い出すほど頭が痛む 痛い痛い痛い痛い痛い痛い

頭を押さえ呻く私にその女性はうるさくしつこく声をかけてくる

 

「大丈夫ですか!?今先生をよびますね!」

 

あぁうるさいうるさいうるさい嘘をつくなそんなことない認めたくない

次第に怒りがふつふつを沸く 

 

「ッ!うるさい!」

 

私はそう叫び折れてない腕のほうで女性を突き飛ばす 女性は壁に激突し苦悶の声を上げるのに目もくれず私は歩いた

 

そんなはずはない この記憶は間違いだ 間違いであってほしい 別の部屋にいるはずだ

そう願い私は歩き始める

その後ろから別の声が聞こえ始める すると先ほど突き飛ばした女性が私に指をさしながら捕まえて!と叫んでいる

 

だけど私は止まらなかった 歩いて歩いて歩く しかしすぐに追いつかれ私は押さえつけられる それでも無理やり痛む腕も身体も気にせず 私を押さえていた男性は驚きながらも必死に抑え込もうとする

 

次第にこの騒ぎを聞きつけた人が抑え込むのに加勢し始める

それでも私は進もうと暴れる

 

「はなせ!…私は!私は!…」

 

「くッだめだ!」「力が強いッおい鎮静剤を!」

 

なんで邪魔をする 私はただ仲間に会いたいだけなのに なぜ邪魔を

 

自分の邪魔をする人たちに怒りと疑問がわくなか私の首に痛みが走る

プスッと音と共に私の意識は少しずつ消えていった

 

 

 

 

 

 

 

同じように目を覚ます 先ほどと同じ部屋 変わったことがあるならばさっきよりも機敏に起き上がることができたこと もう一つ私のベットの横では見知らぬ男が座っていた

 

「目を覚ましたようだな」

男はそう言いながら私に目を向ける 素直に私は心の中でなんだ。このおじさんと思う

 

「私はクルーガー G&Kの責任者だ。まぁ社長といったほうが早いな」

 

「なんだよ…そんな偉い方が私に何の用だ…」

 

私は警戒心むき出しで問いただす それを向けられながらも貫禄のあるクルーガーの顔は崩れもしなかった

 

「ふむ。用か。なら率直に言おう。君をわが社に迎え入れに来た」

 

「は?…」

間抜けな声が飛び出る そりゃそうだそういう反応にもなる いきなり起きたら目の前に座ってて

いきなり迎え入れるなんて言われたらそうなる

 

「冗談言うな。私は…私は」

 

「君だけが生き残りだ。」

 

言いかけたところで現実を突きつけられる それを聞いて私はもう頭の中がぐちゃぐちゃだった

あれは夢でもなく現実 二人は死んでしまった。私だけが生き残った 無様に情けなく

 

「で。どうだ?。わが社に来るか?」

 

私の心情を知らずクルーガーは答えを待っている 来るか 来ないか

 

「あんた…ふざけるなよ…私は今打ちのめされているんだ…なにもできなかった自分に…」

 

「そうは言ってられない。今のご時世。それが起きるのは当たり前だ」

 

その言葉に私も我慢の限界だった

 

「うるさいッ!!何をわかって言ってるんだ!?目の前で!!目の前でだぞ!大切な仲間を失った!それに私が動いていれば助けられたかもしれないのに動けなかった!こんな弱い自分が今更また戦えとでもいうのか!冗談じゃない!!」

 

自分の内にある思いをすべてぶちまけた それでも収まりそうにないこの怒り もうわからない

 

「…お前は仲間の最後の言葉を聞いたか?…」

 

聞いていたクルーガーが一拍遅れて聞いてくる

最後の言葉…あぁ言っていた 生きろと…

 

「言ってましたよ…だけどもう私は…何も考えられない…」

 

レイラの最後の言葉を思い出して私は意気消沈する なんであの人は私に生きろといったのかわからない

あの二人は仲間 いや家族…ともいえる存在だった。私を拾ってくれて支えて共に戦った

 

「それを聞いてもなおお前は何もしないのか?」

 

「今の私に何ができますか?…もう一人になってしまった また…」

 

それを聞きクルーガーは顔をしかめながら立ち上がる

 

「そうか…では私は退出するとしよう」

 

そのまま扉のほうに向かい出ていく前に背を向けながら呟いた

 

「おまえは。生きて未来に繋いでいこうとしないのか?…」

その言葉を聞いた私は驚く なんで、その言葉を それをしっているのは

 

「おいっ!!」

 

私が呼び止めるために声を張り上げたがクルーガーは部屋を去っていた

部屋に静寂が訪れた それよりも私は先ほど言っていた言葉が離れなかった

その言葉がとても大事で大切なことだと思い出していたから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ私が部隊に入っていたころだ。部隊といっても私とレイラさんとケイスさんだけの部隊だった

軍からは私たちの部隊は捨て駒のような扱いをされるときもあった ある日軍に入ってから一年ある任務に就いていた。聞かされていた話ではそこまで危険という状況ではなかった。しかし情報と違ったのか敵による強襲で危険度が高まった、それでも何とか持ちこたえた私たちの部隊だけで。だけどその戦いの最中自分の油断によってレイラさんにけがを負わせてしまった 重傷だった。私をかばって背中と足に銃弾を受けてしまったからだ その時ばかりは私もあせった。だけどその時には軍の増援で押し返したからだ、すぐさまケイスと私で怪我をしたレイラを連れてその場を離脱した。医療施設に着く間に応急処置など施され何とか窮地は脱したがそれでも安心はできなかった。

 

私はその時泣きながら手を握って心配していた ケイスもいつもの調子ではなく真剣な顔をしていた

泣き顔を向けていたけどそれに気づいたのかレイラはこちらに顔を向けて笑顔をになり 「大丈夫だ」と言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その二日後 私達は酒場に来ていた。私とケイス それと二日前まで生死の境をさまよってたのか嘘のようなレイラ もう完全に酔っぱらっていた。もちろんケイスもだ

 

「よぉ~!アルマぁ飲んでるかぁ??」

ケイスは酔っぱらいながら私の肩を叩いてくる

 

「ケイスさん酔っぱらいすぎです。あと私は未成年なんで」

そういいながら私はジュースを飲んでいた

そこに怪我人だとは思えないほど飲んで酔っ払ってるレイラも来る

 

「なんだぁアルマぁ~いいじゃん気にせず飲みなよぉ」

うりうりと私の頬をしながら酒を進めてくる

「そんなこと言って私まで酔ったらどうやって二人を連れてけばいいんですか」

 

「「そりゃそうだな!」」

 

二人でハモリながら豪快に笑う ケイスはともかくレイラに対しては気が気がでなかった

 

 

 

 

 

ある程度飲んでいるうちにケイスは横でいびきをかきながら寝ていた。私はそれを見て心底思う

こうならないようにしようと

 

その隣でレイラはまだ飲んでいた ケイスと飲む量は同じはずだったのにほんとに怪我した?…

驚きながら視線を向けているとレイラに気づきにやにやし始める

 

「なんだぁどした?…そんな顔して」

 

「いえ。ただ驚いただけです」

 

そういうとそっかって言いながらまた飲み始める

会話が止まる。周りではほかの客が飲んで会話が聞こえる

たまにはこんなのもいいかと思いたいが私は二日前のことが頭から離れなかった

 

「あの…レイラさん…」

 

落ち込んだ声出しながら聞こうと思ったことを話す

 

「二日前は私のミスで…すみません…こんなことになってしまって…」

その言葉を聞きレイラはにへらと笑いながら明るく言う

 

「なぁーんだそんなことかぁ気にしなくていいんだよ。今ぴんぴんして飲んでるしさぁ」

笑いながら言ってくれるがそれでも私の心は晴れなかった

 

「でもあの時私が油断しなければ怪我をすることもそれに私だけがやられていれば…」

 

その言葉を言った瞬間私は突然胸ぐらをつかまれる。引っ張られたことに驚いたがそれより驚いたのは

レイラさんの顔だった。先ほどまでの顔が嘘のように怒りと悲しみが混ざったような顔をしていた

初めてそんな顔を見て茫然とした私だがすぐ別の衝撃で顔をしかめることになる。

 

パンッという軽快な音と共に私は床に倒れる。私は平手打ちされていた。部隊に入ってからこんなことがなかった

ジンジンと痛む頬それをさすりながら私はレイラに顔を向けた 

その顔には涙が伝っていた

 

「アルマ…冗談でも自分がやられてばとかそんなことを言うな。お前にはまだ未来がある。生きて意志をまた未来に繋いでいくんだ。それに私とケイスは先輩だぜ?お前みたいな後輩のために体張るのは当たり前だろ?それに信じているぞアルマ。お前ならこんな世界でも希望になれるってな」

 

そういうレイラ言い終わった後にがらでもないし言い下手だなと笑いながら酒をあおる。

私はその言葉を聞いて目から涙があふれた。こんな自分でもそう思われていたことが何よりもうれしかった

なにも覚えていなかった私を拾って様々なことを教えてくれて。涙が止まらなかった

 

涙を流す私にレイラはおろおろしながら「強くはたきすぎたか?…」と慌てふためく

そこに起きたのかケイスが起きてまた一段と騒がしくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこんな大切な言葉を忘れたのだろう。あの時叩かれた頬の痛みと衝撃が鮮明に思い出された

なぜ忘れていた。こんな大事なことを 言葉を思い出して私は大粒の涙を流し始める

またみっともなく泣いてしまった そう思っても止まらない止まってくれない

でも今だけは今だけは泣きたい。大事なことを忘れてしまった情けない自分に対して

大切な言葉を思い出した自分に対して

 

「うっ…うぅっ……」

 

嗚咽を漏らしながら一人の病室でうずくまる

そして私は決めた。自分のなすべきこと自分の進むべき道を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間後 また病室にクルーガーと一人の女性が来客していた

モノクルをかけた女性で見た感じ目つきは鋭いなと思った。付き添いかなんかだと思う

このおじさん。もといクルーガーも懲りずにまた来るのか…と内心苦笑したが。今の私にはそれがよかった

 

「また聞くが。考えは変わらないか?」

 

変わらず前と同じでヘッドハンティングの話だろう

そんなにも私を引き入れたい理由でもあるのだろうかと考える。しかし考えても仕方がないので

自分の答えを素直に言うしかなかった

 

 

「…考えました。たぶん自分は認めたくなったんだと思います 失った悲しみを。救えなかった自分を。でも思いました。それでも前に進むしかないって。それに信じてるって言われました、なら進むしかない応えていくしかないって…」

 

レイラの言葉。いなくなってしまっても私の記憶に残り支えてくれる

 

「だから。どんなに惨めでも絶望しても胸を張って生きていこうと思います。」

 

決意と覚悟の言葉。今の私が出せる精一杯の答え。それを聞きクルーガーは満足した顔になる

 

「いい答えが聞けて良かった。仲間も喜ぶだろう。それに…」

 

そういいながら立ち上がるクルーガー 

 

「どう答えたにお前のことはレイラに任されていた『私の部下を頼む』とな」

 

「レイラさんが?…」

 

あぁあの人は最後まで私のことを考えてくれていたのか…最後まで私の未来を案じてくれていたのか。

また涙があふれてしまう。せっかく決意したのでも泣いてしまう。嬉しくて

 

「すみません…ちょっと涙が…」

 

「いいさ。構わんよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

私は前へ進む 信じてもらったから

 

それに応える為に いなくなってしまった仲間たちの分まで生きて繋いでいく

 

これは元少年兵が指揮官となり 人形たちと歩んでゆくお話




楽しくかけた!満足感ッッ!

いつかはアルマ君の過去話は書こうかなってオモテル

楽しんでくれたらまた会おう!不定期だけどな!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。