戦術人形と共に   作:ネコの化身

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最近エンドゲーム見に行きましてね…三時間終始泣きぱっなしで…もう感激で
そのあと感謝の正拳突きならぬ感謝の課金でドルフロに5万突っ込みました。
あんなの見たら課金したくなる(?)てかなんか今回書いてる時頭バグった可能性あるからおかしいかもしれない

ショットガンの子がほしいのですよ。特にKSG…でも大型やる勇気がない
あ。てか結構な方見てくれて死んでました 感謝…感想とかも言ってもらえると嬉しい(強欲)死ねでも今日の晩御飯は~~ーでしたーでもおk!
てか最近思ったんだけどar小隊とか404小隊は一つではないのかなって…いろんなほかの作品見てるといろんなar小隊404小隊見るけどもしかすると私たちが知らないだけでたくさんいるんじゃないかなって考えると何気にこの世界観は残酷に思える…なんてね☆
前書きが長くなる前にレッツ四話め!


着任 そして一悶着

一週間前。16Ⅼabに訪れてそこのぺルシカといろいろお話をしてM4とM16とも親睦を少しだが深められたと思う。M4に関しては親睦というより犯罪的な親睦を深めようとしてたと少し反省していた。そして今もまた私は16Ⅼabに訪れていた。ほかにもいろいろ引き連れて。

 

「やぁ。アルマ君。一週間前に来たのにまた来て何か用かな?人数は前より多いけど…」

 

前と変わらぬ猫耳白衣という奇想天外スタイルで現れるぺルシカ。この人には少しオシャレという概念はないのか?…私の友達でもそれなりにあったような気はする。

 

「君…なんか失礼なこと考えてないかい?…」

 

コーヒーを啜りながら疑惑の目を向けてくるぺルシカ。なんでわかった…研究者はめざといのが多い気がする

 

「いえ…失礼なことは何も考えてないですよ。」

 

とりあえずごまかすように笑顔で受け応える。その顔を見てふーん…と目を細めながら凝視してくる

 

「ま。いいや。で用は何なのかな?」

 

「用は後ろのこの人たちのことです」

 

そういいながら後ろに控えさせていた視線を向ける

そこには五人の女性が横一列に並んで待機していた

 

「あぁ。そういえば君ついに指揮官に着任したんだっけ?おめでとう。で連れてきたのは何?メンテナンスでも頼むのかい?」

 

「あながちメンテナンスかもしれませんが実は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三日前

 

 

「アルマ。ようやく君の配属される場所が決まった」

 

扉を開け開口一番に就任の話を持ち掛けてくるが私は唖然とするしかなかった。

なんでってそりゃ着替えてるときにしかも下はまだセーフで履いてるが上は何も着ておらず傷だらけ上半身をさらしている。女性の目の前で少し恥ずかしいし嫌になった

 

へリアンさんもへリアンで堂々と入ってきて言ってるくせに私の姿を見たら気まずそうに視線をそらしている。逆に私がそうしたい

 

 

「なんだ…着替えてから話そうか…」

 

「はい…お願いします…」

 

先ほど勢いと打って変わって静かに出ていくへリアンさん。それを見ながら心配事が一つ増えた。ここ プライベート侵害されるのは当たり前なのか?…

 

 

 

 

着替え終わり部屋から出ると気まずそうな顔は無くなっており いつものキリッとしたかっこいい顔つきになってる。なんかすげーなその切り替え方…

「着替えは完了いたしました。上官殿。そして僕はどこに配属で?」

 

「終わったか。上官殿ではないへリアンと呼べ…まぁいい君が配属される場所はS09地区だ」

 

「なるほど…といっても私はここら辺に詳しくないですが…その地区に配属される理由はあるんですか?」

 

「なぜ理由を聞く?…」

 

「いや。だって私は生身でですよ?一応鉄血…しかもハイエンドとの交戦し殺した張本人ですからね…ある意味数少ない重要戦力かなーと思いまして。」

 

そういうとへリアンは顔をしかめる。図星だろうな、大方このグリフィンの上の連中も多少は私の経歴を見たはずだ。若いやつそれも人がハイエンドを殺したとなればそれなりに重要視はするはずだ。鉄血についても暇さえありゃ調べてたがそれなりにやばいってのはわかったそれに私をグリフィンに取り込めば良い駒としてか見なさそうな思いもあった前職もそういう場所だったし今更それに対して怒りがわくほどではないが。

 

「…私も一応反対はした…君みたいな若い子がまた前線戻らなくてもいいようにそれなりにな。力不足ですまない」

 

あぁ…またか聞くたびに悪いがうんざりする

 

「良いんですよ。別に今更ぬるま湯つかりたいって思うほどやわじゃないんでね。それに私は前線で戦ってるほうが性に合う」

 

「それでいいのか?君はもうハイエンドに対しても十分すぎるほどじゃないか?…」

 

「へリアンさん。」

 

私は不意に呼ぶ。名前を。へリアンさんは呼ばれて顔を向けたがビクッと震え顔を青ざめさせていく。そんな顔にさせてしまうほど今の私は怒っているのかもしれない。もううんざりするほどの同情の言葉に。上官に対して無礼だとわかっていても止められない

 

「私には戦う事しかない。今取り上げられても私には何もない。同情されるのに嫌気がさす。私はあなたの部下あなたは上司命令すればいいんですよ。すごく簡単に」

 

淡々と一言一言丁寧に説明している僕に最初は顔を青ざめさせていたへリアンさんだがすぐにまたいつもの顔に戻る

 

「すまない…愚問だったか」

 

「いえいえ。でも心配してくれるのはありがたいですよ。とても」

 

「改めて君にはS09地区の指揮を執ってもらう。構わないな?」

 

「了解いたしました。謹んでお受けいたします。へリアン上官殿」

 

「…殿はやめろ…」

 

そういいながらへリアンは今日はそれを伝えに来ただけらしい。明日にはその地区に赴き

そして私の部下となる人形も同時刻に配属されるらしい。なんでも5人くらい来るのだとか…いきなり5人もと驚いたがまぁなんとかなるか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16Ⅼabにまた向かう2日前

 

 

結構な朝早く連れ出され何時間かけ基地に向かった。着くまでの間は会話も極力なかった。昨日のことでやっぱり気にしてるのか。それならそれで凄く申し訳ないとは思ってる。あの後一人でやっちまったなぁ…と落ち込んでいた

でも他の人からも同じようなこと言われててなんかめんどくさかったし。我慢の限界というやつが来てしまっていた、後でお詫びもかんがえなくちゃいけない。そう心に決めた

 

そんなことで頭がいっぱいになってるうちに基地についてた。結構広いなという印象。ぶっちゃけ前なんて基地なんて見たとしてもぶっ壊されてるか何かしら起きた後しか見てない。ちゃんとしてるのは初めてな気もする。改めて思うのはこんなでけー場所での指揮官になるのかぁ…と軽く感じていた

 

「アルマ。君の部下となる人形はもう中で待機している」

 

へリアンさんがそういいながら先に入っていく。まじかよ結構朝早くなのにもういるのか。いやそもそも人形ってねるのか?…ぺルシカの説明も一週間前に受けていたがちんぷんかんぷんな部分もあったからだ。あの猫耳白衣女はもっとわかりやすく説明してくれと思う。

 

基地内を歩いていくと司令部前まで辿り着いた。

 

「この中だ。君の人形がいるのは。若いからってなめられぬようにな」

 

気を引き締めていけ。と言わんばかりの激励をもらいとりあえず真面目に行こうと思う

 

扉が開いたと思いきや。中の五人の人形はビシィ!と敬礼していた。それを見てオー…と感心してしまっていた

 

「諸君。今日からこの基地の指揮官となる。アルマ・マーセナスだ。まだ若い青年だ。貴君らが彼を支えてやれ!」

 

「「「「「はっ!」」」」」

 

自分が自己紹介するよりも先にへリアンが自分の名前も言ってしまっていた。自分で言おうと思ったけど後が楽になるからスゲーいいと思った。それにしても迫力凄い

 

「さて。私はここまでは。アルマ 君も話したいことがあるなら話しておくといい。私は少し他の職員と話をつけてくる」

 

そういい足早に部屋を出ていった。仕事の鬼かよ

出ていった後沈黙が訪れる。何を話せばいいか思いつかなかった。

 

「あー…えっともう名前言われたけどアルマでーす。これからよろしくね…えーと君たち名前は?」

 

なんかもう何言えばいいかわかんなかった。だって仕方がねぇじゃん!だって全員女性だし!戦術人形は女性じゃなきゃダメ条約でも締結されてるのか??人形とはいえ女性 何を話せばいいかわからなかった、前のM4のこともあるしうかつに変な発言すりゃまじで殺されるんじゃね?…と思える

そう悩んでるうちに向こうから自己紹介を始めてくれた

 

「シカゴタイプライター。トンプソンよろしくなッ!」

「ハロハロー!RFBだよ!よろしくね!指揮官!」

 

おーおーすげぇフレンドリー。なんかすげぇ助かってしまう気がするそういうのは

 

「MG5今日から私は貴君のためにこの力をふるおう。よろしく頼む」

「指揮官ダネルNTW20  いかなるものも私が貫いて見せる」

「グリズリーマグナム。今日から貴方についていきます」

 

と思ったら後の三人は真面目~だった。まぁ全員フレンドリーってわけでもないかーって考えていると五人ともじろじろと私を見てきた。ん?なんかついてる?

 

「ボスは…歳はいくつなんだ?…」

 

トンプソンがじろじろ上から下を見ながら言ってくる。そのほか四人もそう言いたげであった。MG5に至っては少し不満そうに見える

 

「あー。私の歳は18だよ。へリアンさんが言ってたように若い子だな」

 

そういうとみんなの顔は少し不安そうになる。そりゃそうだ指揮官なんて若い者に務まるわけないって思われてもおかしくないし。MG5が不満そうな顔で私に言う

 

「指揮官。貴方は式の経験はあるのか?」

 

「んーないけど…まぁんー…戦場にならいってた」

 

そういうとMG5は馬鹿な。と言いそうな顔になるグリズリーも同等に同じような顔してる

 

「まぁそういっても信用はないよね。じゃあこれ見てもらえれば納得するかな」

そういいながら私はコートを脱ぎ上着をめくる

私の身体を見るなり五人とも驚く。RFBは驚きながらビビってた

 

身体には銃痕 火傷痕 裂傷がいくつもある。あんま見せたくはないと前から思っていたがここは信用してもらえる為には仕方がないと妥協した

 

「まぁ指揮経験はないけど戦場の経験と勘はあると思ってるからさ。そちらの期待に応えてみるよ」

 

そういうとMG5はさきほど不満顔はなくなりすぐさま謝罪してきた。

 

「すまない。不躾なことを聞いてしまった。」

 

「いや良いんだ。そう思うのが正解。逆に正直で嬉しいよ。てかRFBだっけ?大丈夫か~?」

 

RFBはすぐさまえ。あ。大丈夫だよー!と笑っていた、ビビらせてしまって申し訳ない

グリズリーとダネルに至っては真剣そのものな顔つきで何も言わない。なんかやっちまったか?…

 

「いやぁ!若いと思ってたけど今度のボスはすごいんだな!見直したぜ!」

 

トンプソンは豪快に笑いながらバシバシっと叩いてくる。いや。君すげぇな!仮にも指揮官で上司なんだけどすげーよそれ。まぁ別にいいけど

 

さてここからが本題…私が指揮官になる前に決めてた事だ。いや 受け売りかもしれないが

 

「まぁ自己紹介も済んだし。最初にいいたいことがある」

 

とても重要。これからの私の決め事

 

「私は指揮官。君たちは戦術人形。今の世の中簡単な話上司部下。でもそんなものはどうでもいい。私達はこれから共に戦いぬく仲間。対等お互いに尊重しあえるものになればいい。それに指揮官とかで呼ばなくていい。私のことはアルマって名前で呼んで」

 

ここまで言い皆の顔を見れば五人とも呆気に取られている。トンプソンはなんか笑いそう

 

「あと私は優先順位を決めている。一番目はお前たち二番目は私。三番目はまぁそこら辺の人でもいいかもな。無理だとわかったら逃げてもいい。あとのことは気にするな。生きてればそれでいい。まぁそんな感じかな」

 

こんなもんかなと言い終わるとグリズリーが初めて声を出した

 

「指揮官…あ、いやアルマ。それでいいの?私達は人形だよ?バックアップもあるから関係ないと思うけど…」

 

あーそういえば猫耳野郎そんなこと言ってた気がする。でも記憶を受け継ぐだけでって聞いたが

 

「確かにそうかもしれないけど。私は今こうして出会ったお前たちを大事にしていきたい。だからこそ何があっても逃げてもいいし生きろ。だな」

 

目を丸くするグリズリー。RFBもなんか嬉しそうな顔してる ダネルは変わらず真面目な顔だな

 

「それに何か要望とかあるなら聞ける範囲で聞くよ。」

 

その言葉を言い放った瞬間RFBが食いついてきた

 

「良いの!?じゃあゲーム!ゲームほしい!アルマ!」

目の前まで近づいていてきてぴょんぴょんはねながら言ってくる。いきなり名前呼びはなれないと思ったがすぐに順応するRFBには好感が持てる。トンプソンとMG5もRFBに続くように要望を言ってくる

勢いに負けそうになるがとりあえず真面目な顔を貫いているダネルにも聞いてみる

 

「ダネルはさっきから何も言わないが要望はあるのか?

ハッとしてダネルも初めて声を聴かせてくれた

 

「いや…私は……ならケーキとかがいいかな…」

 

ケーキとはやはり女性の姿をしてるからそれらしい答えだな

「アルマ 私はドーナツがほしい」

 

グリズリーも同じように要望をだしてくる

なんだかんだで人形でも人と同じようにそういうほしいものがわくんだなと…

 

「よしあらかた要望は聞いた。それにこたえられるように私も頑張るよ。これからよろしくね」

 

「「「「よろしくお願いします」」」」」

 

なんだかんだで最初の掴みはいい気がした。これからはこいつらに背中を預け私もこいつらの背中を預けられる立場。うまくやっていきたいな…そのあとはへリアンさんが戻ってまた基地内を連れまわされて人形の整備を行うところだとか色々だ…疲れるよ…それにしてもあの子たちにあぁ言ったが少し気がかりなこともある。ここに来る前も戦術人形についても見たけど…やっぱり本職にだよねー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今に至る

 

「実はこの子たちのプログラム的なのを変えてほしいという願いですね」

 

ぺルシカは目を細めながらめんどくさそうな顔をしている

 

「君なんか変なことでも考えてるね」

 

「M4についていろいろ調べました。彼女特別な人形だそうですね」

 

目を見開きながら今度はキッとにらみつけるような顔を向ける

「そんな顔をしないでください。確かにこれは機密扱いのものですがたまたま目に入っただけですよ」

 

「たまたまにしては君狙ってやってるでしょ。何か脅そうとしてるのかな」

 

「いえいえ。そんなことはただ協力してほしいだけです」

 

「ふーん…その要件は?」

 

「ぺルシカさんなら知ってますけどロボット工学三原則は知ってますよね?」

 

ロボット工学三原則 簡単に言えばロボット…まぁ人形に対しての規律みたいなもの

第一に人形は人に対して危害を加えてはならない第二人形は与えられた命令に服従第三は今の二つを違反しない限り自己を守るなんか嫌な三原則には変わりない

 

「知ってるけどまさか君これをこの子達のプログラムから消してほしいなんて言うのかな?」

 

「察しが早くて助かります。そうですよ」

 

にっこりといつもの笑顔で答える私にそれを見るぺルシカは苦虫を噛み潰したような顔になる

 

「平然と言ってるけど君それは凄い大変なこと。就任したてでもう反乱でも起こす気?」

 

「そんな大変なことはしませんよ。ただこの子達を守るにはそれぐらいすることも考えただけです」

 

「変なとこでイカレてるね。君は」

 

「誉め言葉どうも」

 

ため息をつきながら諦めたようにぺルシカはトンプソンたちに台座に横になるように促す

 

「このことはへリアンや周りには秘密にしといてよ。バレると色々やばいからね」

 

「感謝します」

 

「…私が密告とかもするとかも考えないの?信じすぎじゃない?」

 

「貴女も私と同じじゃないですか?私がこいつらを大切にするように貴女は自分が作ったM4たちが可愛いものでしょ?M4なんか特にね。それにそんなことをするなら」

 

私は腰に掛けていたM1911をぺルシカに向ける。後ろのトンプソン達はその行動に驚いていたが

今の空気を察してくれたのか何も言わず待機してくれる RFBはあわわしてたが グリズリーはため息

 

「とっくにここで殺すつもりでもいる」

 

「怖いね。それは脅し?それとも本気」

 

「半分脅し半分本気ですよ。貴女にはそれなりに親近感がわく。ある意味人形たちに思う心は同じかと」

 

「そんな…おおそれたこともないけど」

 

そういいながら作業に取り掛かるぺルシカ それと同時に扉が開く音が聞こえる

そちらに目を向けると二人立っていたまた女性…最近女性しか見ない。クルーガーの姿が少し恋しく思えたがすぐその思いを振り払う

扉のほうにいる二人は私がぺルシカに銃を向けているのを驚愕の目で見ている

 

一人はピンク色のロングヘアで右側にアクセサリでワンサイドアップにしている服装は黒地とチャック部は朱色のパーカー、白のショートワンピースを着ている。左足だけサイハイを着用している。もう一人はロングヘアで一部を赤く染めている肌がとても白い服装はスカルマスクと黒と赤の前開きパーカーを着ている

 

「ッ!貴方!なにしてッ!」

 

「あーいいよ。AR15別にこの人撃つきないから」

 

AR15と呼ばれた女性は私にとびかかりそうだったがぺルシカが言ってくれたおかげですんでのところで止まった

もう一人はこっちに近づいてきたと思ったらすれ違いざまに恐ろしく思えるほど狂気的ににらみながら私とぺルシカの間に入りまるで主人を守るしもべみたいに睨んできた。

 

「SOPも大丈夫だよ。この人はいい人。」

 

「…ほんとに?」

 

「あぁほんとさ」

 

SOPと呼ばれた女性の声はなんかほんとに幼さが伺える声だった.色々あるものだ

 

「あぁアルマ君この二人もⅯ16とM4と同じ人形だよ」

 

「もう言われなくてもなんとなくわかりますよ」

 

さすがにここ最近は戦術人形ばかり見たから見分けがつくような気がしてきたからだ

雰囲気的に

 

「ここで待つのも気まずいから外で待ってなよ。気まずいでしょ」

 

促される。確かにこの二人ににらまれながらはきつい。そうさせてもらおう

銃を治め私はそのまま外に出る。後ろからくる視線が凄まじく痛いけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ疲れたあぁいうのはつらい…」

 

イスに腰かけながらコーヒーを啜る スゲー違反すれすれなことしたけどぺルシカさんについては言った通り親近感信頼感?なんてものはある。それにM4…あの子は今日はいないが…いたら改めて謝りたいと思ったがあの子についての情報を見て唖然とした。それを見たときは吐き気すら覚えるぐらいだ。胸糞悪い。怒りなのか絶望したのかその時は多少震えていた。まぁいいこれを考えるのもやめよう。トンプソンたちの事だ。システムさえ変えてしまえばあとはどうとでもなる。これから私は……

 

「貴方」

 

不意に呼ばれた。てかこの声は先ほど聞いた声だ。顔を上げればそこにいるのはAR15だった

 

「やぁどうしたのかな?さっきの事かなすまないね…冗談だよあれは」

 

「冗談だとしても許されないわよ。それに貴方M4とⅯ16にもあってるわね?二人が話してたわ」

 

まじかよ。話してるのか。まさかあのセクハラをもか…まずい

 

「それについても言いたいけど、私はさっきの事よ」

 

AR15はそういいながら私の前まで来て左腕で私の首を押さえつけ壁に叩きつける。空いた右手で取り出したナイフを私に突きつける。

 

「おー…怖い怖い。ここで殺されてしまうかな」

 

「ふざけないで。私は貴方を許せない。冗談だとしてもよ。M4にも何かするつもりならあなたを殺すわ」

碧眼が殺意に塗れてるように見える。

あぁ…人形でもいるんだな…こういう子が

 

「君にはM4や守りたいものがあるんだね…それは命を賭けるほど?」

 

「…えぇ私にかえてもよ…」

 

「良いね!今初めてだよ。人形でそう思ってるやつがいるのを初めて見た気がする!」

 

私が嬉しさで打ち震えてるのを見てAR15は困惑の表情へと変わっていく。私は向けられたナイフを掴みながらなおも話す

 

「守りたいものがあるなら君は強くなれるよ。何物にも負けないぐらいになれる。強くなって支えてあげれる。確実に」

 

「…………」

AR15は怪訝そうな顔を向けてくる。まぁ自分でも何言ってるかわからんけどそう思える絶対に

 

「…とりあえずナイフはなしてくれる?…」

 

「あぁごめんね血で汚してしまった」

 

「気にしないで」

 

私から背を向けながらナイフの血をぬぐっている。

 

「…貴方どこに配属されてるのかしら。?」

 

「s09地区だね。確か」

 

「そう…なら戦場で会えたらまた会いましょう…」

 

「いきなりだね。何か思うとこでもあった?」

 

「別に…何でもないわ…また会いましょう」

 

そういいながら立ち去って行った

なんか凄い子だな。でも良い子だ、思うところは私と似ているかも。ぺルシカに次ぐ第二の私の考えと同じ人だな

 

「あっ…てか手どうしよ…みんなに心配させてしまう…」

 

今になって痛みが手から走る。血もぽたぽたと垂れる

とりあえず医務室でも探すか…あぁそれにしてもいい出会いがあった 今日はとてもいい日

 

 

 

 

 

 

                      続く




楽しくまたかけたんやぁ…出演メンバー☆5ばかりですがこれは私が初めて製造で出した☆5と推しを出しています何かしら次はこの人形出してと要望があればがあればその人形を次の話で出したいなとはあります。


AR15はそれにしても超好き好き人形ですわ…

あ。皆さんもエンドゲーム見に行ってください。今までのシリーズを見てからな

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