戦術人形と共に   作:ネコの化身

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ディープダイブ!たのしいですねぇ!ump45はもっと苦しんでくれて構わないよ
私の嗜虐心をくすぐられてしまうので。






戦場帰す 最悪な初めて

時に、小さな決断が貴方の人生を永遠に変えてしまうことがある

なんて言葉をどっかで聞いたことある気がする

 

この言葉の通りなら私はどこがで間違ってしまったのだろう。あの時終わっておけばよかった。終わらせておけば幸せだったかもしれない。それでも戻ったのは知らず内に戦場を硝煙を血を愛してしまったのかもしれない。渇望してしまったのかもしれない 親が自らの子に愛情を注ぐかのように…

 

今更こんなことを言っても君はもう選んでしまった。それなら一つ

 

 

こんな世界をあきらめたりしないでくれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軍用ヘリで目的地に着く間。アルマは不機嫌になりながら端末に表示される作戦情報を閲覧していた。任務は人形捜索 その絶賛行方不明中の人形を確保し保護するという任務であった。しかしそれが急遽めんどくさくなったものだから不機嫌にならざるを得なかった

 

その人形たちの信号から場所はある程度分かっていたがその信号が動いて移動し始めたから混乱したのだ。しかもそれは基地にも向かってるわけでもなく街の方へと向かっているのが確認できた、へリアンにこの事を報告すれば返ってきた答えは追跡し確保とのこと

 

大層なご命令を受け私は目標に向けて移動をしていた

 

 

「アルマ。眉間にしわ寄ってるよ~」

 

端末とにらめっこしてるとグリズリーが私の前を通り過ぎる前にデコピンしていく

 

「…仕方がないだろこんなころころ変わったりしてさすがにめんどくさいものさ」

 

「まぁわかるけどさ。諦めてやるしかないんじゃない?」

 

「そうだぞ。指揮官。命令を遂行するまでさ。」

 

MG5もグリズリーと同じように言う。もう仕方がないことだからやるしかないといわんばかりに ここまで言われてしまえば流石にこれ以上文句は言えない

 

「ハハッ。人形二人に押されるとはボスもまだまだだな」

 

「笑うなよ。トンプソン前よりは良い職場かと思ったが違うから少し文句があるだけ」

 

「ならそれをへリアンにでも言えばいいじゃないか?」

 

「そうだけどさ…」

 

言えるわけがない。新任したばかりで尚且つ初任務を情報が違うのでやりたくありませんとか子供じゃないしな

 

「…あのー皆良いかな?」

 

言い争ってる中RFBがおそるおそる手を上げているのに気が付く いつもは元気な彼女だがなぜかおとなしかった

 

「どうした?てか元気ないな?不調でも感じたか?」

 

「いや…そーじゃないんだけどさ~…なんで指揮官普通に一緒に来てるの?」

 

「へ?」

 

なんだ。なぜそんなこと聞くのかわからなかった、指揮官だからと言ってきてはいけないのか?

 

「それに関してはRFBと同じ考えだ 指揮官なぜ?」

 

ダネルも同じように聞いてくる。他の三人は何も言わなかったがなんなのだろうか

 

「別にお前たちばっかしに任せっきりは嫌だしな一応私は元兵士だし…」

 

「だが指揮官もしも貴方に何かあったら大変だろう?」

 

なんだそんなことか。新任したばかりの私を心配してくれるのはうれしい限り

 

「大丈夫だ。自分の身は自分で守るぐらいはできるよ。お前たちもそうしとけ」

 

RFBもここまで聞いてうぅ…と納得してない感じだったがとりあえず引っ込んでくれた。ダネルも同じような感じだがまぁこればっかりはこれからの任務の行動で信用してもらうしかない。決心しながら自分の横に立てかけてあるHK416を見つめる。遺品。形見ともいえる銃 これからも私のことを守ってくれる…ak12は彼の最後の時で損傷が激しかった為に修理を頼んでいる。それにしても正直あの爆発で銃が無事なのは驚いてた、それと見つけた時の嬉しさ、…もしかするとケイスは…

 

 

『兄さん!体調は万全ですか!皆さんも大丈夫ですか!」

 

思考中に通信機からやかましい声が響く

 

「あぁ大丈夫さ、いきなりうるさい声を出すな驚く」

 

『それならよかったですね!あと信号は街の離れの廃墟に止まっていますよ!』

 

「了解。巻き込まなくて済みそうだよ」

 

通信に受け答えしていると横でトンプソンがクスクス笑っていた

 

「すまないマリー一旦切る。『はーい!』で何笑ってるんだ?トンプソン」

 

「いやなに、ボスがあんなに彼女の事苦手なのに指示とかは聞くんだなと」

 

「…確かに苦手だがあいつは信用はできるからな…自称妹を名乗らなければもっとましだ」

 

そういうとアルマは立ち上がりパイロットに着陸位置を指定しに行く

 

「そこは素直にほめればいいと思うんだがな…ボス」

 

 

 

 

 

廃虚群から離れた場所にアルマと一部隊は降ろされた。その場所から偵察を行っていた。

 

「…見た感じ監視もいなさそうだ…素人集団か…人権団体様は…ダネルそちらからは見えるか?」

 

「いやこちらも何も見えない。動きもないぞ」

 

何も警備もないというのはおかしいが、それとも作業中なのか、端末を覗いても信号は変わらずあの中だ

いつまでもここで見てても仕方がないしな…

 

「よし。これから救出しに行きますか。」

 

「やっとか指揮官。存分に暴れようか」

 

MG5はその言葉を待ってたかのように立ち上がると同時に物騒な言葉を投げかけてくる トンプソンはうきうきしてるし。グリズリーはその様子を見て半ば呆れている。

 

「落ち着けお前ら。まずダネルとグリズリーはここで監視し続けろ。何か異常があれば私とマリーに報告しろ。トンプソンとMG5とRFBはついてこい、マリー?聞こえてたか?指揮権は一応おまえにも与えてあるからな?」

 

『わかりました!お任せください!』

 

「これでいいか…とりあえず早めに終わらそうか」

 

 

 

 

 

 

廃墟前にだどりつくアルマ達、ここに来るまでに特に動きもない。静かすぎて不気味だった。

 

「トンプソン、MG5お前たちはここで待機だ。この位置ならダネルの援護もできる位置だ、中へはRFBと行く」

 

「うぇ!?私?」

 

「あぁお前だ、不満があるのか?」

 

「ないけどさぁ~…でも…」

 

そうは言いながらも落ち着きがないように見える

 

「初めてなら緊張しても仕方がないけど私がカバーするから大丈夫だ」

 

「…わかった…」

 

「じゃあ二人ともあとは任せたよ」

 

「「おぅ」」

 

 

 

 

 

 

廃墟内をRFBと共に進む。特に異常がないが依然として人の気配はなさそうだが…信号は変わらず動かない

 

「おかしいな。ここまで何もないと慎重に来た意味もない…」

 

「指揮官ここほんとにここであってるの?」

 

「あってるさ。ほら」

 

そういいつつ端末を渡して確認させると「ほんとだ」と言いながらじっと見つめてる

 

「…これ嘘の信号じゃないよな…」

 

「それはないんじゃないかな…味方が味方をだますってゲームみたいじゃん」

 

「ごっちゃにするなよ…」

 

現実とゲームの区別をつけろとあきれながら言うがRFB本人はちょっとワクワクしている様子だった

それを見ているとやはり戦術人形は人と違うのだと思わせるには十分だと私は思った、メンタルモデル?というものも影響してるのかわからないが人よりは図太い精神でも持ち合わせているのだろう ま、そういうのはマリーやぺルシカに詳しくあとで聞けばいいと思う

 

「ここもクリアだ 次行くぞ」

 

「りょーかい」

 

 

そのころ待機命令を出されていたトンプソン達

 

「…暇だな…」

 

「そうだな…」

 

入口前で待機命令を出されてから10分

 

「RFB…あいつだけずるいものだ…」

 

「まぁそういうな、ボスも何かを考えてここに待機させているのだろう?」

 

文句を垂れ始めたMG5にトンプソンはなだめながらも内心うずうずしていた、確かにRFBは良いくじを引いたなと、

もしこの廃墟内に敵がいるならドンパチできるからだ

 

「それにしてもボスは変わりもんだよなぁ…」

「なんだ、結局君もそう思ってたか」

 

「そう思うだろ、今まで戦場に出るボスなんて見たことあるか?」

 

「確かに、見たことはないな、それにまだ青年…と見える」

 

二人して感じた印象を言い合う、それも仕方がないことだった、今まで見てきた指揮官というのは後方で指示を出しているだけ道具を扱うがごとくだけどそんなことは慣れっこだった、私達は戦術人形 命令に従って戦い勝利を捧げるだけ何かを求めてしまうのは無理なものだとしかし今この場所にいる指揮官は今までの指揮官とは違うものだった。私たちが人形だろうとこの存在を尊敬していてくれる尚且つ共に戦地を歩んでいてくれる

 

「悪い気はしないな」

 

「同意だ」

 

『二人とも聞こえますか!!』

 

その時通信端末からマリーの声が響く

 

「どうした?何かあったか?」

 

『あっトンプソンさん!今お二人の待機してる場所に集団が向かっていますね!武装しているかどうかはわかりませんがそれなりに数はあります、もし接敵する場合は戦闘を行っても構いませんよ!』

 

「了解、ボスから連絡はあったか?。」

 

『いえ、それがなぜか繋がらなくなって何回も試しているのですがノイズが走っているんです』

 

「ならこの集団を押さえたら私達が迎えに行こう」

 

『助かります!兄さんのことをおねがいしますね!』

 

「おーけぃ、おいMG5暴れられるぞ」

 

「腕がなるな…」

 

「ダネル、グリズリー今の通信聞いていたか?援護頼むぜ」

 

『任せろ、どんなものを撃ち抜いてみせる』

 

「さぁ暴れようか」

 

ハットを深くかぶりニヤッと笑いながらトンプソンは迎え撃つ

 

 

 

 

捜索開始15分後

誰とも接敵することなく信号を発している部屋の前に着いた、もう少しちょっとだけでも歯ごたえがあるものかと思ったが拍子抜けだった、

 

「…この部屋だな…」

 

「そうだね~早く済ませようよ指揮官」

 

「だな」

 

そういいながら最後の部屋の扉の手をかけ開けようとした瞬間アルマはその動きを止める

 

「?…どうしたの指揮官?」

 

「血の匂いだ…それに焦げたにおいも…最後の最後でか…」

 

「え!?」

 

楽に終わりそうだと思ったがそうでもないことにため息をつきそうになる

しかしそんな暇も許されないと気を引き締め止めていた手を動かしゆっくりと扉を開ける

 

「ひどいなこりゃ…」

 

その光景は先ほどまでの静かな空間よりも異質さを放っていた。あたり一面に飛び散る鮮血、焼け焦げた死体

首のないものまでたくさんの死体がある、異様さに眼を惹かれていたがその奥には人形が吊るされていた、

 

「…これか…」

端末を確認しながら信号を発している人形を見つける

身体に継ぎ接ぎあとのがある人形これが目標の人形であった、他にも吊るされているのはいたが損傷がはげしいものがあり皮膚がただれたり配線が見えているものまであまり損傷がなさそうな人形は金髪のツインテール?で左目に機械の眼帯みたいなものがついてるものと銀髪の子…こちらの人形は服が脱がされていて目のやり場に困る

 

「し、指揮官早くしようよ…」

 

「あぁすまん今終わらせるよ」

 

とりあえずマリーと待機しているトンプソン達に連絡を取ろうとした しかし

 

「おかしいな…繋がらない…」

 

ノイズが走りまくり周波数もめちゃくちゃになっている、来る前は正常だったはずなのに

 

「あらあら?こんなところに侵入者がふたりなんてねぇ」

 

「!?誰だ!?」

 

突如として聞こえた声に向かってRFBとアルマは銃を向ける

向けた先は暗闇、その闇を裂くように少女がゆっくりと姿を現す

 

長い黒髪 白の縦線が入った黒い服を身に着け黒いブーツ 手には長身の得物 肌は透き通るほどの白さ

暗闇をその身に纏っているかの如くの姿だと思った

 

「物騒ねぇ、こんなか弱そうな少女に銃を向けるなんて」

 

「どうでもいい、お前はなんだ?」

 

「なんだって言われても私はその後ろのにんぎょ…」

 

少女が言いかけたところで止まる 私に視線を向けながらしかしその顔はなぜか驚きに満ちている表情であった

 

「あなた…まさか…いえ…本当に…」

 

「なにが本当にだ?いい加減にしないとこちらは発泡するしかないんだが?…」

 

「覚えていないのかしら?私よドリーマー、覚えていないのいえ、忘れてるはずはないはず…」

 

「あいにくだがドリーマーなんて知り合いは知らなくてね…」

 

ドリーマー?…いったい誰だ知り合ったこともなくあったこともない今が初対面なのに何言ってる…

 

「忘れてるはずなんかない…!私はお前とお話した!あんなにも楽しいことはないのに!」

 

突如声を荒げ始めたかと思いきや地面を抉りながらこちらに向かってくる少女

 

「っ!?」

とっさのことに左手で防御するが少女は手にしていた得物で殴り掛かってきた、防ぐことには成功したが勢いが強すぎて吹き飛ばされる、そのまま壁に激突し止まる

 

「指揮官!!」

 

RFBは叫ぶや否や少女に向けて発砲を開始する

 

「うるさいッ!邪魔するなァァぁ!!」

 

RFBの銃撃を物ともせず弾道でも見えているのか如く避けつつそのままRFBの正面にまで迫る

そしてその得物で銃を腕ごと吹き飛ばす

 

「ぐぅ!?」

 

「私と彼の再開を邪魔するなぁァァァ!!!」

 

怒号と上げながらRFBの首を掴みそのまま叩きつける

 

「R…FB…」

 

叩きつけられた衝撃で意識が混濁しそうにながらも立ち上がろうとするが力が入らない

その上に少女…ドリーマーが馬乗りになる

 

「お…前…RFBを…」

 

「大丈夫よ、少し邪魔だったから眠ってもらっただけ見た感じによると貴方の部下っぽいから手荒にしたくなかっただけよ…今回はね…」

 

ニッコリと妖しい笑みを浮かべながらドリーマーはそういう

 

「あぁまた会えたあの時奪いに行ったのに貴方はもういなかった貴方がほしかったのに貴方はあそこにいなかったでもまた会えた、嬉しいわ…」

 

そういいながら顔を赤らめながら唇がくっついてしまうんじゃないかと思うほどに近づけた

「あぁだめ…やっぱり我慢できないわ…」

 

その言葉と共にドリーマーは私に口づけを敢行してきた

 

「ッ!?!?」

 

おどろく暇も与えぬといわんばかりにドリーマーの舌が唾液が、私の口内を蹂躙していく

お互いの舌が交わいながらくちゅぐちゅと静かな空間で響きあう

こちらの息が限界にも関わらずドリーマーはやめない、啄むように

 

何分もたったのかわからないやっとドリーマーが口を離す

 

「んはぁ…はぁ…はぁ意外と良いものね…キスというものは…嫌でも学んだかいがあったものね…」

 

先ほどよりも顔を恍惚と紅く染めながら名残惜しいように自身の唇をなぞるドリーマー

 

「一体…なんなんだお前…い…きなり…」

 

「あらまだ思い出せないの?…悲しいわねぇ…まぁいいわ。それでもまた会えて嬉しいわ…」

 

「意味が分からねぇ…」

 

「今はわからなくてもいいわ、ゆっくり思い出すのよ。」

 

そういいながらドリーマーは立ち上がり立ち去ろうとする

 

「あっそうそう」

 

ハッと思い出したかのように振り向きき言葉を発する

 

「そこの人形の情報はあげるわ、再開の祝杯としてね♪ほんとは壊すはずだったんだけど」

 

ばぁい♪と言いながらドリーマーはまた暗闇に溶け込んで消えていく

 

 

 

「なんなんだ畜生…とりあえずRFBを…」

 

ふんばりながら立ち上がりRFBの容態を確認する、腕を吹き飛ばされてただけで今は強制的にスリープモードに移行しているだけだった、しかしちぎれた場所からは疑似血液がぽたぽたと垂れながら床を染めていく

 

 

「……くそ…」

 

悪態をつきながらアルマは回収の連絡を入れる 楽な任務が最悪になった。1日

 

 

 

 




ドリーマーは容姿が少し気に入らないが基本的にはアルケミストに次ぐスコなキャラ
お話したいよね、じっくりねっとりと

好きなんだけどいまいちどういう感じがつかみきれてないけど

とりあえずまた会いましょう
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