仮面ライダージオウ~Crossover Stories~   作:壱肆陸

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油断したな、補完計画だ!
世にも珍しい補完している補完計画だ!


ジオウくろすと補完計画19.5話「クロスオーバー懺悔室」

ヴォード「迷える子羊よー、懺悔なさーい」

 

壮間「ここはくろすと補完計画。100話を超える本編を読んでくださってる中でこんなクソ茶番まで読んでくれる数少ない読者様しかいない、なんでもぶっちゃけられる場所」

 

 部屋が明転し、『ON AIR』のランプを挟んで座るタイムジャッカーのヴォードと、壮間。

 

ヴォード「というわけで始まりました。今回の補完計画はアレですね。まぁ特に意味も無い軽率なパロです」

 

壮間「めでたく本家の懺悔室も再開したからな。本当に良かった」

 

 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー、およびTTFC限定のナンバーワン懺悔室。とても楽しく見せてもらってます。最終回まで応援しております!

 

壮間「そういえば、今回は珍しく静かだなー」

 

ヴォード「感嘆符紳士とか変態発狂ロリとかいないからね。快適ってことで最初の懺悔。懺悔ネーム『元気にダンス部引退』さん」

 

 

『今回遂に登場したアナザーディケイドですが、ちょっと強すぎではないですか。ソウマのことは心から信じておりますが、あまりの強さに不安で夜と食後しか眠れません』

 

 

ヴォード「とのことで」

 

壮間「元気そうで良かった。でも確かに、アルティメットまどかさんでも倒せなかったのは、いくらなんでもチートすぎるよな……」

 

ヴォード「彼は『物語を壊す能力』を持っているんだよ。アナザーライダーの前ではライダーの力が弱まるだろ、アレがその世界全部に適用される。何十倍にも強化されてね」

 

 いわば無下限のデバフ。アナザーディケイドの前では、建物は手を振った風圧で容易く崩れるし、少しの衝撃で生物はショック死してしまう。

 

壮間「……いや強すぎだろ。え、俺アレと戦うの次。せめてジオウⅡは欲しいんだけど」

 

ヴォード「まぁ理屈は本編で触れるとして、ジオウやアナザーライダーだけはその能力を踏み倒せるのよ。だから僕らは彼を倒せる強いアナザーライダーを作ろうとしてた」

 

壮間「じゃあアイツはお前らが選んだんじゃないんだ」

 

ヴォード「そ」

 

壮間「まぁ、それを俺たちが邪魔しまくったワケだけど」

 

ヴォード「いや本当にね」

 

2人「ハハハハハハ……」

 

 互いに目が笑ってないので次の懺悔。

 

ヴォード「懺悔ネーム『忠実なる預言者』さん」

 

 

『皆の活躍で令央を退け、奪われていたウォッチを多数取り返したわけですが……実は私の管理不行き届きでブレイドウォッチを泥棒に盗まれてしまいました。どうかお許しください』

 

 

ヴォード「ガチ懺悔来たな」

 

壮間「クビで」

 

ヴォード「あの時僕らはさっさと逃げなきゃだったんだけど、結局あの辺のウォッチの所持状況、どうなってるの」

 

壮間「杏子さんや岳晴さんが拾ってくれてて、帰り際に受け取ってミカドと喧嘩しながら分配したよ。それで今こんな感じ」

 

壮間:ビルド、響鬼、W、鎧武、アギト、マッハ、ネクロム、カリス、ギルス、エボル、威吹鬼、G電王、アクセル、デューク

 

ミカド:ドライブ、ゴースト、ファイズ、ウィザード、龍騎、クローズ、スペクター、ゾルダ、ゼロノス、チェイサー、メテオ、G3、カイザ、バロン

 

ヴォード「あれ、バロンウォッチ貰ってたんだ」

 

壮間「いつの間にか持ってたらしい。俺も駆さんの……マッハのウォッチの時もそうだったけど、サブライダーのウォッチってどういう立ち位置なの?」

 

ヴォード「メインライダーのウォッチとは違って物語を内包せず、力を使えるだけの装置だね」

 

 継承条件はメインライダーとほぼ同じで、プロトウォッチが存在しないのでブランクウォッチに宿ります。出力はメインライダーに比べて劣ります。

 

壮間「瑠翔さんはミカドの何を気に入ったんだ? やっぱ気高い所か。そういえばマジで何も知らないな瑠翔さんのこと。不徳の致す所すぎる……」

 

ヴォード「いや本当に。描写の役に立てよ自称主人公。ただでさえこのコーナーで真面目に補完する気あるの僕だけなのに」

 

壮間「俺だって補完する気ありますぅー。出番無かったヤツに言われたかないですぅー」

 

ヴォード「はいはい。お次は懺悔ネーム『俺が救世主』さん」

 

 

『本編でヴォードが選んだのは主人公に成れなかった者と言っていたが、他はともかく火兎ナギはただのイカれ変態女で同情する余地が微塵も感じられない。死ね』

 

 

壮間「せめて懺悔の体をなしてくれ。で、どうなんですかその辺」

 

ヴォード「そこは作者が連載中のラブダブルで描くと思うんだけど、まぁ全然更新してないからね」

 

 すいません。

 

ヴォード「言っちゃうと、火兎ナギは切風アラシと同じ家で育ったんだよ。でも彼女だけが精神が歪曲したまま成長してしまった。そんなとこかな」

 

壮間「それで、なんでそういう人を選んでたんだ?」

 

ヴォード「ノーコメで」

 

壮間「逃げんなよ。補完しろよ」

 

ヴォード「は?」

 

 卓上のポテチをつまみながら静かに睨み合う2人

 

壮間「懺悔ネーム『俺は腐った果実です』さん」

 

 

『どうすればよかったんでしょうか』

 

 

ヴォード「重いんだよ。知らねぇよ」

 

壮間「真面目に答えてやれよ、お前が選んだんだろ。確か麻沼……名前言っちゃったけど、まどかさんのお母さんの後輩だったんだよな」

 

 高校時代、麻沼は鹿目絢子と早乙女和子の一つ下の学年でした。ずっと絢子に好意を抱いていたため、彼女の結婚を聞いても結婚式に行けず、娘のまどかに会う勇気も持てず、誤魔化すように仕事に傾倒するようになってしまいました。

 

ヴォード「告白すればよかったのに」

 

壮間「他人事みたいに」

 

ヴォード「僕だって予想外だったんだよ。お前も聞いただろ、本当なら彼は鎧武を殺そうとはしなかったし、鹿目まどかの事ももっと後に伝えて選択を委ねるつもりだった」

 

壮間「そういえば、令央に他の王を見せられてたよな」

 

ヴォード「あれのせいで歴史が変わった。不慮の事故。オーケー?」

 

壮間「でも麻沼が見た王ってのは、お前らが選んだやつだろ。特に最後の知らないヤバそうなやつも」

 

ヴォード「ノーコメぇー」

 

壮間「何だコイツ……! じゃあ次。懺悔ネーム『蒸血蝙蝠男』さん!」

 

 

『どうすればよかったんでしょうか』

 

 

壮間「知らねぇよ! ていうか読者のほとんどアンタのこと覚えてねぇよ!」

 

ヴォード「おいおい真面目に答えてやれって」

 

壮間「だからお前んとこの王候補でしょうよ!? 才能コンプレックスおじさんは手に余る! なんだっけ、裏社会の一家なのに才能が無さすぎたんだっけ!?」

 

 仲間入り後に劣等感の原因である弟がマッドローグに変身して襲い来るが、Poppin'partyのアイデアを天介に具現化してもらったプライムローグに変身して撃退。彼女たちに貰った『大義晩成』の言葉を胸にコンプレックスを克服しました。

 

壮間「だってさ! 他人に自信を言語化してもらうのは大事です!」

 

ヴォード「ちなみに火兎ナギ以外のアナザーライダーの方々からも同様のお便りが来てます」

 

壮間「やってられねぇ! ていうかさぁ、キリないんだよこれ。色々出すだけ出して何にも明かされてないキャラ沢山いすぎ!」

 

ヴォード「お前がずっとウジウジしてるからキャラの掘り下げターンが来ないんだよ」

 

壮間「お前らが面倒くさくて害悪なのばっかりアナザーライダーにするからだろうが! 何がタイムジャッカーの異常人だよ、蛙の子は蛙だよ!」

 

ヴォード「はぁ!? あのボケ異常者共と一緒にすんなよイキリカスの癖に。いっつも余計な邪魔ばっかしやがって!」

 

壮間「んだコラァ!!」

 

 

 (以下略)

 

 

 大喧嘩の末、荒れまくったスタジオで正座させられたボロボロの2人。

 

ヴォード「えー、懺悔いたします」

 

壮間「私たちは補完計画で喧嘩し、進行不能にしてしまいました」

 

ヴォード「以後、再発防止に努めます」

 

壮間「大変申し訳ございませんでした」

 

ヴォード「でした」

 

 クロスオーバー懺悔室、閉廷。

 

 




掘り下げのないキャラ多すぎ問題。
なので未公開設定含め、各時代の物語を怪人を主軸に軽く描いた『怪人名鑑』をアップしました。長いですが、よろしければチェックしてみてください!
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