仮面ライダージオウ~Crossover Stories~ 作:壱肆陸
今回はあの人主役の回です。ラブライブシリーズの補完を行います。僕自身そんなに詳しくないので、あまり期待しないように…あと解釈違いについては先に謝っておきます。すいません。
静岡の旅館。壮間はいつもの通り台本を持ち、座布団に座らせられていた。その横にはミカドもいる。
壮間「あ、今回の補完計画はここなんだ」
ミカド「浦の星女学院だと思っていたがな。まぁ場所など何処でも…」
香奈「はいドーーーーーン!!!」
障子を蹴っ飛ばし、文字の大きさまで変えて香奈が参戦。
飛んだ障子は壮間の頭部に激突した。
香奈「片平香奈は怒っていた!」
ミカド「なんだ貴様」
香奈「片平香奈は!怒っていた!!!」
ミカド「あ、はい」
香奈「なんで怒っているか分かりますかっ!!??」
壮間「出たー。女の面倒くさい質問ランキング第二位」
ミカド「一位はなんだ」
壮間「私と仕事どっちが大事なの?ってやつ」
ミカド「そうか。経験無いのに偉そうに」
香奈「うるさーーーい!!私は怒っています!!私はメインキャラなのに!なんで今の今まで補完計画の出番が無かったの!!?EP02から出てるのに!!私一応メインヒロインですよーーー!!??」
怒り狂う香奈の言う通り、彼女は今回が補完計画初登場。
実に登場まで一年半を要している。
壮間「え?そんなこと無いって。ほら、2.5話と8.5話にもちょっとだけ出てるじゃん」
香奈「イメージ映像と伝言でしょうが!アレを出番を言い張るならソウマは次回から立て看板での出演にするよ!?」
壮間「字しか見えない媒体でやる嫌がらせじゃないだろ」
香奈「というわけで今回は私の独壇場!本日の主役はこの私ですっ!
今回明かされた設定として、私はアイドルオタク!つまり私といえばアイドル!今回はそこの男二人にスクールアイドルの神髄を叩き込む!覚悟はいいか!」
壮間「今回いつにも増して導入が雑だな…」
香奈「口答えしない!分かったら返事!」
壮間・ミカド「押忍…」
香奈「声がぁ…小さぁいっ!!」
壮間・ミカド「押忍ッ!!」
壮間とミカドに正座をさせ、香奈のアイドル講座が始まった。
出番が無いのがよほど頭に来てたのか、眼が血走っている。
ミカド「…今回のレジェンド枠はいないのか」
香奈「当初はアイドルオタクアイドル代表、黒澤ダイヤさんに出てもらう予定だったけど、話の構成が大幅に変わったり展開を削ったりしたからダイヤさんのダの字も無くなっちゃった…らしいよ。
レジェンドさんの出番は後に回して!まず最初はやっぱりこのグループ!」
【Aqours】
香奈「御存じ私の最推しスクールアイドル!浦の星女学院のAqours!」
ミカド「Aqoursとはラテン語で水、そこに『Ours』を足した造語だな」
壮間「学校は辺境で廃校寸前。そんな0からのスタートでラブライブ優勝まで果たしたっていうんだから、とんでもない人たちだよな」
香奈「そう!住んでいる場所も、境遇も、能力も、何もかも平凡から無二の『輝き』を作り出したのがAqours!その道のりには幾多の挫折があって…例えばAqoursが初めて出場した東京スクールアイドルワールドっていうイベントでは得票数が0で…それで…」
壮間「オタク特有の早口」
ミカド「彼女らの解説は本編でも散々した。補完はもういいだろう」
香奈「えー、私あと5万字は語れたよ?」
壮間「地獄じゃねぇか」
ミカド「スクロールバーで全員ブラウザバックするぞ」
香奈「チッ…じゃ、次はこのグループ!」
【Saint Snow】
香奈「まぁこれもみんな知ってるよね」
壮間「いや俺Aqoursしか知らないし」
ミカド「興味無いな」
香奈「はぁ!?Aqoursのライバル、北海道函館聖泉女子高等学院が生んだ姉妹にして最強スクールアイドルのSaint Snowをご存じで無い!!?」
香奈は言葉と同時にSaint Snowの壁紙を貼りだした。
このグループは姉の「鹿角聖良」と妹の「鹿角理亞」のコンビ。Aqoursとは異なり、メタルな雰囲気が特徴的だ。
香奈「セイスノは名前に反してとにかく激しい!そして氷の如くクール!理亞ちゃんのラップも印象的だよね!不運なミスでラブライブ本戦には出場できなくて、Aqoursとの最終決戦は叶わなかったわけだけど…」
壮間「あ、そうなんだ。てっきり決勝でバチバチやったのかと」
香奈「でも!聖良さん卒業後に奇跡が起きた!それはAqoursとSaint Snow、遠隔地での疑似的ラブライブ決勝戦!この熱い伝説ライブの詳しくはラブライブサンシャイン劇場版を参照!」
ミカド「メタいな。まぁ今更だが」
壮間「そういえば…Aqoursのライブ動画で、この人たちいたな。なんだっけ…Awaken the power?だっけ」
香奈「それがセイスノ最重要ポイント!めざパ妹ね!」
壮間「なんだその略称」
(めざパ=めざめるパワー、妹=ルビィ+理亞。こういう略称もあるらしい)
香奈「ラブライブコンテンツ初の11人体制の曲、それがめざパ妹!他にもセイスノは直接対決が少ない代わりに、Aqoursとの交流が深いのが特徴で、果てには『ちょっと喝を入れる』ために内浦まで来るレベル!これはもう愛ですよ。愛!尊い!りあルビ尊いッ!!」
壮間「香奈が発作起こした…」
香奈「しかもセイスノの快挙といえば、主役グループ以外で初の声優ライブの実現!しかも北海道函館!これがとんでもない事だってわかってる!?わかってますっ!?」
壮間「は…はい。わかってます……てか声優って何…」
ミカド「いつものメタだ。気にするな」
壮間が締め落とされたところで話題転換。
ミカド「これで今回の物語に登場する2グループの補完は完了した。この茶番もお開きだな」
香奈「そうはさせるかぁぁぁぁ!!」
立ち去ろうとするミカドに香奈のドロップキック。連鎖的に壮間にも被弾。
彼女の前に男二人の死屍累々が積みあがった。
香奈「これで満足すると思った!?たった2グループで!?残念でしたwwww一年半も出番飛ばされた怒りはこんなもので収まりませーんwwwwww」
香奈、大暴れ。下がらないテンションで別のポスターを貼り付け、次の補完に入る。
次に補完するのは、Aqoursと同じく9人組のスクールアイドル。
【μ's】
香奈「スクールアイドルを補完するなら、この方々をすっ飛ばしちゃダメゼッタイ!誰もがご存じの超伝説級スクールアイドル、音ノ木坂のμ's!」
壮間「石鹸の」
香奈「そのボケもうやった!」
ミカド「神話の女神だな」
香奈「間違ってないけど違ーう!μ'sは第二回ラブライブで優勝したスクールアイドル!そしてAqoursと同じく廃校問題にぶち当たりながら、それを半年も費やさずに撤廃させたトンデモアイドルなんだよ!」
壮間「それは凄いな…でも伝説ってほどかな?」
香奈「なんだァ?てめェ……」
香奈、キレた!!
ミカド「キレるな落ち着け」
壮間「お前が言うか?沸点アルコール人間が」
ミカド「黙れ」
香奈「はい、ここでμ'sクイズ!μ'sの中で一番凄い人は誰でしょうか!」
香奈がμ'sのポスターを指さす。ミカドと壮間には誰が誰だか分からないのだが。
壮間「いや分からんけど…この人じゃない?真ん中いるし」
ミカド「高坂穂乃果だな。台本に書いてあるが、事実上のμ'sのリーダーらしい」
香奈「はい残念!ブッブーですわ!正解は全員凄い!全員最高!」
壮間「うっわ汚い」
香奈「だまらっしゃい!いい!?μ'sはもう至る所が神なの!神!
バレエの神童絢瀬絵里さん!宇宙No1アイドル矢澤にこさん!身体能力最強の星空凛さん!伝説のメイド南ことりさん!天候を変える高坂穂乃果さん!プラス・ゴッド・エトセトラ!」
ミカド「最後何か違う気がするぞ」
香奈「Aqoursと決定的に違うのは、μ'sは神に愛され、天に愛され、世の中全てに愛されるようになったパない最高のスクールアイドルってとこ!彼女たちの歩んだ道は、夢見る数多の少女に眩しく焼き付いた!それだけ鮮烈で、伝説になるだけのパワーがあった!奇跡みじん切りして才能で炒めて努力と混ぜて丸く握って絆・可愛いに夢をまぶして揚げたのがμ's!」
壮間「途中コロッケ作ってなかったか?」
ミカド「キャベツはどうした」
【A-RISE】
壮間「まだやるのね…」
香奈「何事も原点は大事オブ大事!UTX高校の三人組スクールアイドル、A-RISEは第一回ラブライブ優勝グループにして、スクールアイドルという文化の源流にいる存在なの!」
スクールアイドルはA-RISEに憧れた女子高生たちが彼女たちの真似をし、全国に広まっていったのが始まりと言われている(諸説あり)
香奈「このグループはUTXの芸能学科が運営してて、毎年メンバーが入れ替わっていくっていうガチ仕様。その辺はほぼプロと同じなんだよ。その中でも私的最高の時期は、やっぱりラブライブ優勝を果たして、μ'sとぶつかり合った綺羅ツバサさんたちの世代!あの時期は可愛いμ'sに対し、超絶クールなA-RISEって感じで幸せだった……まさにゴールデンエイジ」
ミカド「台本によると、彼女たちは卒業後もプロとしてアイドルを続けているらしい」
壮間「ほぇー…なんか一気にスクールアイドルの見方変わるな」
香奈「A-RISEの存在はスクールアイドルを『本気』にした。学生のアイドルでも、遊びなんかじゃないってハッキリ示したからこそ、昨今のスクールアイドル文化があるわけ。その功績を成し遂げたA-RISEは、正しく全スクールアイドルのバイブル!至高のアイドルってわけよ!」
壮間「お前さっきμ'sが最高って言ってなかったか?その前はSaint Snowが最強って言ってたし…」
香奈「至高も最高も最強も最推しも全部違うの!!はぁーこれだから素人は」
壮間「最高だの最強だの、オーズの最強フォーム論争みたいだな」
ミカド「最強フォームはプトティラだろう」
香奈「は?タジャドル以外有り得ないんだが??」
壮間「俺的には最終回の10枚目タトバが最強だと思うんだけど…」
ミカド「それは無い」
香奈「虫一匹倒しただけじゃん」
壮間「はぁ!?」
スーパータトバの勢力で混沌を極める前に閑話休題。
ミカド「結局4グループも解説したぞ。お前の昔馴染みはいつもこうなのか」
壮間「いつもじゃない…いや割といつもこんなのかも。まぁお陰でスクールアイドルについてよく知れたし、香奈も楽しそうだったしいいんじゃないかな」
ミカド「そうか。俺はもう絶対に勘弁だがな」
壮間「それは俺も同意……」
疲れ切った表情を見合わせ、二人はそっと台本を置いたのだった。
to be contin((
香奈「終わらせるかぁぁぁぁぁっ!!」
香奈の清々しい右ストレートがto be continuedを殴り壊した。
香奈「なに終わろうとしてんの!?尺?文字数?テンポ?んなもん知らん!作者が勝手にカットするでしょソウマたちはまだ逃がさないよ!」
ミカド「今この女、文字を殴った気がするが」
壮間「…今まで出番無かったわけだ。香奈は補完計画で無敵すぎる……!」
ここで壮間はウィルがいないことに気付く。あの男、香奈から逃げたに違いない。
香奈「じゃあ次の講義は今話題の虹ヶ咲スクールアイドル同好会!スクスタや今やってるアニメも熱いけど、くろすとらしくここは虹の二次小説について話そうか!まずハーメルンの『中須を泣かす』と『大好きが咲いている』を……」
ミカド「よせ!何故か知らんがそれはマズい!」
壮間「待て待て待て待て!!」
最後の作品タイトル二つは、「虹ヶ咲 虐待」ってハーメルンで検索かけると出てきます。察しましたでしょうか。察した上で気になる人は読んでみてください。
非常に正直な作品の布教でした。