「ちっ、さっきの車が破壊されたわ、おい、奈々、また車探してこれるか?」
「わかった、ゴローちゃん」
ゴローさんは強化武器で俺は黒い閃光で赤服隊と交戦し、奈々ちゃんはまた車を探しに行った。
そして、少し経過した後、奈々ちゃんが車を見つけてきたので乗り込み走り出したのだ。
その時
国王メールが届いたのである。
『通達、今回のmissionについて説明する、大阪久保空港にある大型飛行船に昼の12時までに乗り込め、飛行船が離陸すれば大阪は地上と上空の両方から方位されて出入りできなくなる、大阪に留まってもゲームを続けることは可能だが飛行船の中で新たなmissionを発令する。そのmissionが最後のmissionで重要な役割を果たす、そのため飛行船に乗ることを推奨する。諸君の健闘を祈る』
「珍しいMissionだよね」
「裏がありそうじゃな」
「ええ、このようなmissionには裏があることが多いと思います、前回の逃走ゲームでは俺は船に乗り込み、その後、モーターボートで脱出するなどありましたので今回は飛行船から小型飛行機で飛び立つとかあるんじゃないんでしょうか、しかし、最後のmissionで重要な役割を果たすというのが気になりますね」
「どっちにしろ、空港に向かう必要がありそうじゃな」
俺たちは車で大阪久保空港に向かった。
しかし、途中で戦車に襲撃され車が大破したのだ。
「どうしよう、ふたりとももう11時だよ……」
さらに赤服隊が発砲してきたのである。
「くそ、邪魔じゃ!!」
ゴローさんは赤服隊を強化武器で一掃した。
「ゴローさん!!空港はもうすぐです、走りましょう」
「スタミナもたんわ……」
「ゴローちゃん、頑張って!!」
俺たちは空港まで走り抜け、なんとか大阪久保空港に到着したのだ。
「飛行船ってあれかな」
「奈々ちゃん、たぶん、そうだよ」
「時間がない、お前ら行くでっ!!」
俺たちはそのまま飛行船に乗り込んだのだった。
そして、ちょうど、時刻は昼の12時になり国王メールが届いたのである。
『通達、12時になったので離陸する。この飛行船は京都航空軍の飛行場に24時に着陸する。そして、これより飛行船内でのMissionを発動する。この飛行船内に鍵を各所に隠した、この鍵は最後のmissionで必要となるので1人1つ見つけること、もちろん、この飛行船の中にも赤服隊が乗り込んでおり、罠も設置している、諸君の検討を祈る』
「鍵、探すのか」
「めんどくさいのぅ」
「でも、最後のMissionに必要なら探すしかないよ」
俺たちは鍵を探しに船内を捜索しにいくのだった。
「ゴローさん、鍵、ありました?」
「いや、まだ見つからんわ」
俺は鍵を探して植木ばちを見た。
「あっ!!」
植木ばちの土に鍵が刺さっているのを見つけたのだ。
「ありました、鍵がありました!!」
俺は植木ばちから鍵を抜き取ったのである。
その時
船内に警報が響いた。
「な、まさか罠だったのか」
「やばいよ」
「安全な所へ向かうんじゃ」
そして、次の瞬間、壁から大砲のようなものが出てきてそこからエイリアンロボットと同じような光線が放たれたのだ。
「くそっ……」
俺は即座に光線に黒い閃光を放ったのである。
「海斗、頑張るじゃ!!」
「はいっ!!」
黒い閃光と光線がぶつかり合い火花を散らした。
その時
「マズイ、赤服隊まで現れよったわ」
ゴローさんは強化武器で赤服隊と交戦したのだ。
「奈々ちゃん、離れてっ!!」
「うん!!」
俺の放った黒い閃光と光線のエネルギーが弾け爆発し各地に拡散したのである。
「ハァハァ、今の内にみんなっ」
「おう!!」
「隠れよう!!」
俺たちは角に隠れた。
しかし、赤服隊も追ってきたのだ。
「しつこいんじゃ!!」
ゴローさんが赤服隊を今度こそ一掃したのである。
「なんとか一掃できたわ、マジ、体力もたんわ」
「きりがないですね」
その時
俺の背中に誰がぶつかった。
「敵か!!」
俺は黒い閃光を放とうと振り返るとそこにいたのは武也だった。
「海斗兄さん!!」
「武也!!無事だったのか」
「なんとかね」
「武也君」
「久しぶりじゃな」
「ご無沙汰してます、奈々さん、吾朗さん」
「!!みんな、また、赤服隊だ」
赤服隊が現れたので俺たちは走ったのだ。
しかし、目の前にも別の赤服隊がいたのである。
「任せるんじゃ!!」
ゴローさんが赤服隊を射撃した。
「俺だって負けませんよ」
武也も赤服隊を射撃したのだ。
「なかなかじゃな」
「ありがとうございます」
その後、俺たちは人数分の鍵を探しに数時間船内を探索し奈々ちゃんが鍵を1つ見つけたのだった。
「残りの人数分の鍵、見つからないな、てか、今さらだけどこの飛行船、上空で停止してるよね」
「海斗、おそらく24時に合わせて航空軍の飛行場に着陸するんじゃよ」
「ゴローちゃん、今、何時?」
「21時じゃよ」
「早いうちにみつけないとな……お、鍵、みっけ!!」
武也が植木ばちに刺さっている鍵を見つけたのである。
「まてっ、武也、それは罠だ!!」
「えっ……」
俺は止めようとするが手遅れで武也は鍵を抜き取っていた。
次の瞬間、武也の立っていた場所の床が開いたのだ。
「わっ!!」
「武也!!」
俺は開いた床から身をのりだして間一髪で武也の右手を掴んだのである。
「頑張れっ、武也……」
「海斗兄さん……」
その時
赤服隊が発砲してきた。
「タイミングが悪すぎじゃ!!」
「ぶっ飛ばすよ!!」
ゴローさんが赤服隊を射撃して、奈々ちゃんが赤服隊を蹴散らしたのだ。
そして、なんとか俺は武也を引き上げたのである。
「あ、ありがとう、海斗兄さん」
「無事で何よりだ」
その後、俺たちは残り1つの鍵を探したが一向に見つからずに時間だけが過ぎていった。
そして、24時になり京都航空軍の飛行場に着陸し、国王メールが届いたのだ。
『通達、24時になり京都航空軍飛行場に着陸した、直ちに全員外に出るように、また、これより船内に有毒ガスを散布する、諸君の健闘を祈る』
「ヤバい、外にでしましょう」
「でも、海斗兄さん、まだ鍵が1つ足らないよ」
「ここにいたらマズイからとにかく出るぞ!!」
俺たちは手口から外に脱出したのである。
また、飛行場には赤服隊が待ち受けていて逃走者が何人か射殺されたのだった。
その後、俺たちは飛行場を出て京都の市街地に出た。
しかし、早速、赤服隊が発砲してきたのだ。
「疲れたよ〜」
「奈々ちゃん、頑張れ」
みんな疲労が溜まりながらもどんどん赤服隊を追い詰めていったのである。
「とにかくみんな、安全な所を探そう……」
俺が場所を移動しようとした。
その時
「海斗兄さん!!危ないっ……」
油断した俺に放たれた銃弾から武也が俺を庇ったのだ。
「え、武也……」
銃弾は武也の心臓を貫通していたのである。
「海斗、兄……さん……」
「武也!!しっかりしろっ!!」
「もう、ダメみたい……心臓に貫通してるよ」
「ふざけるな、助かる、しっかりしろっ!!」
「いいよ、これが運命だよ……それよりこれ……」
武也は最後の力を振り絞って鍵を渡した。
「足りなかった……最後の1つ……」
「何いってんだよ!!死ぬな、しっかりしろっ」
「これも……」
武也は『序』と刻まれた首飾りを渡したのだ。
「武也、これはお前の兄さんの形見の首飾りだ」
俺は『秩』と刻まれた首飾りを出したのである。
これは武也の兄である鈴木 拓也から託された首飾りだ。
「武也、なんということじゃ……」
「武也君、そんな……」
「早く……みんな……いって……」
「……奈々、急ぐんじゃ、また、時間稼ぐから車を頼む」
「わかった……」
そして、奈々ちゃんは車を確保してきたのだ。
「海斗、いくんじゃ!!」
「嫌だぁぁ、チクショォォォ!!」
「海斗君、悲しいけど堪えてっ!!」
「奈々の言う通りじゃ!!」
ゴローさんは無理矢理俺を車に押し込んだのである。
そこへ、
「逃がすかっ!!」
武也を撃った赤服隊が銃を構えてやって来た。
「そうは……させない……」
武也は最後の力を振り絞って拳銃を握り赤服隊を射殺し、そのまま息絶えたのだった。
一一一一一Eグループ生存者リスト一一一一一
在籍28名
生存3名
死亡25名