俺は
ある時、川に落ち何故か2014年末期から100年後である2114年末期にタイムスリップした。
そして、俺は未来の日本の独裁者である
その後は友のお陰で何とか俺は生き延びタイムスリップしてから4年が経過したのである。
俺はその逃走ゲームで共に戦い俺を庇い死の収監所に収監された
その死の収監所と言うのは正式名称『破和囲収監所』しかし、この名称である『破和囲』の読み方も収監所の所在地も不明なのだ。
助けることを約束した俺は手がかりを探して放浪し色んな情報を聞いては真相を確かめに行ったが全てがデマだった。
そして、次の情報を手に入れ俺は大阪にいたのである。
その情報とは大阪にある大阪久保タワーと言う建物が死の収監所の所在地だという情報であり、行ってみたがそこはただ国王が別荘だとして使っていた建物であった。
このように逃走ゲームが終わってから俺は日本中を巡り生活しており既に元の時代に帰ることは諦めていたのだ。
そして、今日の分の食費が底をつき俺は日雇い労働で働いていたのである。
急がなければ間に合わなくなる。
死の収監所は10年に一度収監者を全員処刑するらしい。
そして、調べてくうちにもう時期処刑の日だということがわかった。
「もしかしたら
そして、仕事が終わり市街地を歩いていると俺はとんでもないビラを見つけたのだ。
「これは……」
そのビラは逃走ゲームの参加募集だった。
「一般人参加型……無実の弾丸?」
このビラは数年に一度開催される一般人が参加できる逃走ゲームらしい、今までは捕獲され失格となるだけだが今回は俺が参加した逃走ゲームのように拳銃を持った
赤服隊とは逃走ゲームにて拳銃などの武器を使い逃走者を殺害する文字通り赤い服を着た連中だ。
「逃走ゲームのサブタイトルが『無実の弾丸』か、一般人の血が流されるわけだからな、賞金が500万円に副賞で免罪符か…………ふざけたことしやがって」
というのも免罪符はその人物がしたどんな罪でもその協力者も含め一度だけ消すことができる、つまり、国王は優勝者は一度だけ犯罪行為ができる権限を与えている。
「サブタイトルが無実ね、免罪符は無実じゃなくても罪にならなくなる、相変わらず意味わからないな…………さてと、こんな馬鹿げたゲームのことは放っておいて情報収集」
俺は市街地を歩き続け椅子に座っていた老人に死の収監所のことを尋ねた。
あの収監所ができたのは100年近く前、若い人間に聞くよりも老人に聞いたほうがいい情報が手に入るのだ。
「さぁね、何せあれは昔に作られた収監所だからね」
「そうですか、ありがとうございました」
今回も収穫はないようだった。
その時
「お兄さん、死の収監所のこと調べてるの?」
「ああ」
男の人が話しかけてきたのである。
「そういえば、昔、死んだじいさんから聞いたんだけど死の収監所って島にあるらしいよ」
「本当に!?」
「なんかどっかの島を丸々造り変えたとか」
「ありがとうございます!!因みに島に心当たりは?」
「いや、ないかな、因みに、遊ぶ島だったら
「あんまギャンブルしないんで、でも、行ってみようかな八丈島……」
俺は急いで格安の乗り合いバスで東京に帰ってきた。
そして、何とか資金を調達し船乗り場から大型フェリーで八丈島へ向かったのだ。
「いやぁ、100年であんなに変わるんだな」
俺は2012年にいたころ
「俺、場違いだな、アハハ……」
その島は沢山のネオンに包まれておりいくつもの高層ビルがありその中にホテルやカジノがあるのであろう。
そして、フェリーが八丈島の港に入港した。
「着いたか」
八丈島はそんなに大きな島ではなかったが港には活気が溢れていたのだ。
「まさか、この中に死の収監所が……」
「おや、お兄さん、死の収監所、探してるのかい」
「!!おじいさん、何か知ってるの!?」
俺の所にホームレスのおじいさんが近寄ってきたのである。
この島は政府がカジノにしたがその後、政府の干渉があまり無いため本土では少ないホームレスも何人かいた。
「ああ、知ってるよ」
「教えて下さい!!」
「いいけど酒」
「え……」
俺は情報の対価として酒を奢らされたのだ。
「で、死の収監所についてだけどどこにあるの?」
「場所なんかしらんよ」
「は?」
「知ってるか?って聞かれたから知ってるっていっただけじゃよ……八丈マッコリうまい、昨日は
「やられた……」
俺は立ち去ろうとしたのである。
「日本はマッコリ多くなったのぉ、先代国王の好物とか、無論、情け島もいいが……
「ナサケシマ、ゴジンカ、なんだそれ?」
「御神火はともかく情け島を知らんとは大昔からあるこの島の特産焼酎じゃ」
「御神火?はどこの特産」
「もう今はないんじゃ、製造元の島が100ぐらい前に無人島になってしまってな、かれこれ60年前に残されていた御神火を飲んだんじゃ」
「…………つまり、未開封とはいえ40年近く前の焼酎を飲んだのか」
「問題はない……はぁ、ここも御神火の大島ぐらい大きければもっとたくさん酒が作れるのにのぉ」
「ああ、伊豆大島ね、たしかに八丈島じゃなくて大島にカジノ作ればよかったのに……」
まてよ、さっき100年前に無人島になったって、まさか、大島……
「大島は無人島?」
「ん?知らのか、あそこは絶対王政に変わって少ししてからずっと無人島じゃ」
これは行く価値はある!!
「おじさん、ありがとう!!」
「……お、おう?」
その後、俺は本土に戻り少し金を貯めて伊豆諸島で漁をしている漁師に金を渡して大島の近くまで連れて行ってもらった。
「兄さん、こっから先は禁漁区域だ」
「ここからは泳ぎます」
「夕暮れまではあっちで漁してるから戻ってきたら声かけてくれ」
「はい、ありがとうございます」
俺は濡れてはまずいものを防水パック入れて泳ぎ何とか大島に到着したのだ。
「疲れたぁぁ」
そして、俺は島を散策してる内にあることに気がついたのである。
島内は長年放置され建物が老朽化してるのと人々がいないこと以外はほとんど俺の知ってる大島変わっていなかった。
「どこから探そうかな」
俺は三原山のふもとにホテルの廃墟を見つけたのだ。
「『…島…泉ホ…ル』」
そのホテルの看板も所々文字が欠けていたのである。
「たぶん、ここタイムスリップする前に泊まったホテルだな」
俺はそのホテルの中に入り受付を調べた。
「……何もない」
まさか本当に何もないんじゃ、けど、無人島になった理由に先代の国王が絡んでいることは間違えないはずだ。
そして、俺は客室を調べていたら机に『日記』と書かれたノートが置いてあったのだ。
「日記?」
俺はその日記を手に取ったのである。
「ボロボロだな……あ、
辛うじて読むことができ俺は栞が挟んであるページを開いた。
『このページは日記というよりメッセージ、あの国王を名乗る男はキライ、アイツの禁止することに歯向かいたい、誰か、あの国王の野望を打ち砕いて』と書いてあったのだ。
そして、次のページを開くとメッセージが書かれていたのである。
『誰かあの国王を止めてくれる人に伝えたい、あの国王を名乗る男はこの島を収監所に変えようと島の人々に島から出るように言いつけた、しかし、この島が小さいと国王はアメリカのハワイを占拠したの、そして、そこに収監所を作り『破和囲収監所』と名付けた、しかし、収監所が出来たのに私たちは島から離れないといけない『お前たちは私の言ったことに服従していればいい奴隷だ』と国王は言った。
これは自分の権力を本土に見せしめるためよ、意味もなくこの大島を無人島して立ち入り禁止するつもりらしいの、そして、国王はこれから一切ハワイを乗っ取ったことや『破和囲』の『ハワイ』を口に出すことを禁止し違反者は死刑にするってメチャクチャすぎるわよね。
だけど、私はあの男がキライ、だから、この日記に書き残す、この日記を読んでいる誰か、あの国王を終らせて!!もう今日でこの島を離れなければならない、もう帰れない、大好きだった故郷、だから、この地にこの日記を置いておく、いつしか国王を止めてくれる救世主が現れることを信じて……終』
「…………………………………………ハワイ…………ハワイか!!『破和囲収監所』はハワイ収監所だったんだ」
俺は遂に死の収監所の正体を突き止めたのだった。
「必ず、俺が国王を止めて見せます」
俺はその日記を閉じて机に置いた。
「とにかく戻って計画を練るか」
俺は再び海を泳ぎ漁師に拾ってもらい本土に戻り報告のため春日部市に向かうのだった。
未来逃走の続編です、よろしくお願いいたします。