Fate/Phantom Order   作:坂本コウヤ

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まだ序章の第2話なのに、お気に入りがもう20件以上ある事に驚いてます。
これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします!


第2話:真夏の休暇

「「「海だぁぁぁぁぁぁ(だよ~)!!!」」」

 

「「うるさいですよ(・・・うっさい)!」」

 

「「「ショボーン・・・。」」」

 

「ア、アハハ・・・。」

 

「・・・ハァ~。」

 

 

 どうも皆さん、ティルフィングです。今日はマスターや他のキル姫達と一緒に、ラグーナ島*1に休暇で来ています。えっ、前回からどれぐらい経ってるか、ですか? ・・・すみません、作者の描写不足で。ただ、前回の話からは、そこまで月日は経ってません。

 

 ちなみに私達がここへ来た理由ですが、マスター曰く、

 

 

「今年ももうそろそろここへのゲートが閉じちまうだろうから、最後の記念にどうかと思ってな。」

 

 

との事。

 

 年中常夏なこのラグーナ島のあるこの『海上界*2*3』とでも呼べるこの場所への入り口であるゲートは、一年中開いてはいません*4。一年に一定の期間、読者の方々でいうところの『夏』と呼ばれる期間の間だけ、この特別な世界と私達の住む『天上界』がゲートによって繋がり、私達はその期間中、ここにいる海上界特化型の異族の討伐や、普段なかなか出来ない「海辺でのデート」を楽しんだりします。まぁ、当然それだけなら、異族討伐はともかく、ここへ来る理由は(実益的な意味では)さほどありません。ですがこの場所では、マスターと私達キル姫の『親愛度』が最高潮に達した時に発現する特別なスキル、通称『トラストスキル*5』と呼ばれるスキルを発現させるのに最適な環境との事なので、度々休暇を取ったり、異族の討伐任務を積極的に受けて訪れるマスター達がいるそうです。まぁ、実利や実益ばかり考えてるマスターばかりではないので、私達のマスターの様に、純粋にキル姫達との思い出を作りたいという方もいますね。

 

 ただ、ここを訪れる際に一つ問題があるとすれば、ドレスコードとして『水着』の着用が義務付けられている、といったところでしょうか*6。普段からマスターとよく着せ替え(一方的)をしてる私やロンギヌス、それと楽しい事が好きなフライシュッツとフライクーゲルの『魔弾姉妹』達はともかく、普段から鍛錬ばかりで無駄な事は極力しないアロンダイトや、任務以外では割と寝てる事が多いレーヴァテイン等の一部のキル姫達はそもそも水着すら持っていなかったりして、最初来る時は準備が大変でした。先ほど挙げた二人は特に。

 

まぁ、そんな二人も今は周りと馴染んで一緒に過ごしているので、良い傾向だと思います。はしゃぎがちなマスターや『魔弾姉妹』のストッパーともなってくれている(本人達としては渋々)ので、私としても少し助かってたりしますね。どうも、あぁいう空気に混ざって止めるのは苦手なので。

 

 さて、みんな思い思いにここでの一時を楽しみ始めてますし、これからどうしましょうか。マスターは・・・、あ~、フライシュッツ達と色々はしゃいでますね。日焼けが大丈夫か気になりますが。私達のマスター、『クレア・バラージュ』は、肌が弱いようで日焼けすると赤く腫れてしまうようで、ひどい時は服を着る時でも痛みがはしるそうで、職務にも影響が出かねないですから。・・・ま、まぁ。そうなったら仕方ないですが、私が、看病しても・・・、って、何を考えてるのよ私は!?///

 

 ・・・いけないいけない。マスターについて考えていると、どうも変になってしまう自分がいます。確かに、付き合いも長いですし、彼の『特殊な事情』を知っているので、彼の事を意識してしまうのは分かるのですが・・・。

 

 

「ティルフィングさん? ティルフィングさ~ん!」

 

「ん? あぁ、『アスカロン』ですか。どうしましたか?」

 

 

マスターについて色々と考えていると、私達『ファーストキラーズ』の後輩にあたる『セブンスキラーズ*7』の一人で、私の後輩、『アスカロン』が話しかけてきました。確か、先ほどまで同じ『セブンスキラーズ』の一人で、ロンギヌスの後輩の『フォルカス』達と一緒に、波打ち際ではしゃいでいたはずですが。

 

 

「いえ、一人でずっと黙り込んで、マスターの方を見てるだけだったので、どうしたのかなと思って。」

 

「い、いえ別に・・・。特に、何かある訳ではないんですけど、ね。」

 

「? そうなんですか?」

 

「え、えぇ。」

 

 

 うぅ、アスカロンの純粋な(疑問の)眼差しが、地味に心にきますね。彼女、妙に純粋なところがあるせいか、私とマスターの関係を『長年連れだったパートナー』とか考えてそうなんですよね。まぁ、フライシュッツ達のように、彼女達後輩の前でおおっぴらに大好きオーラを振り撒いてる訳ではないので、分からないのも仕方ないですが・・・、なんだか少し、複雑な気分です。

 

 そう考えていると、アスカロンが「ん~・・・。」と唸った後、ポンっと手を叩くと良いことを思いついたといった表情でこう言ってきました。

 

 

「よし、じゃあティルフィングさん!」

 

「はい?」

 

「一緒にマスターの所に行きましょう! というか、一緒にデートしに行きましょうよ!」

 

「え、えぇ!?」

 

 

 いやいや、ちょっと待って下さいよ!? なぜ急にそんな話になったんですか?! そんな話の流れでしたっけ?! マスターの方をずっと見て、どうしたのかって話しかしてなかったはずですが。それに、今はフライシュッツ達と一緒にいるんですから、彼女達からマスターを、私(やアスカロン)の勝手で引きはがすのもどうかと思いますし・・・。

 

 

「大丈夫です! せっかくマスターがラグーナ島に連れてきてくれたんですから、沢山思い出を作らないと損ですよ! ほら、そうと決まれば!! 行きましょう、ティルフィングさん!!」

 

「えっ、ちょっと!? アスカロン?!」

 

 

 アスカロンの急な提案にどぎまぎしながらそう考えている間にも、思い立ったが吉日と言わんばかりに自己完結させ、彼女は私の腕を掴み、マスターの所へと引っ張っていきました。

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「アハハハハ!! ハチの巣ショウターイム!!」

 

「『ハチの巣ショウターイム!!』、じゃねぇよバカ!! なにただの水かけ合戦で本気になって、って危ねっ!?」

 

「アハハ! 油断大敵だよ~、マスタ~くん!」

 

「アンタら、姉妹揃って容赦なさすぎませんかねぇ!?」

 

 

 ラグーナ島に来てから早1時間が過ぎようとしてる頃、オレは今フライ姉とクーゲルの『魔弾姉妹』と一緒に『本気(キル姫基準)』の水かけ合戦をしていた。いや、かれこれこの波打ち際でずっとこうやってはしゃいでるわけだけど、正直体力的にキツイ! しかもキル姫基準のガチだから、飛んでくる水の勢いがすごいのなんの・・・。最初はただ水を掛け合ってただけだったのに、どうしてこうなった・・・!

 

 その上、さっきちらっと見えた『アッスー』ことアスカロンみたいに他の姫と戯れてる娘とか、はたまたレーヴァみたいに(アイツの場合めんどいのもあるだろうが)巻き添えを食らいたくないからか遠巻きにしか見てない娘とか、ロンちゃんみたいに街に買い物に出かけた子(なんかさっきデュリンと街の方に行くのが見えた)とか・・・、つまり味方が現状いない。まぁ、流石に止め際は分かってると思いたいが。

 

 

「あれぇ? マスタ~くんってば、もうバテちゃった感じ~?」

 

「ハァ、ハァ・・・、あのなぁ。キル姫のマスターつっても、あくまでオレは普通の人間だぞ。むしろ、ここまでそっちのペースについてこれたのは奇跡だからな。」

 

「アハハ!! まぁ、マスターのフィジカルは、ティルフィングやロンギヌスとのチェイスで随分ビルドアップされてるはずだからネ~!! これぐらいマージン(英語で『margin』、余裕の意)デショ!!」

 

「そんなので鍛えられたっていうのも若干いやだな・・・。というか、ただ地上を走るのと、波打ち際とはいえ水辺を動き回るのじゃ、体力の使い方がダンチだからな!? 余裕じゃねえよ?!」

 

 

 そんな風に体力がギリギリながらも何とか二人と会話してると、砂浜の方から「マスター!!」と叫ぶ声が聞こえ、そちらを見ると思いっきり手を振ってこっちへ向かってくるアッスーがいた。その隣にはティルもいて、何でか知らないが顔を赤らめて恥ずかしそうにしていた。何があったし? と思うと、その答えは存外早く分かった。

 

 

「今からティルフィングさんと一緒に、街の方にデートに行こうと思うんですけど、マスターも一緒にどうですか!!」

 

「ちょ、ちょっとアスカロン!! 私はまだ行くとは・・・。」

 

「えっ、行かないんですか?」

 

「うっ・・・。・・・こういう時のあなた、後輩のくせにホント意地悪よね。」

 

「?」

 

「ふむ・・・。」

 

 

 街の方に『デート』・・・。あ~、なるほどな。それでさっきからティルが顔を赤らめて恥ずかしがってるのか。オレも別に、鈍感ってわけじゃない。ティルがこっちに、好意的な感情を向けてるのくらいは知ってる。が、割と奥手な部分があるのと、性格的に結構職務に真面目なのもあって、プライベート以外じゃなかなかそういった所を見せないんだよな。まぁ、フライ姉みたいにところかまわずハグ(という名の凶器(意味新)タックル)をしてきたりする方がいいというわけでもないが、もうちょっと自分の気持ちに正直になってもいいとは思うんだよ、オレは。

 

 にしても『デート』か。ちょっと流石に波打ち際での水遊びにも疲れてきてた所に、このお誘いは良いタイミングだ。今のこの時間を楽しんでるフライ姉達には悪いが、これは休憩できるいい口実になる。何も水辺で遊ぶだけが、ラグーナ島の楽しみでもねぇしな。まぁ、かといって放置すると後々よくないだろうし、さてどうしたものかと考えていると、フライ姉がこっちにハグしてきながら口を開いた。

 

 

「わぁ~、デートかぁ~! ねぇマスタ~くん! 一緒に行こうよ~!!」

 

「ベリィグ~ッド!! マスター、私達もトゥギャザーしていいよネ!!」

 

「・・・ハハッ、そうだな。」

 

 

 そうだ、この二人はこういう性格だったな。楽しそうな事には、積極的に自分から頭突っ込んでいくというか。『フライ(flei)』、ドイツ語で『自由な』という意味を持つこの単語を名前に含んでるだけあって、相手がよっぽど嫌がってるとかでもない限りは、わりとその場のノリで動いてるのがこの『魔弾姉妹』という二人だ。

 

 

「すまん、アッスー! ティル! フライ姉達も一緒に連れてってもいいか~!?」

 

「いいですよ~! 人数が多い方が楽しいですし~! ティルフィングさんもいいですよね?」

 

「えっ? えぇ、構わないけど。」

 

「ティルフィングさんも大丈夫ですって~!!」

 

 

 アスカロンがティルに確認すると、どうやらオッケーが出た様だ。まぁ、たぶんあの素直じゃないティルの事だし、案外内心は二人きりの方が良かったな~・・・、とか、オレと一緒に入れる時間が減る、とか考えてそうだけど。すまんな、ティル。今度時間があったら、その時は必ず二人きりで行くって約束するから。今回はちょっと、我慢してくれ。

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 とまぁ、そんな気楽に考えてた時間がオレにもありました・・・。何で過去系かって? それはな・・・。

 

 

「フ、フライシュッツ・・・! その、マスターと、その・・・。ベタ付き過ぎな気が、するのですが・・・!」

 

「えぇ~、お姉ちゃんはマスターくんが好き~って気持ちを、真っすぐ伝えてるだけだよ~?」

 

「ティルフィング、もしかしてジェラシー感じちゃってる~?」

 

「そ、そういうわけでは!? だいたい、そんなベタベタしてたら、マスターが歩きにくいでしょう!!」

 

「あわわわわわわわ~・・・。」

 

「・・・・・・(・・・どうしてこうなった)。」

 

 

 オレは今、ティル達と一緒にラグーナ島の街の中を散策している。それはまだよかった。ただ、散策直後からフライ姉がやたらとオレの左腕にベッタリくっついて歩いており(当然大きな『アソコ』を当てながら)、それを見たティルは最初こそ涼しそうな顔をしていたが、段々耐えきれなくなったのか嫉妬半分真面目半分で説教しており、そんな様子をクーゲルが茶かして余計に火に油を注ぎ、それを見たアッスーがどうしようとあわあわしてる状態だ。

 

 ・・・まぁ、正直オレもフライ姉がここまでベッタベタにくっついてくるとは思わなかった。多少の距離感は掴んでたつもりだったんだがなぁ。とはいえ、このままにしておいたらマジでティルが機嫌を損ねちまう。それは俺の本意ではない。・・・こうなったら仕方無い。今のティルのメンタル的にあまりよくはないかもだが、まぁやらないよりはマシだろう。

そう決意したオレは、フライ姉に抱き疲れてない右腕の方をティルに差し出してこう言った。

 

 

「・・・その、ティル。」

 

「っ、な、何ですかマスター?」

 

「その、さ。お前が良けりゃ、右腕(こっち)の方に抱きついても、いいぞ?」

 

「っ!? い、いえお構いなく!! 私は別に、そういう事をしたい訳ではなくて、その・・・。」

 

 

 ティルはそう言って、顔をそむけてしまう。まぁ、ここで即決してしまったら自分らしくないっていうのと、後輩であるアッスーの目があるのが、恐らくそんな行動に走らせてるんだろうけど。・・・後々めんどくさくなりそうだが、ここはオレが度胸を見せなきゃならんな。

 

 

「・・・なぁティル。」

 

「・・・何ですか?」

 

「その、さ。オレはティルと、こういう事、してみたいなって。だから、さ。その・・・、ダメか?」

 

「・・・・・・、そう言われては、断れないじゃないですか。もう///」

 

「アハハ・・・。で、どうなんだ?」

 

「・・・しょうがないですね。今回だけ、ですよ?」

 

 

 そういうとティルは、オレの手を恐る恐る握り、ゆっくりとこっちに身を委ねてきた。フライ姉と比べたら、そんなに大きく主張して来ない彼女の胸だが、何故かオレにとってはとても好ましいものに感じた。いつまでもこうして、ずっと繋いでいたい。そう思える程に、オレはきっと彼女の事が好きなのだろう。・・・いつか、異族達との戦いが終わる時が来たら、その時には、この気持ちを打ち明けたいが――

 

 

――と、そんなことを考えていると、左腕を思いっきりグイッと引っ張られた。思わず振り向くと、そこにはプンスカと頬を膨らませて、いかにも「嫉妬してます!!」と言わんばかりの顔をしたフライ姉がこっちを睨んでいた。後ろにはニヤニヤしながら爆笑とかいう滅茶苦茶器用な事をしてるクーゲルや、余計にあわあわしてるアッスーが見えてる辺り、どうもティルと二人だけの世界に入り出してから、どうもずっとこの調子だったようだ。

 

 

「・・・あ、あの~、フライ姉さま? そんなにプンスカ怒って、どうしました?」

 

「ム~、マスターくん?! それ分かって聞いてるの~!? 別にくっつくなとは言わないけどさ~、お姉ちゃん達がいるにもかかわらず、二人だけの世界に入りこむのはどうかなって思うんだけど~!?」

 

「ウッ、す、すまん・・・。以後気を付ける。」

 

「ム~・・・。じゃあ罰として!! 今日はお姉ちゃんと、お姉ちゃんの部屋で一緒に寝る事!! いい?!」

 

「ウェェッ!?」

 

 

 ちょっと待って!! 今『一緒に寝る』って言ったか?! フライ姉、それ人によっちゃ『罰』じゃなくてご褒美になる気がするんだが!? ん、オレか? その・・・、言いたい事は色々あるが・・・。・・・とりあえず、ノーコメントで!!

 

 

「なっ!? ちょっと待ちなさいフライシュッツ!! そんな我が儘、許しませんよ!!」

 

 

 ・・・まぁ、さっきのはともかく。当然フライ姉の発言にティルは猛反発。まぁ、記憶を失ってからの付き合い故か、お恥ずかしながらどうも、ティル抜きでの生活っていうのが出来ないみたいでな。デュリンの監視つきの元、同じ部屋で寝させてもらってるのだ(当然ベットは違うのにした。それぐらいの甲斐性はある)。ただ、たまに嫉妬したロンちゃんとかがオレのベッドに忍び込んで寝てる事もあるので、割とあの部屋で寝るようになってからは、独り占めっていうのは少ない気もしなくもないが。

 

 

「先に良い雰囲気作り出したのはティルフィングちゃんじゃ~ん!! それに、普段からマスターくんを独り占めにしてるんだから、今日くらいいいでしょ~!?」

 

「ひ、独り占めだなんて!? 人聞きの悪い事言わないでください!! だいたい、あなたの部屋ベッド一つしかないじゃない! マスターをどこに寝かせるつもりですか!!」

 

「えっ、それは当然、ねぇ~・・・。」

 

「~~~~!? そんなの、なおさら認められません!! 私だって、そんなのした事ないのに!!」

 

「それはティルフィングちゃんがただヒヨってるだけでしょ~!?」

 

「っ、何ですってー!?」「何よ~!?」

 

 

 あ~、めっちゃヒートアップしちまってる・・・。どうする? さすがにそろそろ止めないとヤバいよな、これ? アッスーはもうあわあわしすぎて涙目になってるし、クーゲルはもう・・・、何かあんまり役に立ちそうにないし。ハァ~、こんな時に都合のいいタイミングで誰か、出来ればロンちゃんかデュリンが来てくれれば―――

 

 

「二人とも、何こんなところで騒いでんのよ!! 迷惑でしょ!!」「「グエッ!?」」

 

 

―――救世主キター!!

 

 

 

「アンタもアンタよ!! マスターでしょ!? 何で止め――」

 

 

――ないのよ、と、いつもの説教モードでデュリンは怒ろうとした。が、突如街の中から平時は聞こえるはずのない音達が、オレ達の意識をオフから抜け出させたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

―――聞こえた音は、破壊音と、悲鳴だった。

 

 

 

*1
『ファントムオブキル』における舞台の一つ。『海上編』と呼ばれる水着の斬ル姫達が繰り広げるストーリーの舞台で、常に常夏の空間となっているという赤道直下のような世界なのだが、この小説においては後者の特徴のみを採用した別世界という扱いにしている。

*2
『ファントムオブキル』のストーリーの一つ、『海上編』の舞台となる世界観。マナが空気中ではなく水中に含まれており、この世界における斬ル姫達はそのマナが無いと生きられないため、3つの国に分かれて奪い合いをする、という感じになっている。なお、現在は国自体は残っているものの、『マスター』と呼ばれる存在のおかげで減っていったマナが元に戻ったようで、仲良く過ごしているとの事。

*3
なお、この小説においてはこの世界観はあまり関係なく、単純に『ラグーナ島』という常夏の島がある空間という意味合い

*4
ようはイベント限定期間の事。ゲーム中でもこの『海上編』に関してはいつでも出来る訳ではなく、特定の期間の間のみプレイできるため、こういう形なのではないかと推測している。

*5
『ファントムオブキル』において、海上編限定の斬ル姫達の『親愛度』が100%以上溜まると解放される特殊スキル。『付帯スキル』と呼ばれる付け替え可能なスキルとなっており、複数の斬ル姫達の親愛度を上げて100%にして、それらのトラストスキルを付け替えたりすることも出来る。が、スキルによっては特定の武器持ちや属性のキャラ、はては開放したキャラ限定で特別な効果を発揮するものなどもある為、付け替えをする際は注意が必要である。

*6
『ファントムオブキル』の『海上編』の、特にストーリーにおいて重要な事。このストーリーを進める際は、『海上編』のキャラのみしか編成できないため、強力な斬ル姫を所持していたとしても、それらが海上編のキャラでなければそもそも使用できないという、ある意味不便な特徴を抱えている。一応、海上編を最初に始めた際に一人、現在(2019年8月3日)の時点だと海上編の無料ガチャが1回引けるため、最低限の戦力を確保する事は出来るのはある意味幸いではある。

*7
『ファントムオブキル』におけるグループの一つ。ファーストキラーズを超えることを宿命付けられていた第七世代目の斬ル姫の事・・・、なのだが、実際のところはメンバーによって関係性はまちまちで、ライバル視してる者もいれば頼れる先輩として憧れているものいたりするので、仲のいい先輩後輩のような関係に落ち着いている気がしなくもない。

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