比企谷君と…雪ノ下と…   作:ゼロ少佐

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1話

「貴方みたいな人が社会にでて真面にやっていけると思っているのかしら」

 

「ッ!!」パチーン

 

「っ!?」

 

「あ……す、、すまん」

 

「」タタタッ

 

 

 

 

 

八幡「またこの夢か…」

 

比企谷八幡24歳東京都にある大手企業に就職し

彼女がいない以外は充実した生活を送っている

 

入社してまだ3年だが俺の職場での評価は高く

上司からも期待されている

大学を卒業し、千葉から出て早3年

あっという間だった

 

気怠い身体を起こし身支度を始める

今日は金曜日だサラリーマンや学生にとっては1番モチベーションが上がる日だ

基本どこの会社も土曜日は休みだからだ

 

家を出て会社に向かう

俺が住んでいるのは

会社に比較的近いマンションなので徒歩で

通勤している

 

後輩「あ!おはようございます比企谷さん!」

 

八幡「おう、おはよう」

 

会社に向かうため歩いていると

後輩がこちらに走ってきた

高校や大学生活のお陰で多少は

コミュ力が上昇したので

今は誰とでもある程度なら話せるようになった

 

後輩「この前はありがとうございました!

比企谷さんのお陰で何とかなりました」

 

この前仕事に詰まっていた後輩の仕事を

肩代わりするのではなく、

効率のいい進め方、書類整理などを教えただけだ

 

こういう所…奉仕部の精神が抜けていないんだな

魚を捕るのではなく、魚の捕り方を教える

という高校時代に入っていたとあるボランティア部の

取り決めだ

 

八幡「お前の仕事が終わらなかったら 俺がどやされるからな 別に俺の為にしただけだ」

 

後輩「そんな事いいながらこの前他の人のミスを肩代わりして怒られていたじゃ無いですか。そんな人が自分の為だなんて言うわけないじゃないですか」

 

八幡「別にあれはそんなんじゃねーよ」ポリポリ

 

頬を掻きながら照れくさそうにそう言った

そこから特に会話することも無く

会社に着いた

 

八幡「おはようございます」

 

周りからおはようございますって声が返ってくる

俺が働いている会社は事務ごとに部屋を分けられていて、俺が務めているところは20人程しか人が居ない

 

自分の席につき、仕事を始め 数時間が経った頃

 

会長「やぁ、皆元気に仕事しているかい?」

 

この会社の元社長…現会長がやってきた

 

上司「会長!今日はどのようなご要件で?」

 

上司がスタタタタと早歩きで会長の前まで早足で歩いた行った。やはり、こういう時にのそのそ動くのは失礼だからな

 

会社「んーちょっと話したい子が居てね 比企谷君少しいいかな?」

 

え?俺?なんで?

 

八幡「は、はい!」

 

会長に呼び出され少し歩き応接間に連れていかれた

この応接間は基本使われてなく誰かが入ってくるという心配もない

 

会長「仕事の調子はどうかね?」

 

八幡「まぁ、ボチボチですかね…」

 

会長はそうかそうかと笑顔で答える

 

会長「それでだな 急で申し訳ないのだが明日2人でご飯でも食べに行かないか?」

 

これは!もしかしたらチャンスなのか!

4年前就職活動に勤しんでいた所

たまたま会社の面接の日に 道端で倒れているおじいさんが居た 構っていたら面接には間に合わないが俺は放っておけなかった。

おじいさんに寄り添い無事を確認したら

タクシーを呼んだ

 

「すまんな…最近腰の調子が悪くてな」

 

八幡「いえ、大丈夫ですよ(はぁ、やらかしたな…面接もう始まってるよ)」

 

「君、もしかして〇〇コーポレーションに面接しに来る予定だった子かね?」

 

どうしてその事を?

 

「図星か…すまないね迷惑を掛けてしまって

だが、今から急いで向かってくれ そしたらきっと報われる筈だ」

 

おじいさんが何を言っているのか分からなかったが

必死に走って会社に着いた

 

八幡「すみません!遅れました」

 

ドアを開け頭を下げると

 

「やぁ、思ったより早く来たね」

 

聞いた事のある声が聞こえてきた

 

八幡「さ、さっきのおじいさん?」

 

「改めて自己紹介するよ私はここの会社の社長だ」

 

八幡「え?えぇえええ!?す、すみません!先程は気付かなくて、その」

 

「はっはっは、気にしないでくれ それより特例として遅刻してきた君の面接を始めよう」

 

そこで社長の御厚意により面接を受けさせてもらい

見事合格したのだ

 

そして今となってもたまに会っている

社長は今は会長として会社を支えている

 

八幡「はい、大丈夫ですよ」

 

会長「そうか、すまないが明日千葉駅に16時に来てくれないか?」

 

ん?千葉?

 

八幡「千葉駅ですか?」

 

会長「あぁ、こう見えても私は千葉生まれで千葉育ちなんだよ」

 

へぇーそうなのか知らなかった

 

八幡「そうなんですか、僕と一緒ですね」

 

会長「まぁ、年季が違うけどね」

 

会長は豪快に笑っていた

話していて飽きないいい人だ

社員を駒としてではなく

1つの人間として扱ってくれている

 

 

 

会長との話が終わり仕事に戻ると

まわりの奴らから質問攻めにあった

 

八幡「はぁ…明日飯でも食いに行こうって誘われただけですよ」

 

と答えると罵詈雑言が飛んできた

まぁ、だけですよは駄目だったな

 

 

仕事が終わった俺はすぐに家に帰宅した

そして今日は早めに就寝し明日に備える事にした

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