比企谷君と…雪ノ下と…   作:ゼロ少佐

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陽乃√3

朝ごはんを食べ片付けをし終え

リビングでくつろいでいると

比企谷君が後で話があるって真剣な面持ちで

言ってきた

 

きっと彼も覚悟を決めたのだろう

そう思いながら残りの食器を片付けていった

 

 

 

雪乃「では聞きましょうか 貴方が選んだ答えを」

 

陽乃「……」

 

八幡「あぁ…」

 

彼は深呼吸をし私達の前に立った

 

八幡「雪乃、お前の事は高校の時からずっと

憧れの存在だった。どんな困難にも1人で

立ち向かい、乗り越えて 周りがどんな事を

されようとも真っ直ぐに自分の道を貫いて

生きていく様を憧れていた。

 

大学に入り 交際し雪乃の色んな面を知る事ができた

優しい所、可愛い所、弱いところに強い

ところを沢山見てきた。

 

大学3年の時に色々あって別れてしまったが

また、こうやって雪乃と話せる事が素直に

嬉しいと思う」

 

八幡「陽乃さん、昔は貴方の事をやっかいな

雪乃の姉と思っていました。

 

貴方には俺が高校の時からいろいろちょっかいを掛けてきて、いろいろ迷惑してました。

雪乃や俺、由比ヶ浜の3人や関係者の関係を

壊してきました。だが、今なら分かります。

 

未熟だった俺たちを成長させようとしてくれていた

停滞していた俺たちを動かそうとしてくれていた

 

そんな貴方の歪んだ優しさに触れて

俺は陽乃さんの事が好きになりました。

 

あの頃はまだ俺も雪乃も子供で貴方の事を

もどかしく思っていましたが、今は違います

 

陽乃さんはもう俺にとっては大切な人です

歪んだ愛情表現も、面倒な所も、優しい所も

全部好きです

 

俺は、そんな貴方が大好きなんです。

だから、俺と付き合って下さい!」

 

 

陽乃「はい…一生貴方の隣に居させて下さい」

 

私の初恋は7年の時を経て叶ったのであった

 

雪乃「あれだけ私にも口説き文句言っていたのにも関わらず姉さんを選ぶなんて 比企谷君はやっぱり根性が腐ってるわね、でもちゃんと考えてくれてたから特別に許してあげるわ…」

 

彼はすまんと呟いていた

雪乃ちゃんと比企谷君は元々両想いだった

その中に私が入っていった…

罪悪感はあるけど後悔はしていない

だってそれ程に彼の事が好きだから

 

 

付き合い出して1年ほどが経った

陽乃さんの両親に挨拶に行き

ウチの両親にも紹介し

 

仕事も順調にこなしながらこの1年を過ごした

雪乃とはたまに会う位になったが

友好関係も続いている

 

雪乃と別れてから1度もあってなかったが

この前由比ヶ浜や一色、戸塚などとも

久しぶりに会った

 

皆元気にしてたみたいで、

俺が陽乃さんと交際している事を伝えると

皆お祝いをしてくれた

 

まぁ、雪乃を選ばなかった理由を

根掘り葉掘り聞かれたが…

雪乃が駄目なんじゃなく 陽乃が魅力的過ぎるから悪いんだ!!と言った所 引かれてしまった

 

 

 

八幡「陽乃、もう1年だな」

 

陽乃「そうだね、八幡」

 

1年…そう今日は交際記念日だ

陽乃に告白し、付き合い始めてから丸々1年が経った

 

八幡「あっという間だったな…こんな充実した生活は久々だった」

 

比較対象は言わずともわかると思うが

奉仕部ですごした高校生活と

雪乃と交際していた時だ

 

八幡「それも、全部陽乃と再開出来たお陰だな」

 

陽乃「会長さんに感謝しないとね」フフッ

 

彼女は優しく微笑んだ

昔には見せてくれなかった

陽乃の素の部分だ

昔は好きな人を構いすぎて 嫌いな人は徹底的に殺すだったが

今は好きな人は愛でて 嫌いな人は徹底的に殺すだ

 

あれ?あんまり変わってない?

まぁ、そんな陽乃が好きなんだがな

 

八幡「そろそろ、1歩進もうと思うんだ」

 

陽乃「それはどういう?」

 

八幡「俺と、結婚してくれ」

 

指輪を出し陽乃にプロポーズする

陽乃に告白したあの部屋で

ムードもへったくれもないが

俺達にはそれくらいが丁度いい

だってここから始まったから

 

陽乃「はい…」

こうして俺達の関係はまた変化したのであった




手抜き感が半端なくてすみません!

ネタが全然思いつかないで迷走してました

この作品自体が迷走から始まったものだから

こんなものでいいかな?って感じで

進めてきたので気楽に考えてください!


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