高校を卒業した日 俺は雪ノ下雪乃に呼び出された
雪乃「ついに、卒業ね…」
八幡「そうだな、今までありがとな 奉仕部に入ってからの2年間楽しかった」
雪ノ下や由比ヶ浜との二人の時間はものすごく居心地が良かった…
雪乃「そうね、私も楽しめたわ…それに色々な事があったわね…」
俺が入部してからの日々を2人で語り始めた
本当に充実した2年間だった
俺にとっての奉仕部は本物かは分からないままだったけど、宝物に等しいものであった
由比ヶ浜と雪ノ下と俺の3人で過ごした日々は
忘れる事は無いだろう
そう思えるほどに俺はこの関係が大好きだった
八幡「雪ノ下、俺と」
雪乃「ごめんなさい」
結局駄目だった、最後の最後まで俺と雪ノ下は友達になる事はなかった。
雪乃「ダメよ友達なんて薄っぺらい関係は
だから比企谷君…私と…私の恋人になってください」
唐突の告白だった
今まで何度も友達になろうと誘ってきたが1度も成功しなかった。そんな俺が、今ずっと憧れていたあの雪ノ下雪乃に告白された
驚きはしたが俺もずっと彼女の事が
雪ノ下雪乃の事が好きだった
八幡「あぁ、俺も雪ノ下の事が好きだ
だから、俺と付き合って下さい!」
雪乃「ふふっ、初恋は実らないと聞くけどあれは幻想だったのね、だって私…たった今初恋が叶ったのだから」
嬉しそうに彼女は微笑んだ
彼女の初めて見る表情はとても
綺麗で美しかった
八幡「そうだな…俺も何度も勘違いで人を好きになったが、心の底から好きになったのはお前が初めてだ」
こうして俺たちは恋人になった
そこからの生活は幸せそのものであった
俺は1人暮らしを始め
大学に通っていた
雪ノ下も1人暮らしだった為
土日はよくどちらかの家に泊まっていた
平日もデートに行ったり家でのんびりしたりしながら
幸せを満喫していた
その生活が約3年ほど続いた
俺は大学を卒業し雪ノ下と結婚するであろうと思っていた。多分雪ノ下も同じ気持ちだろう
だけど、とある日亀裂が走った
それは就職活動に勤しんでいた真っ最中だった
雪乃「八幡!これはどういう事なの!」
雪乃が持っていたのは会社の求人票やら
面接の練習本などであった
八幡「何って?就職活動ようの本だが」
雪乃「は?貴方が就職?何の嫌味かしら?
私があなた一人程度養えないとでも思っているのかしら?それなら今すぐにでもやめなさい不愉快だわ!」
俺にはコイツが何を言っているのか意味が分からなかった
八幡「確かにお前が働けば生活には困らないかもしれない、だけどな俺はお前一人に負担をかけたくないんだよ」
俺は雪乃にそう伝えた…だけど彼女には聞き入れては貰えなかった
雪乃「それなら貴方が家でイソイソと家事をしてくれていた方がよっぽど効率的よ」
雪乃「それに貴方みたいなクズな人が社会にでて真面にやっていけると思っているのかしら」
俺はその言葉を聞いた時 もうすでに身体が動いてしまっていた
八幡「ッ!!」パチーン
雪乃の頬を思いっきりビンタしてしまった
雪乃「いっ!?」
八幡「あ…す、すまん」
雪乃「っ」タタタッ
雪乃が走って部屋に行ってしまった
俺は止めることもできずにただただ茫然としていた
暫くして雪乃の部屋の前に立ちこう言った
八幡「別れよう…」
そう言い残しおれは雪乃の部屋を去って行った