比企谷君と…雪ノ下と…   作:ゼロ少佐

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6話

比企谷君が飛び出していき

長い沈黙が訪れた

 

陽乃「雪乃ちゃん…比企谷君に何したの?

あの怯えよう尋常じゃ無かったよ?」

 

多分私が知っていること以外かにも何かありそうだと思った。でないと

私達が来る前、いや来ると同時頃に彼は

お見合い相手の家が雪ノ下と知り

怯えて居た。雪ノ下だけは…雪ノ下だけは駄目だと

 

雪乃「以前、彼が他の女の子に言い寄られて

いて、比企谷君が鼻の下を伸ばしていたのを

たまたま見た私が本気で比企谷君の事を怒って

そこから比企谷君は私を怒らせないようにしてた

位しか思い出せないわ…話の前後が分からないから

私には分からないわ」

 

多分これは違う、もっと本質的な何か

もしかしたら彼はまだ雪乃ちゃんに会う覚悟が

出来ていなかったのかも知れない

 

もしかしたら、もう雪ノ下と関わりを

持ちたくなかったのかも知れない

 

でもそれは本人に確かめないと分からない事だ

 

会長「ははは…今日はすまなかったね、私もこんな事になるだなんて思ってなかったから」

 

ままのん「そうですね、さすがの私も実の娘が好きな子に異様な程のストーキングをしていた事実には正直引いてしまいましたが」

 

雪乃「そ、それはその…えっと 比企谷君に

会いたくて、謝りたくてその」

 

陽乃「はいはい、そんな事はいいから

比企谷君をどうするか話しましょ

 

多分彼は今頃自分の事を追い詰めていると思うし」

 

彼は昔からそういう子だった

自分の事が大嫌いで自分を信じてあげることが

出来ない、真っ直ぐにねじ曲がった子なのだから

 

雪乃「比企谷君…もう私達に会ってくれないんじゃないかしら? 彼は逃げることだけに関しては一流だから」

 

比企谷君に会えないそう考えただけで

胸のところがキュッと締まった

胸が痛い 張り裂けそうな程に

 

 

 

八幡「誰が、逃げることに関しては一流だ…」

 

陽乃&雪乃「比企谷君!」

 

胸を痛ませ本当に思い悩んでいると

扉が開かれ彼が入ってきた

 

八幡「まぁ、何だ…さっきは逃げて悪かったな

唐突すぎて頭の処理が上手くできなかったんだ」

 

彼は少し照れくさそうな表情を浮かばせていた

 

八幡「それに、逃げたところですぐにでも追いかけてきそうですしね…実際されたし」

 

雪乃「!そ、それは…」

 

陽乃「あはは、流石に引くよ雪乃ちゃん…」

 

周りから哀れみの視線を向けられる雪ノ下

これはこれでありだな

 

陽乃「それで、戻ってきたって事は結論出したのかな?」

 

八幡「いいえ、出してませんよ」

 

「え?」

 

皆が口をポカンと開いて間抜けな顔をしていた

いや、確かにそんな反応されると思っていたけどさ

さすがに辛いよ

 

八幡「俺、やっぱり雪乃の事が忘れられないし

陽乃さんの事も愛おしく思ってしまった」

 

八幡「だから、今の俺は選ぶだなんて出来ない

だから、ゆっくり考える時間が欲しい」

 

雪乃「そうね、散々待たされたのだから 貴方が選択するの位律儀に待って上げるわ」

 

陽乃「そうだね…でも、その間にアプローチしまくるから覚悟してね?絶対振り向かせるんだから」

 

彼女たちはそういい決意を固めた

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