俺はもう決めた
選んだ事でどちらかが辛い思いをするだろう
だからって選ばずにこのぬるま湯に浸かり
続けるのは俺らしくない…いやそんなものに
価値なんてない。そう決意したから俺は選ぶ
そう覚悟した
八幡「雪乃、陽乃さん明日結果を出します」
俺は食事の後に2人に大事な話があると
伝え 呼び出した後その事を伝えた
雪乃「決めたのね…」
八幡「…あぁ」
陽乃「比企谷君が決めた事なら私も、雪乃ちゃんも受け入れるから、そんな辛そうな顔しないで」
陽乃さんが優しく微笑みかけてくれた
八幡「…はい」
そう、短く返事をしその場を去った
自室に戻り布団の中に潜る
八幡「これで、いいんだ…俺は覚悟したんだから」
陽乃「雪乃ちゃん、この結果だけは恨みっこ無しだからね」
雪乃「えぇ、分かっているわ それに私、姉さんに負けるつもりなんて無いから」
陽乃「なっ 私だって雪乃ちゃんに負けないんだからね!」
ふふっと2人で笑い
抱きしめあった
雪乃「姉さん、今までありがとね」
陽乃「うん…」
その日私は生まれて初めて姉の愛情を感じる事が出来た
次の日
雪乃「おはよう、比企谷君」
陽乃「やっほー!比企谷君」
おぉ、完全に呼び方戻ってるな
昨日も思ったけど、何か違和感あるな
別にいいけど
八幡「うす、すまんな泊まるって言うのに布団1つしか無くて」
そう家には小町が来たとき用に1つ敷ふとんを置いているのだが、それしか無くて2人はその一つの布団の中で眠ってもらう事になった
陽乃「いいのいいの、雪乃ちゃんにもいっぱい抱きつけたし」
雪乃「姉さん、あれわざとだったのね…身内の寝相の悪さに心配した私が馬鹿だったわ…」
何だか雪乃が口元をよく触っている
八幡「どうしたんだ?そんな唇触って」
雪乃「いえ、比企谷君以外の人にキスされるのって初めてだったから…少し変な感覚で それも姉妹だから」
え、陽乃さんそこまでしたの?
いくらシスコンでもやりすぎじゃないかしらね?
陽乃「え?」
雪乃「覚えてないのかしら 姉さん私に何度もキスしてきたじゃない」
八幡「マジ?」
雪乃「えぇ、おかげで寝不足よ…」
確かにほんのり隈ができてる
陽乃「え、ちょっと、待って!私雪乃ちゃんにキスしたの!?」
雪乃「え、えぇ…」
キスの方は完全に予想外だったのか…
というか、陽乃さんって寝相悪いのな
雪乃「まぁいいわ、朝ごはんにしましょ」
八幡「おぉ、そうだな」
飯を食べ2人にはゆっくりしてもらい
俺は片付けに専念する
片付けを終えリビングに戻ると
雪乃「比企谷君、そろそろいいんじゃないかしら」
八幡「そうだな…その前に最後に3人で出掛けないか?俺の中でもう結論が出てるわけだし、もし出してしまったらこのままの関係じゃ居られない…だから最後に思い出…作ろうぜ」
2人はキョトンとし固まっていた
俺らしくないのは分かっているが
フリーズする程か?
雪乃「あ、貴方がそんな事を言うなんて…いえ、行きましょう」
陽乃「そうだね〜比企谷君と最後のデートかも知れないからね」
そうして俺達は準備をし
出掛ける用意を始めたのであった