忍の円卓の鬼神と片羽の妖精   作:三本線

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この話はハヤトがぼろぼろになりながらも木の葉へ帰還した後の話です。
それとレイとハヤトですが速坂一族と山坂一族の特徴によりチャクラ量は並の忍の10倍以上あります。
特徴についてはこの後の話について書いていく予定です。血界限界についてもこの特徴が理由で使えます。
ちなみに速坂一族と山坂一族は親戚のようなものであり能力は一緒です。


伝説の続き

ハヤトは木の葉に帰還すると同時に気絶してしまい木の葉の里の門番達に担がれ病院へと運び込まれた。その後すぐに集中治療室へ移されると後に伝説の三忍の一人に数えられる忍である綱手による手術を受けていた。

手術は無事成功に終わり、通常の患者達と同じ病室に移され入院することになった。

そうして入院2日目に目を覚ますことになる。

「ふぁーぁ・・・って痛ぅぅ・・」となんとも間抜けな声を出しながら目を覚ましたハヤトに主治医である綱手が言った。

「ハヤト!あんたなんて無茶やってんだい!もう少しあたしが帰ってくるのが遅かったら死んでたよ!!」と言った。

たしかにそのとおりだった。戦争直前というきな臭い状況であり、木の葉の上忍である綱手も直前まで任務にでておりハヤトが帰還した直後に里に帰還しており、その足で病院へ直行しハヤトの手術を行っていたのだ。もちろん里にも医療忍者はいるのだがハヤトの傷が酷すぎるため直すことはほぼ不可能であり、綱手が帰ってくるまでの間の延命が精精だった。

そしてそんな状況を知ってか知らずかハヤトは笑いながら綱手に向けて告げた。

「へーそうだったのか。まぁ生きてりゃそれで充分ってな。つかヤハタは無事か?片羽が吹っ飛んでたが・・・。それとあと何日で戦えるようになる?」と二つの質問を綱手に投げつけると綱手が

「あぁあの犬鷲なら無事だ。基本的に口寄せされる動物たちは頑丈だ。あたしが止血だけしたら

「ほっとけばそのうち生える」といって自分の住処に帰っていった。それとお前の任務についてだが1ヶ月は無理だな。いくらお前のチャクラ量が人並み外れてて怪我の治りが早いといってもドクターストップだ」と言った。

するとハヤトは

「おいおい一ヶ月だって?そんな期間休んでたら戦争が始まっちまうぞ。それに今回の任務で岩隠れの連中ははらわた煮えくり返る思いだろうぜ。うち岩がやり始めりゃもう後はとまらない。お前もわかってんだろ綱手」

と後半は不機嫌になりながら言うハヤトに対して綱手は言い返す。

「あたしは一度治した人間が万全に戦えない状態で死んでいくなんてのはごめんなんでね。

なにが何でも一ヶ月はおとなしくしててもらうよ。たとえ戦争が始まろうともね。」

ときっぱりと応える。

それを聞いたハヤトは不機嫌になりながらも礼を言っていなかったことを思い出し綱手の目を見つめて

「そうだな・・俺も万全じゃない状態で戦えず死ぬのはごめんだ・・・。それと礼がまだだったな。退院したら酒でも飲みに行くか。もちろん俺の奢りだ。」

というと綱手は

「言ったな?忘れるんじゃないぞ」と言いながら笑っている。とそこに綱手の見知った顔があらわれる白髪のロン毛であり顔に赤い線が入っている。

自来也だ。綱手と同じく後に伝説の三忍のうちの一人である。

自来也は病室にはいってくると同時に

「お・・もう目を覚ましたかハヤト。お前がそんなボロボロになるなんて珍しぃのー・・」といいハヤトも

「今回は相手が悪かった岩隠れの無と無が率いる精鋭達相手に一人はさすがに厳しいせめて相棒がいればもう少し楽だったんだけどな。」と言うと

自来也は驚いた表情をしつつも

「よく生きて帰ってきたのぉー・・」と呟く。

そして綱手も「無だと?!たしかにお前がここまでやられたなんて聞いて相当なやつが相手だったんだろうと思ったが・・・・」という。

二人の言葉をきいたハヤトは

「こっちは切り札まで使って自殺寸前の逃げ方してきたんだ・・完全にこっちの負けだ。それにあいつは多分本気じゃなかった。だが・・・次戦うことがあったら殺す。」

と言った。

それを横で聞いていた綱手と自来也は「「まずは直してからだ」」と同時に言った。

ハヤトは苦笑いしながらも「あぁそうだな・・・っとそういえば自来也はどうしたんだ?見舞いってわけじゃないよな?見舞いの品もねぇし」と皮肉をこめていうと

自来也はハッとすると

「そうじゃ忘れておった・・・綱手任務じゃ大蛇丸も既に待機しておる」というと

綱手は「あんたそういうことはもっとはやくいいな!いくよ!」というと病室から出ていった。そして二人と入れ替わる形で見知った顔が入ってくる。

そして入ってきて近寄ってきたと思ったら満面の笑みで見舞いの品をベットの上に置きながら「よお相棒まだ生きてるか?」

「あぁまだ生きてるぜ・・・相棒」と声の主である速坂レイに向かってハヤトは応えた。

そして任務の経緯をレイに向かって説明し終えるとレイは

「それは・・・だいぶ無茶をやったな相棒。ヤハタはほんとに大丈夫なのか?」と少し心配そうな顔で聞くとハヤトが

「綱手もいってたがあいつは丈夫だ。俺が戦えるようになる頃には翼もはえてるだろ多分。」と言う。

そんなハヤトの様子に苦笑しながらレイは

「しかし無か・・・俺も戦ってみてえな。その塵遁とかいうのはめんどくさそうだが俺とお前のコンビなら負けねえだろ?な『片羽の妖精』」

それを聞いたハヤトは顔を顰めながら

「なんだその片羽の妖精ってのは。」と聞き返す。

それにレイは笑いながら答える。

「人の噂が広まるってのは速いな。お前が片羽のヤハタに乗って帰還してるのを里人間が見てたらしい。それと無と戦ってのはどっから情報が洩れたかしらんがな。案外岩の方でも噂になってるんじゃねぇか?んで凄腕の忍と戦い大怪我を追いながら片羽の鳥に乗りながら任務を完遂し帰ってきた木の葉の『エース』だってよ。んでそれを聞いた誰かがお前のことを『片羽の妖精』ってよんだらそれがすぐに広まっったってわけだ。よかったなかっこいい二つ名が貰えて。相棒。」

それにハヤトは

「任務を成功し帰って来たのは事実だが俺は負けて敗走した身なのにそんな二つ名つけられちゃたまったもんじゃねぇよ・・・・」とバツが悪そうな顔しながら言った。

それを見たレイは

「二つ名ってのは強い忍にはつきもんだ。誇ればいいじゃねぇか」と自分のことのように嬉しそうに笑いながらハヤトの方を見る。つられてハヤトも笑いながら言う。

「あぁそうだな。」と言った瞬間またも病室の扉が開いた。そしてその扉の先には

「火影様?!」とハヤトが驚きながらいうとレイも「どうして火影様がここに?」と不思議そうに訪ねる。

すると三代目火影こと猿飛ヒルゼンは微笑みながら

「なに見舞いとちょっと言いたいことがあってな。」と言うと

付け足して「レイもおるなら尚都合がいいからな。」

それを聞いた二人は困惑しながら「なんですか俺らに言いたいこととは・・・・?」

とハヤトが聞く。レイもいるなら都合がいいと言ったということは俺ら二人に関係する話なのだろう。

それをきいたヒルゼンが真剣な顔に戻り

「戦争は恐らくもう止めることは出来ない。各国のタカ派たちが各地で暴発し争っているのはお主らも知っているだろう。恐らくこの1ヶ月以内に本格的な忍界大戦が勃発する。そこでお主らにはツーマンセルを組み、ある地点の防衛任務を頼みたい。」

それを聞いたレイは戸惑いながらも

「ある地点とは・・?それに相棒はこんな状態で一ヶ月は綱手さんからドクターストップが出ています。」

それを聞いたヒルゼンは

「無論ハヤトが万全の状態に戻ってからで構わない。それにハヤトは特殊な体質で恐らく2~3週間で万全な状態に戻るとお主もわかっておるんじゃないか?レイよ。そもそもハヤトが戦争が始まったときいたら周囲を振り切って飛び出すような忍だということもお主が一番わかっておろう。」とハヤトを見た後にレイに視線を移す。

そしてそれを聞いたハヤトは苦笑いしつつ「あはは・・・」と笑うとレイも「まぁ・・・はい」と答える。その返答をききヒルゼンはなおも話を続ける。

「お主らに守ってもらう地点は戦闘地域名B7R 通称『円卓』じゃ。」

円卓という言葉をきいた途端ハヤトとレイが口元に笑みを浮かべながら言う。

「火影様も人が悪い。こんな怪我人に復帰後すぐ戦争の中で1・2を争うであろう地獄の戦場になるであろう『円卓』に送るなんて。」といいつつも口元には笑みを浮かべやるき満々の顔になる。続くレイも

「『円卓』なら強い敵とすき放題どんぱちできるな・・・」等と言っておりハヤト同様ノリノリである。

そしてヒルゼンは頼もしくも物騒な二人をみつつ言う。

「この地にはお主ら以外にも部隊を既に駐留させている。かなりの手練れも部隊内には少なからずおる。」と言う。

しかし二人は半分聞いていないかの状況になりレイはハヤトに

「一週間で治せよ相棒たりなけりゃ俺のチャクラを貸してやる。」

ハヤトは

「あぁすぐ治すさ相棒。それより修行しとけよ。俺が治したら連携を練るぞ。」

そんな二人を見つつヒルゼンは「はぁ・・・ワシは戻るぞ」と二人にいい帰っていった。

 

第二次忍界大戦勃発まで残り1ヶ月




3話目です。
ハヤトの過去の話から物語を進めていこうと思います。
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