敵サイドー
ワシ岩隠れの忍オオノキは2代目岩影無様の話を聞いて驚いた。
かの円卓への強襲作戦はたった二人の忍によって失敗になり強襲部隊は2名を除き全滅その二名もかなりの重症をおっており長期間の療養が必要なこと。そしてその二人の話をきいてワシは今夜再度行われる強襲作戦への参加を希望した。生き残った二人によれば部隊を全滅させた片方は噂の『片羽』・・無様率いる精鋭を壊滅させた上無様にもかなりの傷を負わせた上木の葉まで帰還したという凄腕の忍。もう片方は黒い髪でまだ10台前半であろうという忍だが実力は片羽に勝らずとも劣らない実力の持ち主で「鬼神」を彷彿とさせるほどの戦いぶりだったという。
オオノキは無意識に思った。
(かつての最強と謳われたうちはマダラを思わせるほどの強さを見せた二人を倒したい。そしてそのうちはマダラと戦った時から力をつけた自分なら勝てる。)
と。
そしてそんなオオノキに対して第二次強襲作戦の強襲部隊隊長を命じた。
オオノキは恐らく現在の岩隠れにおいて上忍の中では1、2を争う実力者であり、無が開発した塵遁を教えている唯一の忍である。まだ実践で使える物ではないがそれでもすぐに塵遁を物にするであろうと思わされるほどの才能を持った忍である。
だからこそ2代目土影無はオオノキを円卓へ送ることを命じた。
そしてこの土影室での場面から1時間後強襲部隊はオオノキを隊長に前回より多い100人規模の部隊を再度円卓へと向かっていた。
そして円卓へと残り10分で辿りつこうかという時木の葉の斥候と出くわしてしまった。
彼らはこちらを見つけるやいなや発炎筒で合図を送るとこちらへ攻撃するでもなく撤退していった。
かれらに敵対の意思がないのを確認したのでオオノキは無視して円卓へと歩を進める命令を出していた。
それに疑問を持った隊員が口を開く「いいのですか?オオノキ隊長。やつらこちらの進路にトラップをはっているかもしれません。それにこちらの情報を持ち帰られてはこれからの強襲作戦の意味がなくなります。」
との発言にオオノキは
「なに問題ないんじゃぜ。どうせやつらが円卓のそばにある駐留地につくよりワシらがつくほうが速いんじゃぜ」
と言いながら全速力で円卓へと向かっていく。
木の葉サイドー
発炎筒の煙をみたレイとハヤトは苦笑いしながらも全速で円卓へと向かっていった。
「ほらな相棒。今夜くるって予想あたっただろ?」とレイが笑えばそれに答えるように
「そうだな。まぁ次は骨があるやつがくるだろ」などと言い返す。
そして円卓へと到着すると既に敵が到着していたようで少し離れた物陰で作戦会議を行う。
「どうする相棒?」とハヤトが訪ねる。
「そうだな・・・・・今回は俺がしょっぱな突っ込んで混乱させるから相棒は俺が囮になってる間にできるだけ敵を減らしてくれ。」
「了解だ相棒。んじゃいきますか」
そう会話を終えるとレイが雷を体に纏わせ身体強化し、敵に突っ込んでいく。
それを見たハヤトは大量のチャクラを練りこんで印を結んでいく。
円卓へと到着した岩の忍達は各自警戒しながら口を開いていく。
「鬼神と片羽はどっからくる・・・?」
「もしかして俺らに恐れを成して木の葉へ逃げ帰ったか?」
等とそれぞれが思い思いに話すのきいていたオオノキだが一瞬で敵の殺気を感じとり叫んでいた。
「全員散会するんじゃぜ!!!!!」
そういった瞬間少し離れた場所から光が発せられたとおもったらありえない速さで一人の忍が突っ込んできた。
「っち・・今のを避けるか。隊長格を最初につぶせば楽だとおもったんだがな。」
とレイが呟く。
それを聞いたオオノキが心の中で(あれは鬼神のほうか・・・だとすると片羽はどこにいてなにをやっているんじゃぜ・・・)等と思っていると目の前にいたレイが猛スピードで周りの忍達をなぎ倒していく。
レイは体に雷を多量に纏って身体強化を施した上に八門遁甲の内の3門目 生門 までを開けていた。
これにより普通の忍 おそらく上忍でも目で終えないスピードで敵に迫り体術で敵を圧倒していく。なんとか経験から殴られるであろう場所をガードしてもそのガードをぶち破るためほぼ忍術を使わない防御は不可能である。
そんな中オオノキは焦っていた。
(鬼神一人でも化け物じゃぜぇ・・・それに報告によるとやつは血界限界も持ってるんじゃぜぇ・・・たしかにこれは「鬼神」じゃぜぇ・・)等と考えながらもなんとか足を止めようと忍術を発動させる。
「土遁・岩分身の術」そうすると岩で出来たオオノキが5人現れる。そしてその術のすぐ後に「土遁・地動核の術」そうするとレイの周りの土が動きだしレイを囲む。
そしてその囲いの上から5人のオオノキが術を発動させながらレイに近づく。
「土遁・拳岩の術」そういうやいなやオオノキの腕が岩へと変わりレイにそれを振りかぶってくる。
そのオオノキに向かってレイは
(相棒の準備も終っただろうし一旦離脱するか・・・)などと考えながらもオオノキの岩分身にむかって術を発動させる。
「氷遁・双巨氷狼」と術を発動させると二匹の巨大な狼が一瞬でオオノキの岩分身に近ずくと食いちぎっていく。そして一瞬で3体ほどを岩に戻したところでレイが術を発動させる。
ストレイト
「雷遁体術・素渡零屠」
言いながらおもっきしパンチを放つと目の前の土の壁をぶち破って脱出する。その際の岩の破片により残った2体の岩分身も岩へと変えられる。
それをみたオオノキは
「なんてガキなんじゃぜぇ・・・」と呟いた。
そんなことを気を気にせずにレイは上空に向かって術を発動させる。
「火遁・豪火球の術」
そして術を使った瞬間大きく上空に飛び跳ねる。
そして上空にあがった火の玉をみたハヤトは待ってましたといわんばかりに術を発動させる。
「火遁・地獄豪火」というと戦場全てを包み込まんという勢いでありえない温度と大きさをもった炎が円卓を囲むように円を描き中心へと円を狭めるように縮んでいく。
そして最後に円が無くなった瞬間ハヤトは燻り続ける豪火の中心へもう一つ術を打ち込む。
「風遁・真空大球」ハヤトの口から風の巨大な玉が発射され豪火の中心へと触れた瞬間大爆発によりあたり一体が更地へと変わる。
この様子を豪火が円卓の周りを囲んだ瞬間数名の部下をなんとか土遁・超軽重岩の術で軽くし空へと退避させ、自分も空を飛んでいたオオノキは額に汗を浮かべながら眺めていた。敵がもう1人いることを忘れ油断していた。それも自分と同じ空にいるというのに。
気づいたときには遅かった。
目で追えないほどのスピードで向かってきたレイに自分がなんとか助けた部下達は一瞬で屠られ残りは恐らく自分ひとりとなった。
そんなレイに向かってオオノキは口を開いた。
「さすがは『鬼神』じゃぜぇ・・・ワシがここまで恐怖を抱いたのはかつてのうちはマダラを除けば貴様とどこかにいる『片羽』くらいじゃ・・・だがせめて一矢は報いるんじゃぜぇ・・・塵遁・限界剥離の術!」そういうとブロック上に広がったなにかによりその空間内にあったものが文字通り「無くなった」。そしてレイもその中にいたのだが、気づいたらオオノキの後ろにレイがおり首にクナイがあてられていた。
「簡単なことだ。あれは影分身だぜおっさん。恐怖にあてられて気づかなかったか?」
そう簡単なことだ。レイはハヤトへ合図を行ったあと空で影分身を行い分身に雷遁を纏わせオオノキたちの下へ向かわせ本体は下でいきていた岩の忍たちを始末していた。
「そういうことかなんじゃぜ・・・生き残ったのはワシ一人かの・・・・しかしなぜワシを殺さないんじゃぜ・・?」
とオオノキが訪ねるとレイは
「おもしろいもん見せてもらったからな。それにお前がおれらのことを里で知らせてくられりゃ無駄な血が流れるのは避けれる。『鬼神』だって人の子だ。」
「ワシを逃がすというのかじゃぜ・・・」
「あぁ・・・条件は二つ岩隠れがもうここを襲わないように岩影に進言すること。それと二つ目だが今日あったこと事実を全て包み隠さず岩隠れの里で広めること。」
「わかったんじゃぜ・・・」
とオオノキが条件を認めるとレイはオオノキを解放すると「じゃぁさっさといくんだな。じいさん」というと相棒の方へと歩いていく。
その背中をみたオオノキは
「かつてのマダラ並みの強さを持つ忍がまだいるとはおもわなかったんじゃぜぇ・・・とにかくさっさと帰るんじゃぜぇ・・見逃して貰った命じゃぜ捨てるつもりないんじゃぜ・・・」
といいながら木の葉の忍の包囲をなんとか振り切り岩隠れに帰り無へと報告する。
『鬼神』は無傷でこちらの部隊の半数を屠りさり、『片羽』は姿すらみせず残りの半数を壊滅させたと・・・・・
6話目?かな
戦争の話が飽きてきたのでさくっと終らすためとオオノキを殺さずに生き残らせました。