またもや 壁に当たった
雲ハリネズミの
リングは砕ける
巨大な球体になった雲ハリネズミに 壁に体当たりさせる
ビ キッ! ゴゴゴゴ ゴゴゴ
!!ド オオッ!!!
隣の部屋には数本の剣を腰に差している男がいた
「 ( 幻騎士… )ああ、君… 丁度いい。 白く丸い装置はこの先だったかな? 」
「ボンゴレ雲の守護者、雲雀恭弥か…。 その問いに答える必要はない。 貴様はここで死ぬのだからな」
雲ハリネズミは
相手が
「 ふうん、どうやら君は霧の幻術使いのようだね。 君に個人的な恨みはないけど、僕は術士が嫌いでね。 這いつくばらせたくなる 」
Cランクの雲のリングを指にはめ、炎を灯す
幻術対策として、炎を薄く広範囲に放射し、反射による炎の揺らぎを感知させる。
ほとんどの術師は 目に見えない攻撃を得意とするからね
幻術は五感や機械を騙せるけど、風や炎、水
「雲雀恭弥… ボンゴレ最強の守護者だという噂は聞いている。それが
放射している炎を切るように動くものを感知
‼︎ 何かくる
跳び上がりそれを避ける
もといた場所が爆発した
次は左側から
「よく見えぬはずの攻撃を… まぐれか?」
着地した僕に、幻騎士は霧の炎を全身に纏い、剣を2本構えながら向かってくる
だけど・・・違う…
トンファーの
「 幻術には詳しいんだ。 嫌いだからこそね 」
さきほど
リングが砕ける
「 行こう 」
移動しようと思ったが
キュウゥ‼︎
!ド オッ‼︎
雲ハリネズミが風船のように割れ、幻騎士が中から出てくる
出てきた幻騎士は足を天井にある
「なるほどできる。貴様ならオレの好敵手になりえるかもしれんな」
無傷な幻騎士が話しかけてきた
「 それはどうだろうね。 僕の好敵手には そう簡単にはなれないよ。 君にその資格があるかは、まず、その
一度、雲ハリネズミを
出てきた雲ハリネズミに 幻覚でできた周囲の植物を破壊させる
「 君の幻覚は 頭の中の想像を映像化したものだ。映像処理が間に合わない程の負荷を君に与えたら? 」
雲を足場にし、高い位置にいる幻騎士を攻撃する
一撃一撃に力を置くのではなく、手数を増やしての、意識を割かせるため攻撃
雲ハリネズミ達は幻覚の植物をドリルのように削っていく
互いに互いを弾き、距離を取る
「 ・・・
ボトボトと、何かが落ちてくる
「
落ちていた海牛が空中で停止。一斉に僕に向かって霧の炎で姿を隠しながら飛んでくる
新たなリングをはめ、炎を薄く広範囲に放射し、避ける
幻覚を構築する海牛自体が 破壊力を持った誘導兵器…
次の攻撃を2つの雲ハリネズミで防ぐ
雲ハリネズミは匣に戻り、リングは砕ける
「読めたぞ、リングの炎を レーダーの代わりにしているのだな」
・・・・・残るリングはCランクが2つに Dランクが1つ…時間もない、あれをやろう
「だが、タネさえわかれば恐くはない、対処すればいいだけの話だ」
「 いいや。もう その必要はないな。 君は かつて味わったことのない世界で、 咬み殺してあげる 」
残りのリングを指にはめ、3つ同時に炎を灯す
その炎を全て、1つの
無理矢理の注入のため、
「
グシャッ っと、
「
半透明なハリネズミは僕を包みながら大きくなっていく
これから行うことを察したヒバードは胸ポケットから飛び立つ
ハリネズミは、幻海牛、鋼鉄の柱、倒れている山本武を弾きながらどんどん大きくなる
弾かれてないのは、僕と彼のみ
「 戦う人間以外は、展開される匣兵器もすべて排除する、
「なるほど… これで
幻騎士は急な環境の変化にうめく
「 球針態をつくる時は 雲の炎の燃焼に多大な酸素を消費するんだ。 そして、これを維持するためにも酸素は急速に減り続けるよ 」
「・・・・・四方を囲む無数のトゲと 酸欠状態でのデスマッチか」
「 手っ取り早く終わらせたくてね。スケジュールがつまってるんだ 」
「うそぶくな。貴様の戦い方を見て気づかぬとでも? この空間は リング不足を補うためのものだ。 リングを使い果たし、匣兵器での戦いに不利になる前に残りのリングを全て使いこの空間をつくり、肉体での戦いに持ち込む魂胆だな。 よほど体術に自信があると見える」
嘘はついてないよ。君の考察は4分の3正解
「よかろう…。 だが 自信があるのが自分だけとは限らんぞ。 誤解しているようだが、
「 ふうん、 つまり、これでやっと君の本気が見れるわけだ 」
「貴様のもな」
幻騎士が向かってくる
「
ビュ!オッ‼︎
彼は足で剣を使い攻撃をくり出す
上段の剣をトンファーで防ぐ
両手でもそれぞれ剣を持ち、攻撃してくる
お互い弾かれる
弾かれた勢いそのままに トゲの先端に頬が触れ、血が垂れる
戦いは続く
打ち合い、斬りつけ、防ぎ、叩き飛ばす
だが 双方とも傷つくことはない
幻騎士は幻術で構築した
ニッ
僕は構築した物を見て トンファーの仕掛けを使う
トンファーから羽型の刃が立ち上がり
シールドに弾かれ、投げつけられた物は地に落ちる
双方、一旦距離を取る
幻騎士の息は荒い
「 だいぶ息が上がってきたね 」
ハア ハア 「なぜ、笑っていられる」
「 ? 」
「裏 球針態とやらは 匣兵器こそ封じたが、リングの力を封じてはいない。リングを持つ者と持たざる者の力の差は知っていよう。体技がほぼ互角だということは今わかったはず。 リングを持たぬ貴様に勝機はないのだぞ」
「 確かに君の強さは予想外だったよ。君のおかげでスケジュールにも狂いが出たしね。 でも、それ以上に久しぶりに 血をしたたらせた姿を見たくなるほどの獲物に出会えてうれしいんだ。これで強力なリングがあれば文句はないんだけどね 」
幻騎士はリングに炎を灯し、こちらに向かって走る
「よかろう、手加減せずに葬ってやる」
僕も距離を詰める
武器を合わせたとき、僕のトンファーの先が焼き切れた
「硬度の低い霧の炎も 一点に集中すれば、鋼鉄を焼きちぎるなど造作もない」
ニッ 「 知ってるよ 」
幻騎士は方向転換をし、またこちらに向かってくる
何度も何度も打ち合う
その
防ぐ物が無くなっていき、体が斬りつけられていく
「 いいね 」
「貴様…死を望んでいるのか?」
「 どうして僕が? 咬み殺されることになるのは君なのに 」
「⁉︎ この状況で何を言っている‼︎」
最後のトンファーも弾かれた
「( こんな獲物を咬み殺せる彼が )うらやましいな 」
「くっ」
幻騎士は恐怖する
雲雀の目に、雲雀恭弥という男に
「えぇい!! 死ねい!!!」
トドメを刺すため、左右同時に剣を振り下ろす
まかせたよ…