ラブライブ!サンシャイン!! 小原家の使用人!!   作:ぱすえ

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登場怪獣

大怪獣ハグゥ 友好怪獣シャイニー

制作 監修 小原家の使用人 サトウ

……松浦果南は、超獣よりつおい。

なお、上記の内容は本編には一切関係ありません。

後、ドS果南ちゃん降臨??




小原家の使用人と大怪獣ハグゥ!!

 

遠い記憶……

 

ー 東京都 秋葉原 某マンション ー

 

 

 

『ねぇねぇ!こっち見なさいよ!』セナカパァァッン!!

 

『ぎゃぁぁぁぁ!!……な、なんだお前か……飯作ってる時に後ろから急に声をかけるな!今油もん作ってんだ!ワンチャン俺死ぬぞ!!』

 

『うっぐ……ご、ごめん。』

 

『で、なんだよ?なんか用があんだろ……』

 

『ふっふっふ、ついに、この私が発明した必殺技がものになってきたのよ!さぁ見てなさい!!』

 

『ほぉ…貴様が何思いついたんだからしらねぇがやってみろよ。』

 

『行くわよッ!!』

 

『お、おう。 ……あ、味噌汁の味見しとかねぇと……』ズズズ

 

『にっこにっこにー♪ あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤にこにこー♪にこにーって覚えてラブにこっ♪』

 

『うっ!?ガフッ!ゲホッゲホッ!! は、肺に味噌がぁ……ぐ、苦じぃ』ゴホゴホッ!!バタンッ!!

 

『どう?これで私のファンになっちゃったでしょ!……………ん?…あ、アレ? 従兄さんッ!?ちょっと起きて! 起き……ちょ……

 

 

ちょ……サ…ゥ…

 

 

ちょっ……サト…

 

 

ぬぬ、起きな……

 

 

鞠莉…アレ持っ……て

 

 

ちょ……それは不味いデーs……

 

 

行くよ……せーぇぇの!!

 

 

 

 

バチィィィィィインンンッッ!!

 

 

…………んごぉ!?!!!!!!

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

「………さて、まずは状況説明からしていただこうか、なぁ……お嬢様、松浦ぁ?」

 

ここは、ホテル・オハラの給湯室。そこで俺は、先程ぶっ叩かれてヒリヒリと痛む尻を優しく撫でながら、目の前で正座するバカガキ2人を見下ろす。

 

 

「……だってぇーサトゥが起きないんだもん!!」

 

「なるほど、なら、午前の仕事を終え午後の業務に備え睡眠をとっていた人間に暴行を加えてもよろしいと?

それに起こすなら、揺するなり、肩を軽く叩くなり、他にも方法があったはずです。

それと……これはなんだ??」

 

 

ゴロッ…

2人の前に俺は手に持っていたブツを転がす。そのブツとは、見るからに固そうな乗馬用の鞭が転がっていた。

普段は、お嬢様が乗馬の際に使用しているのだが……

 

 

「お嬢様、……まさかねぇ…これでぶっ叩いたわけじゃありませんよねぇ……俺人間だよ?」

 

「いや、だっt……「……正直に言わないとまた、ジャーマンスープレックスの刑ですよ」か、果南!!」ナミダメハグゥゥゥ 

 

 

ほぅ……こりゃいけませんなぁ。上流階級のご令嬢が自分の責任を他人に押し付けるなんて……

ん?ちっと待てよ……そういえば、記憶がうる覚えだけど、お嬢様の「ちょ……それは不味いデーs……」と言った声が聞こえたような気もせんでもない。

 

ということは、主犯は……

 

 

「やりやがったのはテメェか!松浦ァァ!!」

 

「フッ 揺すったて、肩叩いたって起きない自分が悪いんじゃない?」

 

「じゃあテメェは、人起こすのに馬用の鞭でぶっ叩くのか?」

 

「別にぃ、アンタ馬とかとほとんど変わんないじゃん。」

 

「なんだとぉ?」

 

「あ、馬……いや家畜には人間の言葉わかんないか……あ!家畜だからこんなくっそ狭い給湯室なんかに住んでるんでしょ?(煽り)」

 

「………」

 

「あ、黙ったぁ やっぱし図星だったんだ!だったら叩かれたってしょうがないよねぇ(煽り)」

 

「………」ポキッポキッ 

 

「ちょ!? さ、サトウ!? か、果南ももうやめようよ!ね?ね!ね!!」アタフタ

 

「おや、お嬢様……この不毛な戦いを止めようとしてくださっているのですか。

うむ。ならこの売りつけられた喧嘩、誠に遺憾ですが買うわけには……」

 

「やーいやーい、家☆畜!家☆畜!馬面ァ!牛面ァ!豚面ァ!ズラァァァァァ!!(煽りかつ若干の花丸成分配合)」

 

「……いくな。オイゴラァ!!松浦ァァ!!おじさんひさしぶりにキレちまったよ……表出ろォッ!!」ブチィッッ!!

 

「もう、アラサー突入間近の家畜さんには負けませんよぉ〜だ。「黙れよ腫れ乳ゴリラ」……殺す!!」

 

「お、お願い2人とも!!喧嘩しないで!!

ちょ、サトウ貴方もう大人でしょ!みっともないわ!それに果南ももう気が済んだでしょ!!

だから2人ともやめy…

 

ゴスッ

「うげぇぇぇえ」

 

あ、果南のボディブローが入った……」

 

 

 

……こうして、第89次松浦vs使用人抗争は、果南渾身のボディブローが無事使用人の腹筋をぶち抜いたため、果南の勝利に終わった。

 

ちなみに今までの勝敗率は果南9、サトウ1の比率である。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

ぐぅぅ松浦の野郎、まさかフルスイングであんな良いパンチ打ってくるなんて……

 

ん?あ、皆さま。ご無沙汰しております。小原家の使用人、サトウと申します。

先程は大変お見苦しいところを……

 

え?んな茶番いいから早く本編始めろ?

これはこれは大変失礼。

 

それでは、話を進めましょうか!!

 

 

前回、お嬢様が俺に出してきた「スクゥーアイドゥになるため力を貸して欲しい。」というお願い。

個人的に色々思ったところはあるものの、可愛いお嬢様のため、この不肖使用人、できる限りの協力をすることをきめたのです。

……決して、ばら撒かれるとヤバァイ写真がまだお嬢様の手元にあって、弱みを握られているから……というわけでは無い。

 

さて、ここで俺は1つの疑問が浮かんだ。

 

スクールアイドルになりたい。という事に対し、俺は一体どういった協力をおこなえば良いのだろうか?

ぶっちゃけ俺は、人前で歌ったことも踊ったこともない。そんな人間がアイドルに果たして協力できることなんてあるのだろうか?

 

そんな疑問に対し、お嬢様は清々しく、こうはっきりと言い切った。

 

 

「ママに知られないようにしたいの!だから、ママにバレないように活動を行うためにも、サトウの協力が必要なの!」

 

 

あー……なるほど、そっちの七面倒な方か……

てことは、俺は、あのモンスターマザーの目を掻い潜り、お嬢様の活動を支援する。それに関して奥様から言及されてもしらを切り続けなきゃいけない。

……ますます、母娘の間に溝が生まれる……しかも今回は、俺もそれに加担するわけだ。

 

…うわぁエグっいなぁ……胃薬準備しとかねぇと今度こそ胃潰瘍起こしそうだ。

 

まぁ…なんやかんやで、結局お嬢様の願いを聞く事にした俺は、4月中旬頃からこのGW明け間近をお嬢様のスクールアイドル活動を支援していた。

 

 

そして、今日。

GW最終日、俺にとっては「GW?あぁ"頑張ってお仕事乗り切ろう週間"の事?」であるこの忌々しい期間が終わる、もう一踏ん張りの最終日。

突如、このホテル・オハラに大怪獣ハグゥが乗り込んできたのであった……

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

さて…時間を冒頭に戻そう。

俺は我が城(給湯室)にて、気持ちよぉ〜く昔のことを夢に見ながら昼寝をしていた。

が、あのクソ腫れt……ごめんなさい。だから手に持っている鞭をこちらに向けないでくださいませぇぇぇ松浦様!!

 

げふっん

えー、職務怠慢をしていた私めに松浦様の愛の鞭(物理)が尻に炸裂し、その後、腹部に強烈な愛の拳(物理)を受けた俺は、強制的に覚醒させられた。

 

で、

 

「あのー俺、起こして何すんですか?SM嬢ごっこするなら他所でやって欲しいんですが……」

 

「ちーがーう!今日うちにママいないでしょ!だから、果南と一緒に来週発表する曲や衣装の仕上げをしようと思って、うちに呼んだの!!それで、衣装の採寸とかサトウに見てもらうと思って!」

 

「成る程ねぇ…そういうことでしたか。後、松浦、いい加減その鞭下ろしてくんない?それ一応人殺せるからね?」

 

「は?採寸の時、変なところ触られないようにするための自衛手段ですけどぉー」

 

「……その自分の身を守る意識は誠に良い事だが、過剰防衛って言葉知ってるか?」

 

 

うーん。まずは俺は、松浦との溝を埋めんといけないのか……

でもこれに関しちゃ、俺にだって言い分がある。だって……

 

 

「なぁ松浦、お前がもうどれだけ、『ココのうちの子になるぅぅ』ってだだこねだからってもう尻を叩いたりしねぇから。」

 

「 なっ!? //// 」

 

 

 

 

 

そう、これが俺と松浦の間にある消えない溝。俗に言う、第1次松浦vs使用人抗争の事である。

あの時、「お家でお父さんとお母さんが待ってるよー」と必死に説得するも、微動だにしない松浦に対し、流石に帰らせなきゃいけないため、

俺は、松浦を抱え少し軽くぺしっと尻を叩いたのだが………それがいけなかった。

 

 

「ほら、お父さんとお母さんが迎えにきてくれてるんだ。もう心配かけんなよ……」アタマポンポン

 

「う、ぅぅ……ぴぇぇぇぇぇえええん」

 

「だ、ダニィ!?」

 

「あー、いーけないんだいけないんだ。あーららこらら、果南のパパに言っちゃお!」トテトテ

 

「お、お嬢様!? それはダメ、あの親父さん本当にシャレにならな……「誰だッ!!うちの娘泣かせた奴はッ!!」ぎゃぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 

その後、小原家の使用人は、果南の父親にメッタメタにボコられ、荒縄で簀巻きにされた上に内浦海岸に沈められそうになる……

という事件が発生したのだが、それはまた別のお話……

 

 

あぁ、思い出しただけで、頭痛と腹痛が……

ま、まぁこのような事があり、俺はその頃から松浦に逆恨み(?)されているのだ。

 

ヒュンッ!

 

こら松浦ァ!恥ずかしいの隠すために俺に向けて鞭を振るうんじゃねぇ!!

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

まぁ何はともあれ、俺は若干のトラウマがフラッシュバックしながらも、とりあえず頼まれた衣装の採寸の方を進めていった。

 

「ん……?」

 

「どうしたの?サトゥ?」

 

「いや…….改めてですけど、お嬢様達、かなりスペック高いですね。」

 

「「……??」」

 

おおっと、2人とも分かっちゃねぇのか?

俺がやっている衣装の採寸……という最期の微妙なサイズ合わせなんだが

今、合わせているこの衣装、松浦、黒澤、お嬢様の3人で0から作ったのである。

素人にしちゃかなり…いや素晴らしい出来の衣装だ。2人はキョトンとしてるが、こんなんできる人間そうそういねぇぞ。

 

あ、そういや……

 

 

「お嬢様、今日黒澤の奴はどうしたんです?」

 

「あー、それがデスネー。今日は琴のお稽古があるとかで1日空いてないんだってー。」

 

「そりゃ大変だな……いつもイタズラばかりしているお嬢様とは大違…「サトウ?」……いえ何でもありません。」

 

 

やべぇ…ついスルッと口が滑っちまった。今日は、寝ぼけてるからかちょいちょい本音が出ちまう。気をつけねぇと。

 

しかし、なるほど、今日黒澤の姿が見えなかったのはそう理由だったのか、俺としては松浦という暴力装置のブレーキとしていて欲しかったのだが……お稽古事ならしょうがない。

 

そんな、たわいも無いやり取りをしながら、気づけ、採寸が終わり、衣装の微調整も完了した。

 

 

「よし…こんなもんかな。というか、ほとんど衣装のサイズがあってるから、直すところもそんなに無かったんだよなぁ。」

 

「当然デース!これは3人で一生懸命に作ったんだから!」

 

「だったら、3人で合わせりゃ良かったんじゃ?わざわざ俺に、頼む必要も無かったでしょ?」

 

「それはそうなんだけどネー…じ・つ・は!本当の目的違うのぉ〜」

 

「はい?」

 

サッ!!

するとお嬢様は、素早く俺の手元にあった衣装を掻っ攫っていった。

 

「あ!? ちょ、ちょっと待て!いきなりなんだよ!?」

 

「thank you!サトゥ!!ねぇねぇ!さっきの答えが知りたかったらリビングまで来てね!!」

 

そういうと、さっきから横で黙ったままの松浦の手を引いて、給湯室から出て行く。

 

 

……今度はなぁに企んでやがるんだか…

そんな、不安とちょっとした期待を膨らませながら、俺はリビングへと向かった……

 

 

 

 

 

 

数分後……

 

 

 

 

 

「で、来たは良いんだが……あいつらどこ行きやがった?」

 

リビングに着いた俺は、少し困惑していた。なんら変哲も無いいつものリビングに俺だけひとりぼっちの状態…唯一ちがう点といえば、部屋の中央に置いてあるソファに可愛らしい字で「使用人専用席!」と書かれた張り紙が貼られているぐらいだろうか

 

「……これに座れば良いのか?」

 

「そうデェース!ささ、チャチャっとそこに座っちゃって!!」

 

ボソッと呟いた言葉に、どこからともなくお嬢様が返答する。しかし、部屋に響くのはその声だけ、姿は見えない。

……とりあえず、俺の中の警戒レベルをMAXまで引き上げ、最新の注意を払いながらソファに座る。

 

 

「座ったみたいですネー! それじゃ行くわよ!!」

 

「お、おい。今から何をおっ始めるつもりなんだ?頼むから仕事だけは増やさ……」

 

 

そう言いかけたのと同時に、俺の目の前の扉が開き、先程の衣装を着たお嬢様と松浦が出てくる。

 

 

「ロックオーン!えへへーどう? サトゥ?似合ってる?」

 

「なッ!?///」

 

「あー。この人照れてるよ鞠莉。やっぱウブだー」

 

「なんだと松u…「あらぁサトゥ?果南だって可愛いよね!」……否定したいが、2人とも似合ってるよ……しかも犯罪的に……」

 

「「やった!」」ハイタッチ!

 

 

予想外の出来事にたじろぐ俺。

てっきり、俺を罠にハメて嘲笑う準備でもしてんじゃねぇかとヒヤヒヤしていたが、

……これはこれで、逆に心臓に悪い。

 

……なんで、こんなにも似合ってんだよ。最初のロックオン!で、危うく俺の中にある何かイケナイ感情が撃ち抜かれそうになったぜ……

 

 

「よし、じゃあこの意気で、私たちが踊ってるところも見てもらお!」

 

「まさか、それが目的だったのか?」

 

「そうだよ。今度学校で踊るから、その前にまぁ見られたってどうでもいいアンタに見てもらおうって訳!行くよ鞠莉!!」

 

「よしきた!」

 

「この野郎…いちいち言葉に棘があるんだよなぁ………にしても……」

 

 

……楽しそうだな。このコンビ……いや今は居ないが黒澤を含めたこのトリオか。

まるで、今ならなんでも出来る!そんな元気と希望を持っている面持ちだ。

まぁ、それ自体は……間違っちゃいないがよ。

 

 

 

 

 

すると不意に、最初夢の中で見ていた昔の記憶が蘇る。

 

 

 

 

 

『さぁ!見てなさいよ!今からここでスーパーアイドルが誕生するんだから!!』

 

『おうおう、その意気込みはええんだけどな。今、マンションのお外は真っ暗だ。時間帯的にもう少し声のボリュームを考えてだな……』

 

『ふっ 私の必殺技食らって喉に味噌汁詰まらせた人は言うことが違うわねぇ……何?そのくらい惚れ惚れしい姿だった?』

 

『な、なんだと!? この野郎ッ言わせておけば……大体なぁ人が飯作ってる時に…『やーいファンだってことを認めなさいよー』…おいこら"にこ"ッ!!人の話を聞けぇぇぇ!!』

 

 

 

 

 

……懐かしいな。

あの頃に、戻れたのなら俺は……

 

 

 

 

 

「サトウ!!なぁ〜にボーッとしてるの!行くわよ!!」

 

「んっ?あ、ああ……」

 

 

 

 

 

……いいや、何を考えてる。もうあの頃にはどうやったて戻れない。

俺は、小原家の使用人、サトウだ。

だからこそ……もう俺には、あの家族の記憶は……

 

忘れるべき過去なんだ。

 

 

 

 

 

 




令和初の投稿の為に、ちょっとしたおさらい!
ここまで通して読んで頂いた方にはお分かりでしょうが、この物語は、ギャグ70% シリアル(シリアス)30%の配合成分を含んでます。
まぁ…主に、シリアル成分は起承転結の結の部分に持ってくるので、だいたいギャグ小説みたいなもんです。

さてさて、
サトウの過去……記憶にちらつく貧n…ゲフンゲフンっ! ツインテ少女の影……
それらは一体なんなんでしょうねぇ?(すっとぼけ)


加えまして、お気に入り登録27人!評価、感想に関しましては、べーたさん 苗根杏さん 塩釜HEY!八郎さん 南ことりの自称弟さん 本当にありがとうございます。
他の執筆作品もそうですが、赤バー目指して頑張っていきますのでよろしくお願いします!!

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