その日,休日の朝,いつものように目が覚めてもしばらくベッドでのんびりしていたボクは,
「ロミー,起こして」
という声で,ベッドから降りた。この頃になると,ヒカルが朝自力で起きれないこともあった。ボクは下段に寝ているヒカルの両手首をつかみ,上体を引き上げようとした。すると,
「痛い!」
とヒカルが叫んだ。ボクは思わずヒカルの手首をギュッと握りしめた。
「痛いて言ってるの!なんでそんなに力を入れるの!どうして分からないの!もういいかげん慣れてよ,これくらいのこと」
それから,ヒカルは錯乱したように激しい口調でボクを罵り始めた。ボクは一瞬,何が何だか分からなかった。それから,状況を理解した。〔錯乱したように,じゃない。錯乱してるんだ。精神症状が出現したんだ〕予期していたことではあった。多発性硬化症では精神症状も出現することがある,それは分かっていた。分かって予期していた。でもそれが実際に起きると,呆然とした。ボクをこの世のあらゆる悪から守ってくれたヒカルが,ボクを激しく罵倒している。ボクはヒカルを見ていたけど,ボクとヒカルの間に見えない透明な壁があって,ヒカルが別の世界にいるような気になった。すぐ目の前にいるのに,その手をボクが握っているのに。
やがて,ヒカルの罵声が止まった。しばらくヒカルは呆然としていた。そして,ボクを見た。それからすぐに顔を伏せた。そして泣き出した。初めは静かに,やがて激しく。なぜヒカルが泣くのか,ボクには痛いほどよく分かる。
「ヒカルのせいじゃないよ,病気のせいなんだよ」
ヒカルは泣きながら首を振る。
「許せない。耐えられない。・・・・耐えられないよ。わたしがロミーに,よりによってロミーに,あんなことを言うなんて・・・・」
ボクは,泣きやまないヒカルの涙を拭く。ヒカルが泣きやむまで,ていねいに優しく,ヒカルのまぶたを拭いていた。
ボクはコーヒーを淹れ,トーストを焼き,スクランブルエッグを作ってテーブルに並べ,ヒカルを呼ぶ。ヒカルはまたベッドに横になっている。
「ヒカル・・・・起きれないの?」
ボクがヒカルの肩を抱いて起こそうとすると,ヒカルは首を振った。
「食べたくない。何もいらない」
「ヒカル・・・・」
悲しそうにボクを見上げるヒカルに語りかける。
「たった1度のことで,そんなに落ち込まないで」
「たった1度で十分よ。それに1度じゃ済まないの,これから何度も・・・・ロミーだって分かっているでしょう。多発性硬化症がどのような経過をたどり,どんな症状を出現するのか。運動障害,感覚障害,そして,精神症状。わたしは急速進行型よ。そして,確実な治療法はないの」
「Sureがないなら,Probableを探そう。Probableもないのなら,Possibleを試そう。昔,ヒカルがボクに語ったじゃない。学生の頃,どんな医者を目指すのかを語り合った頃」
ヒカルはボクを見つめる。遠くを見るような眼差しで。その眼差しをしばらく受け止めて,それからボクはもう一度声をかけた。
「ヒカル,せっかくボクが作ったんだよ。一緒に食べよう」
ヒカルはゆっくりうなずいてくれた。
ボクもヒカルも多発性硬化症については勉強していたし,こういうことになって,さらにいろんな文献を読み込んだ。もちろん,中尾先生にも相談した。
「わたしの知識は10年前から更新されていないから,あてにならないわ。でも,文献探しのお手伝いくらいはできるでしょう」
と言って,多発性硬化症の最新の治療についての文献をてきぱきと集めてくれた。
「さすが,専門医ですね」
と,その手際の良さに感心すると,
「元専門医よ」
と訂正された。
ステロイドパルス療法が無効なら,インターフェロンか免疫抑制薬。どちらも副作用が強い。インターフェロンの副作用として重大なものに精神症状がある。免疫抑制薬の深刻な副作用は,もちろん易感染性,免疫を抑えるから病原菌をもらいやすくなる。ヒカルは,
「精神錯乱を起こすよりは易感染性の方がまし。免疫抑制薬の一択よ」
と断言する。日本では,多発性硬化症への免疫抑制薬は保険適用がないけど,欧米ではそれなりの治療実績がある。調べた範囲ではシクロホスファミドのパルス点滴かアザチオプリンの内服。多発性硬化症だけでなく,ほかの治療法が無効な膠原病にも行なわれている。ヒカルは,どこかの病院で治療を受けるのではなく,自宅で治療を受けることを望んだ。
「一般的な多発性硬化症の知識なら,もちろん専門医の方が優れているでしょう。でも,このわたし,藤原ヒカルの具体的な症状は,ロミーが一番よく知ってるでしょう。そして,どんな専門医よりロミーが,わたしを一番親身に治療してくれるはずじゃない。一般論じゃなくて,わたしという個別事例に関しては,ロミーが最良の名医なの。ケアにしたって,並みの看護師よりロミーの方がずっとていねいにわたしをケアしてくれる」
そう言い張るヒカルを見て,ボクはうなずくしかない。
「自宅療養なら,リスク管理を考えるとパルス点滴はやっぱり怖い。だからアザチオプリンの内服にするね」
「主治医にお任せするわ」
ヒカルは明るい笑顔で答える。
「アザチオプリンの副作用には,易感染性のほかに脱毛があるよ。必発とは言えないけど・・・・」
「分かってるよ。一緒に文献を調べたじゃない。わたしもその記述は読んでるよ」
こうして,アザチオプリンによる治療を始めた。文献によれば効果が現れるまで数ヶ月かかるとのことだったけど,この治療を始めてから精神錯乱は2度と生じなかった。目の症状も改善した。治療の効果なのか,病気の自然な経過,悪化と改善の波に過ぎないのか,それは分からない。ただ,手足の運動障害,感覚障害は着実に進行した。
「つまり,脳には効いているけど,脊髄には効いていないということかな」
とヒカルは客観的な口調で話す。ボクは,よく分からないから首をかしげる。
「まあ,臨床の現場は,一歩踏み込めば分からないことだらけなんだけどね」
副作用は,易感染性についてはかなり注意を払っている。必要ない限りヒカルを外に出さないし,ボクも外から病原体を持ち込まないようできる限り気を配っている。そのおかげか,重大なことは起きていない。それでも,ヒカルが咳き込んだりすると,ボクはすごく心配する。
脱毛は,生じた。アザチオプリンを服用し始めて2週間ほどすると,朝起きた時,枕にかなりの髪の毛が付くようになった。そして7月の中頃の朝,束になるほどの髪の毛が抜けていた。その髪の毛を拾い集めて,ヒカルはくず入れに捨てる。そしてボクに声をかけた。
「ロミー,わたしを床屋に連れていって」
「床屋? 美容院じゃなくて?」
「うん。髪をきれいに剃ってもらうの。尼さんみたいに。へんにカツラで隠すより,その方がいいでしょう。これから暑くなるし」
ボクはヒカルを車椅子に乗せて床屋に連れていった。この頃,ヒカルは,体調が良い日は杖を使って歩くけど,体調が悪い日に外出するには車椅子を使うようになっていた。
床屋さんで,ボクと理髪師に抱きかかえられて理髪椅子にかけたヒカルは
「髪をきれいに剃ってください。尼さんみたいに」
理髪師はびっくりして聞き返す。
「・・・・よろしいんですか?」
ヒカルは正面を向いたままうなずいた。それを見て,理髪師はバリカンでヒカルの髪をバサバサと切っていき,さらにカミソリで剃り上げた。
帰り道,ボクは車椅子を押しながら,
「大原寂光院の建礼門院みたいだね」
と話しかけた。
「建礼門院・・・・確かに,そうね」
というヒカルの返事を聞いて,ボクは一瞬〔不吉なことを言ってしまった〕と思ったけど,すぐにその思いを心から追い払った。
部屋に着いて,ヒカルを抱きかかえるように立たせ,ベッドに連れていって,寝かせる。ベッドに横になったヒカルの顔。髪をすっかり剃ってしまい,一回り小さくなったように見える。
「どうしたの?」
「ううん,なんでもない。尼さんのヒカルもきれいだなって思っただけ」
ヒカルは明るく微笑んだ。
「とても,悟りを開く境地ではないけどね」
それから,まじめな顔でボクを見つめる。
「ロミー,何から何までありがとう」
「いいんだ。お礼なんか。ボクの最愛のヒカルなんだから」
ヒカルはまた微笑む。そして,ふと遠くを見るような眼差しになった。
「これからは,わたしがロミーの羽根の下で守ってもらうのね・・・・」
そう言うヒカルに,ボクは心の中でつぶやく〔ヒカル,守ってあげるよ。これまでずっと守ってもらってきた,その恩返しをするよ。返しきれないことは分かっているけど。返せるだけ返すよ〕
ぼんやりしていたヒカルの視線が,またしっかりとボクを見ている。
「でも,ロミー,わたしのために自分の仕事を犠牲にしちゃ,だめよ」
じっとボクを見つめるヒカル。ボクはうなずいた。この日,ヒカルの37歳の誕生日だった。
それからも,運動障害と感覚障害は進行した。たまに,痛みや熱さに気づかずにヒカルが小さな切り傷ややけどを作ることがある。ボクはすぐに抗生剤の塗り薬を塗ってガーゼを当てる。そこから病原菌が入り込まないように。嚥下機能も低下しているのか,たまにヒカルがむせることがある。ボクは誤嚥性肺炎を心配する。そんなボクの心配を知っているから,ヒカルは「なんでもない」というように首を振る。幸い,ボクの心配だけで終わって大ごとにはならないで済んでいる。
手の指の傷を手当てしてもらいながら,ヒカルがポツリとつぶやいた。
「きっと,わたしの方が先に死ぬね。死んでしまえば,錯乱してロミーにひどい言葉を浴びせることもないね。そして,悲惨な世界に生きるロミーを見ないで済むね。でも・・・・その幸せと,そんな世界にロミーを置き去りにする悲しみと,どっちが大きいんだろう」
ボクは顔を上げてヒカルを見る。ヒカルもボクを見つめる。ヒカルの瞳がふだん以上に澄み切っているようだった。
そうして,秋が過ぎ,冬になり,クリスマスも終わり,この年最後のクリニック・アンジュの勤務日の朝。いつものように朝食を準備してヒカルを呼ぶけど,元気がない。
「わたしは要らないから,ロミー,ちゃんと食べて仕事に出かけておいで」
と語る声にも力がない。ボクは心配になってヒカルの顔を覗き込む。そんなボクにヒカルは微笑みかける。でも,その微笑みもいつもに比べると力がないように思えてしまう。
「大丈夫よ。そんなに心配しないで。さあ,早くしないと遅刻するよ」
言葉だけは,いつものようにしっかりしている。その言葉に促されて,ボクは朝食を済ませ,仕事に出かけた。
帰宅すると,ヒカルがもうろうとしていた。
「ヒカル!」
大声で呼ぶと,かすかに頭がボクの方に動いた。〔まさか,感染症? 肺炎?〕ボクは肺の音を聞きたいと思ったけど,この部屋に聴診器はない。〔クリニックに取りに行く?〕と思うより先に,ボクはヒカルの布団をどけ,パジャマのボタンを外し,胸に耳を付けた。肺雑音が聞こえる。ボクはヒカルの額に手を当てる。熱はあまりない。
〔ということは,それほど重症じゃない・・・・いや,ひょっとして免疫力が落ちているから炎症反応も起きにくく,発熱もしないのかも・・・・どっちなんだ,軽症なのか重症なのか・・・・〕
ともかく,何か対応を考えないと・・・・クリニックから抗生剤を持ってくるべきか,それとも入院治療のため救急車を呼ぶべきか,そんなことを考えて体を起こそうとすると,ヒカルがボクの肩をつかんだ。力いっぱい,ではない。弱々しくボクの肩をつかむ。でも,その力の弱さが,逆にボクを引き留めた。
「ヒカル,どうしたの?」
ヒカルはかすかに首を振っている。
「ヒカル,どうしてほしいの? このままじゃ,だめだよ」
ヒカルは相変わらず首を振る。かすかに微笑んでいるようにも見える。ボクはそんなヒカルをじっと見つめたまま,何もできない。ヒカルの唇が動く。
「なに? なにが言いたいの? なんて言っているの?」
ボクはヒカルの唇に耳を近づける。かすかに音が聞こえる。「いかないで」と言ってるようにも聞こえる。
「ヒカル・・・・でも,何もしないで,こうしていたら・・・・」
そう言いながら,ボクはヒカルを見つめたまま動けないでいる。
どれくらいそうしていたのだろう,ヒカルの意識が少し戻ってきた。眼差しに力が戻り,ボクの方を見る。ボクの存在が分かったらしい。
「ごめんね,わたしの世話をさせてしまって」
ボクは〔とんでもない〕というふうに首を振る。
「ヒカルは子供の頃からずっとボクを世話してくれたんだよ。ボクを守ってくれたんだよ。せめてこれくらいのことはしないと,ボクの気が済まない」
「じゃあ,ロミーが死ぬ時には?」
「その時は,だれかに世話してもらう」
ボクはほとんど無意識的に反射的に返事した。
「ロミーの世話をするのがわたしじゃないのが残念だわ」
そう言って微笑む。ボクは,意識が会話に追いついた。〔死ぬ時? ヒカル,何てこと言うの。まるで今すぐ死ぬみたいな〕こんなボクの気持ちとは別にヒカルは話を続ける。
「ロミー,ここにいて」
いつものヒカルと違うどこか切ない口調。ボクはその願いを拒めない。
「うん。どこにも行かないよ」
ヒカルは,不自由な体を動かそうとする。
「ヒカル,どうしたの?」
「ロミー,ここに寝て。わたしの隣に寝て」
「うん。分かった」
ボクはコートと上着を脱いでヒカルのベッドに入った。何枚かの布地を通して,微熱を帯びたヒカルの体温が感じられる。ヒカルの温もりをすぐ隣に感じながらベッドに横になる。何年ぶり,何十年ぶりだろう。幼い頃の思い出,不安も恐れもなく始まりも終わりもない円のように満ち足りた幼年時代の思い出が自然に心に浮かぶ。そしてボクは,薬を取りに行くことも,救急車を呼ぶことも,忘れた。
「子供の頃,こうやって一緒に寝てたね」
ヒカルは弱い声で話しかける。
「うん。ヒカルの体が温かくて,気持ちよくて,ボクはすぐに寝付いてた」
「わたしも,ロミーの柔らかな肌の感触が気持ちよかった」
ヒカルがボクの方に頭を傾ける。ボクも頭をヒカルの方に傾ける。ヒカルの気持ちが安らぐのが感じられる。それを感じて,ボクの気持ちも安らぐ。ヒカルの髪のない頭皮の感触は子供の頃と違っているけど,ボクは幼い頃と同じようにヒカルの温もりを感じながら安らかに寝入った。
翌朝,目が覚めた時,ヒカルの温もりはもうなくなっていた。ベッドの中だから,冷たくなってはいない。でも,ボクとは温度差がある。しばらく,ボクは事態を理解できなかった。やっと理解した時,不思議と驚かなかった。事態をすんなり受け入れていた。ただ,〔ヒトってこんなにあっけなく死ぬもの?〕という思いが心をよぎった。悲しみは感じなかった。
その日,冬の東京には珍しく冷たい雨が降っていた。ボクは傘を差して駅に向かって歩く。その途中で〔今日はもうクリニック・アンジュの仕事はないんだ〕と思い出した。引き返そうとして,山手線をまたぐ橋の上で立ち止まり,雨に煙る景色を眺めた。しばらくそうやって眺めていた。時おり脇を見る。そこにヒカルがいないのが不思議だった。
それからの数日,ボクはほとんど感覚を失ったように過ごした。ヒカルの火葬。父と母の慌ただしい訪問。3人,ほとんど何も語らずに過ごした時間。周りでは,年が暮れ,年が明けた。そして,何事もなかったように新しい年の仕事が始まり,ボクも仕事をこなしていく。
ヒカルの死を知らせた時のヒロコさんの言葉:「なんで,わたしみたいなアル中がのうのうの生き延びて,ヒカルさんのようないい人が死ぬの」
バーのカヨコさんの写真を外してヒカルの写真を掛けてもらう。ドレス用のパンツスーツ姿。バーを営業しない月曜日,火曜日,水曜日の夕方,ボクはコーヒーとカフェオレを作り,コーヒーをカウンターの一番端に,カフェオレをその隣に置いて,座る。ゆっくり飲んでから,カップを片付ける。空になったカフェオレのカップと,1口も減っていないコーヒーのカップ。その時も悲しみは感じない。ただ,何かが「違っている」,「食い違っている」という感覚があるだけ。
ヒカルのいない世界で,ヒカルの予言が実現する。ボクはいつの間にか名医と呼ばれるようになった。ヒカルが仕事をやめる時に転医した患者の何人かが戻ってきた。口づてに新しい患者もやって来る。そのためにクリニックの診療日を1日増やした。そして,中尾先生にお願いして池袋のクリニック・アンジュの仕事を1日減らしてもらった。
日常生活が流れていく。相変わらず悲しみは湧いてこない。朝,コーヒーを淹れてヒカルに声を掛けることがある。そして,〔あっ,間違えた〕と思う。それだけ。悲しいという気持ちは浮かばない。ふだんどおり,ヒカルがいた頃と同じ生活リズムが刻まれる。そこにヒカルがいないだけ。それが,何かの間違いのような気がする。ただ,それだけ。
時おり,ボクは部屋でダンスを踊る。仮想のパートナーを相手に,仮想のたった一人の観客のために。
そうやって半年余りが過ぎた。ヒカルの37歳の誕生日。近くの商店街の小さな夏祭り。ボクはキュロットパンツと半袖ジャケットのスーツを着て歩く。歩きながら,いろんな思い出が浮かんでは消える。ヒカルの羽の下に守られた子供時代。故郷で過ごした中学,高校時代。医学部の頃。二人が離れ離れに暮らした3年間。それから再び一緒に過ごした8年あまり・・・・何かの間違いなんだ,という思いが付きまとう。ボクがヒカルのいない世界でこうやって生きていることは,何かの間違いなんだ。
これからずっと,ボクはこの感覚を抱いて生きていくのだろうか? それとも,いつかはこの感覚も薄れ,ヒカルのいない世界で生きていくことを「当たり前」と思うようになるのだろうか?
FIN 終わり
『ロミーVer.1』はこれで一応終わりです。この続き,ヒカルを失った後,一人で生きていくロミーの物語を書きたい気持ちはありますが,まだ書けないでいます。
その一方で,もう一つのロミーの物語,ロミーのキャラクターはそのままで,状況設定を変え,ロミーがVer.1とは別の人生をたどる物語ができあがり,『ロミーVer.2』として投稿しています。
https://syosetu.org/novel/199132/
ロミーが12歳の年の春に事故で姉と両親を失い,叔母(母の妹)に引き取られ博多中州で育ちます。そこでダンスの才能を開花させ,美貌も満開となったロミーが,ヒカルの思い出を胸に抱きながら,いくつかの恋を経験するという物語です。興味があれば,読んでください。こちらのバージョンは性描写があるのでR-18に指定しています。