東方神器伝   作:アメテラス

1 / 1
これは東方projectの二次創作作品であり、作者の独自解釈、
またキャラ崩壊等が含まれ、また含んでいる可能性があります。
それらの要素が苦手な方は…ここに来ている時点でいないとは思いますが
回れ右をお勧めします。


一話 「白玉楼にて」

「ねぇ、霊夢は聞いた?今幻想郷で流行ってる噂。

 なんでも、『神器』とかいうのが幻想郷にたくさん入ってきてるんだって」

今日は白玉楼に来ていた。

なぜかって?幽々子がお仕事でいないから退屈だと妖夢の方から誘われたからだ。

そしてお茶をしながら話をしていたのだ。

とりあえず形としては問いで始まっているのでまずは答える。

「聞いてないわね。神器というと香霖の持つ草薙剣だけど...

 たくさんってことはおそらく香霖も把握しきれてないわね。

 で?もしかしてその神器と幽々子のお仕事に関係があったりするの?」

問いに答えた後問いを返す。

すると妖夢は少し考え、こう言った。

「まぁ無関係ではないと思っていますが、ただ

『仕事に行ってくる』

とだけ残して行ってしまわれたので…」

まぁ物や人の幻想入りには紫が多かれ少なかれ関わっている。

この状況だし紫に会いに行って事情を把握しているとか大方そんなとこだろう。

…と思っていたのだが。

「あら、霊夢じゃない。」

紫が当然のように白玉楼から出て来たので、私は少し驚いてしまった。

そしてもちろん、この機は逃さない。

「ねぇ紫。あなた、この事態に少し心当たりはあるの?」

紫は答える。

「ないわ。人ならともかく武器なんて好んで入れないわよ」

やけに素直な答弁だが、それ以上の意思はないだろうと読み、聞き出しは諦めた。

そして妖夢に問う。

「この異変…もしかしてあなた興味あるんじゃないの?

 解決しようとすればおそらく剣の戦闘は避けられないわよ

 そしてそれはまごうことなき実戦…稽古代わりに解決したい…そう思ってるんじゃないかしら」

すると妖夢は

「私は幽々子様を守る。それ以外で剣を抜く気はないわ」

そう答えた。

さらに問う。

「もちろん放置したらいずれ幻想郷そのものに危機が及ぶわ。パワーバランスが容易く崩れる。

 言い方を変えるわ。解決するために、一緒に来て」

問うと思いながら発していたがもうこれではただの「要請」だ。

だが妖夢は

「ええ、そういうと思っていたわ。ならば一時この剣、幻想郷のために使いましょう」

と快諾してくれた。

そしてまずは作戦会議をすべく部屋へと移動した—

「あ、そうだ。紫、あなたも来なさいよ」

紫にも声をかける。

だが紫は

「最後の最後の後始末は任せて頂戴。それ以外では私の助けはいらないでしょう?」

と試すような口調で返す。

そして紫がスキマに消えたのを確認してから私たちは部屋に向かった。

愚かにも私は、この頃はまだあれほどめんどくさいことになるとは、思ってもいなかった。

二話へ続く

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。