衝動で書いた黒歴史   作:熱くないヨーグルト

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この小説のプロットは失楽園の段階で出来ていたんですが文章に出来ませんでした
自分の文才のなさを恨むわ


1-3 俺の全てを奪ったお前達を俺は許さない

次の日グラン達一行は食堂で朝食を摂っていた。

「んでよぉ、今日オイラ達図書艇の姉ちゃんに会いに行こと思ってよぉ、シエテ達も来るか?」

「んーそうだね、俺もそろそろあの時のリベンジをしてみたいし行こうかな」

「俺は昨日仕入れた珈琲豆の淹れ方の研究をするから遠慮しとこう」

「俺らも久々に行きたいとこだけどー行きつけ店のテンチョと約束がありまクリスティなのよ。っつぅ訳でまた今度誘ってほしい的な?」

「「「シクヨロー」」」

「ってことは今回来るのはシエテだけって事でいいんだな?」

ラカムが確認するように聞くとシエテは頷いた。

「十天衆が結成されたばかりの頃にコテンパンにやられたからね。いつまでもやられたままじゃ他の十天衆へのメンツが立たないっていうの?ホラ、俺あまりあいつらに信用されてないみたいだし」

以前十天衆の懇親会があった際の事をまだ引きずっているのだろうか、少し影がかかったように話すシエテにグラン達は苦笑していた。

 

「ん“ん”!それにあの時の俺じゃないってとこも彼女に証明しないといけないからね。そうしないとあのゴーレムの所持している剣、アレの剣拓がいつまでとっても取れそうにないからね」

と真面目な顔をしていたが本音を語ってすぐに崩れた。

「って剣拓取るのが目的かよっ!」

勿論ツッコまれた。

 

 

一行は朝食後図書艇に向かい入場しようとしたところ昨日と同じように引き留められた。

「皆様方お待ちしておりました。面会を希望されるルリア様ですね?司書長様の所へ案内いたします」

と、昨日よりいくらか性能が高いのか言葉が流暢なゴーレムが現れ、案内を申し出てきた。

「あ、ありがとうございます。きょ、今日はよろしくお願いします!」

そんなルリアに一行は微笑ましい顔を向けた。

 

「いえ、私の役目は案内役だけです。そのお礼を言うのは司書長様に言ってあげてください。あの御方は忙しい中時間を割いてこの面会の時間を作ってくれたのですから」

ゴーレムがそう返事をするとラカムは感心したように

「へぇ、かなり性能の良いゴーレムなんだな。もしかしたらオーキスみたいに心を持っているのか?」

ラカムの言った事にシエテが興味を持ち

「そのオーキスって確か今君達とは別行動を取っているって前にルリアちゃんが言っていたゴーレムの子かい?」

「はい、オーキスちゃんは今ドランクさん、スツルムさんと一緒に旅をしているんですよ」

「アイツら大丈夫かなぁ……」

そんな心配しているビィを励ますように

「心配する必要はないよ、ビィ。オーキスちゃんは強いって事を私達は知っているんだから大丈夫だよ」

「そうそう、僕達が心配すればかえってオーキスを心配させるんじゃないの?」

そんなジータとグランの言葉に

「そうだな。オイラが心配するほどアイツらはヤワじゃないな!」

そんな会話をしながら一行は図書艇へと入船した。

 

 

図書艇には人っ子一人いないようで静かだった。

「なんか静かですね。私達が行った時は沢山の人で溢れかえっていたのにあの時とはえらい違いですね」

「ああ、そうだな。もしかしたら昨日の復興作業の疲れでまだ寝てるやつが多いんじゃないか?」

ビィと同じ考えだったのかラカムも頷きながら

「ま、あんだけやってりゃまだ寝ててもおかしくないだろうな」

 

受付が近づいてきたのか

「皆様方、私の案内はここまでとなります。ご有意義なお時間をお過ごし下さい」

と一礼して去って行った。

 

「え、行っちゃったけど大丈夫なの?」

グランは心配そうに辺りを見回している

「大丈夫でしょ。ホラ、あそこに案内板と地図が置いてあるみたいだよ」

ジータが指さす方を一行は見た。するとそこにはジータが言った通り案内板と簡単な見取り図が置いてあった。

「ふむふむ、なるほどここを真っ直ぐ行ったら受付か」

シエテが読み上げていると

「今回は彼女と話している時間はなさそうだから僕は図書艇を探検してくるよ」

とノアは別行動をとってしまった。

「いいのかラカム?」

「大丈夫だろ。ノアのやつも図書艇の事は前からずっと気になっていたってこの前ガロンゾで会った時に言っていたし、今回は図書艇自体を調べる事にしたんだろ」

「ノアでも気になるんだなこの艇」

「とても興味深いって言っていたくらいだしなぁ」

「ふーん」

そうしながら一行は受付へと案内板に従って行った。

 

受付へと辿り着くと一行に話しかける人物がいた。

「ようこそ、皆さんが来るのを心よりお待ちしておりました」

女性が話しかけてきた。

「今日はお時間を作っていただきありがとうございます!」

ルリアは自分で考えられる最大限のお礼の言葉を伝えた。

「いえ、いいのですよ。私もまた貴女とお喋りをしたかったのですから。アラ、貴方はラカムですね。大きくなりましたね」

その言葉にラカムは恥ずかしそうに頬をかき

「あ、ああ久しぶりだな。あの時アンタが知恵を貸してくれなきゃ俺はグランサイファーの修理を一からやるなんて出来なかった。……感謝している」

「いいえ、そんな事はありません。例えあの時私が貴方に力を貸さずとも貴方はこの空をグランサイファーと共に飛び立つ事が出来ましたよ。

それにあの時から貴方は立派な騎空士でしたよ」

その言葉に更に恥ずかしくなったのかラカムは顔を背けてしまった。

そんなラカムを一行は優しく見ていた。

 

「見えてはしていましたがまさか本当に来るとは思いませんでしたよ。天星剣王さん」

「そう言われるとちょっと傷つくなぁ。まあ俺の目的としてはあの時のリベンジに来たのさ。今度こそ剣拓を取らせてもらおうと思ってね」

「貴方……よく飽きないですね。はぁ…まぁ、いいでしょう。やるなら甲板でして下さい。今は誰も来ていませんから」

「ありがとうね。じゃあ団長ちゃん達、俺はリベンジしてくるからここから別行動させてもらうね」

「えっと……負けないでね、シエテ」

「負けたらフュンフとカトルにチクってやるからなー」

「ちょ、ジータちゃんそれマジ?」

「勝てばいいんだよ、勝てば」

その言葉にシエテはニッ笑い

「そうだね。ああ、勝ってくるよ」

と甲板に向かって行った。

 

 

「さて、ではルリアさん。貴女は私がこの前あげたその日誌の事で聞きたい事があって来た、であっていますか?」

「はい。それもありますが私は司書長さんが何時産まれたのか、そしてこの日誌に書かれた事は本当に起こった事なんですか?」

「あ、おいっルリアその話は聞かないって決めたじゃないか」

ビィは止めるが

「いえ、問題ないですよ。確かに私が何時から生きているなんて聞きに来る人は偶にいますから。そして答えは秘密です」

「やっぱりそう答えるか」

「ええ、そう簡単に答えを教えては面白くありませんからね。さて、日誌の内容でしたね?書いてある事は事実です。それにあの時に私は貴女に解き明かす権利があると言いました。始めから答えを教えてもらっては解き明かす必要がなくなってしまいますよ?」

「で、でもこの内容が本当の事でしたらあの覇空戦争で世界が滅びた事になるじゃないですか!?」

ルリアのその言葉に一行はギョッとした。

「え!?どうゆう……こと?」

ジータが質問するが

「じゃ、じゃあそれが事実なら」

「ええ、事実です。確かに世界は滅びました。そこに書いてある星晶獣も魔物もそして幽世の住人達の事も全てが事実です。でも今は関係ないじゃないですか。今こうして世界は存在し、貴女達は生きている。……それだけで十分じゃないですか」

「でも……そんな事って……じゃあこの日誌を書いた人が星の民に、星晶獣に行った所業も……酷すぎます」

ルリアはポロポロと涙を流しだす。

「戦争なのですからそのくらいの事が起こっても仕方ありません。何よりも戦争が起きた原因は彼らの支配があまりにも空の民を虐げ過ぎたのですから当然の報いを受けただけだと私は思いますがね」

そう言い切られルリア突然へたりとその場で座り込んだ。

「お、おいっ!ルリア大丈夫か?」

ビィがルリアを慰めるがルリアはただ涙を流すだけだった。そんなルリアをグラン達は呆然見ていた。

 

 

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図書艇を離れ、一行は泣き疲れたのか寝てしまったルリアを運んでいた。

「いやーそんな事があったんだね。お兄さん驚いちゃったよ」

ボロボロになったシエテに先程あった事を話した。

「オイラがルリアと読み終わった時は覇空戦争の事なんて書かれてなかったのによぉ。いつの間にか書かれていたんだ?」

「ちなみにどんな事が書いてあったんだい?」

ビィが言っている内容に気になったのかグランが聞いてきた。

「えっと確か魔物や星晶獣の事、後は食い物や薬の作り方なんかが主に書かれていたな」

「て、するとなんだ。そのルリアが言っていた内容は急に現れたって事になるのか?」

「ま、世の中にはある条件下で隠れた内容が浮かび上がる魔本なんていうのもあるからね。そのルリアちゃんが今持ってる本もその魔本に分類される本だったんじゃないのかな?」

「へーそんな変わった本があるんだ」

ジータが感心したような声をだす。

 

「しかしなぁ、あれが本当だったのなら世界は覇空戦争時代に滅んでまた作られたって事にならないか?」

「でもラカムそれだったら今星晶獣がいる事がおかしいって事になるんじゃないの?」

ラカムの疑問にグランがおかしな点を指摘する。

「あ、あーそうなるか。確かにそうなるか。だったら今ティアマトやノアが存在する事自体がおかしなことになるのか」

一行はこの謎が分からぬまま、ルリアが起きるのを待っていた。

 

「そういえばシエテ」

「どうしたんだいグラン君?」

「ゴーレムとの戦いはどうなったの?」

グランの言葉にそういえばと皆はシエテを見る。

「なんとねーついに」

「「「「ついに?」」」」

「剣を抜かせることが出来たんだよ。……まぁその代わりまたボコボコにされたけど」

「おー、すごいじゃん!シエテ」パチパチパチ

ジータが感心したように拍手した。

「ありがとうジータちゃん」

「でも、フュンフとカトルには言うね」

「ヒドッ!って負けた訳じゃないから、今回は相打ちみたいなものだからセーフ!今までは剣を抜かせる事が出来なかったのについに抜かせることが出来たんだよ!?これは快挙なんだから」

必死に言い訳をするかのようなシエテにジータはニヤニヤしながら

「ほんとかなぁ?」

そんなジータとシエテのやり取りはルリアが起きるまで続いた。

 

 

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さて、一行とは別行動をとっていたノアはというと

(さて、今だったら監視の役目をしているゴーレムの大半が復興の手伝いで出ているからなんとかなったけど、これは予想以上に広いな。)

図書艇の中で探し物をしていた。

(ダメだ、あの時感じた異質な星晶獣の気配が全く感じない。あの時偶々いた星晶獣だったのか?いや、そんなわけあるはずが「探しモノは見つかりましたか?」)

「ッ!?」

考えこんでいたノアは急に話しかけられ咄嗟に身構えたが、

「ああ、驚かせてしまいましたね。これは申し訳ございません」

そこにいたのは司書長であった。

「いや、大丈夫だよ。それと探し物はどうやら僕の気のせ「星晶獣を、探しているんですね?」……君は一体何を隠しているんだい?」

「それは秘密です。私達が守ったモノをその役割を果たし終えるまで隠し続けるだけです。それに、貴方もう確証されているのでしょう?さて、私はこれから次の島への出航をいたしますのでどうぞお引き取りをお願いします」

「……分かったよ」

「ええ、では良い1日を」

 

 

「お前達星晶獣に何も知る権利も必要もない」

 




文才がほしい。アイデアは溢れ出てるのに書けない
案内役のゴーレムに心はありません。ただ性能がよく言葉が流暢に話せるだけです。
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