仮面ライダージオウ ~9つのアニメライドウォッチ編~ 作:通りすがりの天才物理ゲーマー
「めでたく高校を卒業した青年、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。五つ目のアニメライドウォッチ、アインズアニメライドウォッチをてにいれるため新たな世界へたどり着くが、そこでシャルティアと名乗るヴァンパイアが現れる。彼女を倒し、アナザーアインズの元へ向かうが、またしても邪魔が入った。戦闘を開始するジオウとウォズだったが、そこでこの世界に存在しないはずの仮面ライダーが現れる...おっと失礼、ここから先は皆さんには未来の出来事でしたね。」
ウォズの持っている本に記載されていたアナザーアインズの場所へ向かうソウゴとウォズ。
途中、モンスターが現れたりとあったが、ジオウ・ベルアーマーとウォズによって瞬殺される。
「よし、片付いたね。早く行こうウォズ。」
「それ以上は行かせんぞ...」
「っ!?」
ジオウとウォズの前に現れたのはカマキリとアリを融合させたような見た目をしているライトブルーのモンスター。
「あれはコキュートス。アインズの部下だね。もっともこの世界じゃアナザーアインズの部下になっているが...」
「あんたも俺たちを倒しに来たの?」
「そうだ。」
「だったらこっちも容赦しないよ!」
『『ジオウ!!』』
ジオウはジオウライドウォッチIIを二つに割り、ジクウドライバーにセットする。
待機音が流れ出すと、ジオウはジクウドライバーを一回転させる。
『『ライダータイム!』』
『仮面ライダー!』『ライダー!』
『ジオウ!』『ジオウ!』『ジオウII!』
ジオウは強化形態の一つであるジオウIIへと変身した。
「彼もまたあのときの彼女みたいに恐ろしく強い。お互いに油断は禁物だよ我が魔王。」
「わかってるさ!」
ジオウIIはサイキョーギレード、ウォズはジカンデスピアー・ヤリモードを装備し、コキュートスに攻撃をする。
二人の持ち前のコンビネーション力で攻めていくが、コキュートスは冷静に一つ一つの攻撃を受け流していく。
「俺たちの攻撃が全て弾かれてる!」
「全く隙がないね...だったら...」
『シノビ!』
『アクション!投影!フューチャータイム!』
『誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャリングシノビ!シノビ!』
『カマシスギ!』
ウォズはフューチャリングシノビに変身すると、シノビの能力である分身の術を発動し、三体の分身を生成する。
「うおおお!ウォズが三人になった!」
「「「二人の攻撃なら受け流せても、二倍だったらどうだろうね!」」」
三人のウォズは正面から攻撃を仕掛けたり、コキュートスの背後から現れて攻撃をしたりする。
「俺もウォズに負けられないな!」
ジオウIIもウォズ同士の連携に参加し、コキュートスをサイキョーギレードで切り裂いていく。
先程まで優勢だったコキュートスは、四人の連携に翻弄され、追い込まれていた。
「グッッ!」
「決めるよ!ウォズ!」
「「「ああ」」」
ジオウIIはサイキョーギレードにセットされているジオウの顔の文字をレバーで変更し、必殺待機状態になる。
『ジオウサイキョー!』
三人のウォズもビヨンドライバーを動かし、必殺待機状態になる。
『ビヨンドザタイム!』
『魔王斬り!』
『忍法時間縛りの術!』
三人のウォズがコキュートスの時間を縛り、身動きができない状態にする。
「くらえ!」
身動きができないコキュートスに向かってジオウIIが七色の斬撃を飛ばし、コキュートスを切り裂いていった。
「グワアアア!」
コキュートスは耐えることができず、爆発した。
「よし!...ん?」
ジオウIIは足元に転がってきた物を見る。
「これって...アニメライドウォッチじゃない?」
「それは本当かい?我が魔王。...アインズの顔が描かれている。これはアインズアニメライドウォッチだね。」
「このライドウォッチには2015って書かれているから、2015年に向かおう!」
「だがここは室内だ。タイムマジーンが出せないね。」
「そっか。だったらさっきの闘技場まで戻ろうウォズ。」
「ソレハサセヌ...」
ジオウでのウォズでもない声が聞こえる。
「その声は誰だい?」
ウォズの問いに声の主は答える。
「ワレノナハアインズ・ウール・ゴウン。」
「アインズ...てことはお前がこの世界のアナザーアニメか。」
「ワレコソガアインズ。アナザーデハナイッ!」
アナザーアインズは禍々しいオーラを発生させる。
「ウォズ、過去に戻らなくてもアナザーアニメは倒せる?」
「ブレイドの件のようにあのアナザーアインズが産まれたのが2019年ならば、倒せるだろうと思うが...」
「あのアナザーアインズは2018年に産まれたアナザーアニメだ。この時代で倒しても世界からアナザーアインズの存在は消えない。」
そういったのは、ジオウIIとウォズの背後に出現した灰色のカーテンから現れた士郷だった。
「え?このアニメライドウォッチには2015年と書かれているけど?」
「本来のアインズは2015年から存在した人物だ。だが、このアナザーアインズは2018年に産まれた。2018年にこの世界に来られたならば、本物のアインズはいただろうな。」
「アナザーベルでは産まれた年を教えなかった士郷君がどういう風の吹き回しだい?」
「そうだな。話しておきたいところではあるが、今はアナザーアインズが先だろう。ジオウ、お前は2018年へ行け。ここは俺とウォズが足止めしておく。」
「え?いいの?」
「本当はダメだがな。...早く行け。」
ジオウIIは闘技場に向かって走って行くと、アナザーアインズがジオウIIに向けて、黒い炎を出す。
だが、その攻撃は士郷によって食い止められる。
「ワレノコウゲキヲナマミデトメルカ...キサマナニモノダ?」
「俺か?そうだな...」
士郷は少し間を開けて答える。
「
アナザーアインズの質問に答えると、士郷は腰に灰色のバックルを出現させる。
「なっ!?それは...」
ウォズがそれを見て驚くが、士郷は気にせずに灰色のバックルに一枚のカードを入れる。
「変身」
-KAMEN RIDE DECADE SHADOW-
バックルから音声が流れると、士郷の周りに何かの残像が現れ、それが士郷に重なる。
そして上から黒い板が頭に刺さっていく。
士郷が変身した姿は、門矢士が変身する仮面ライダーディケイドのマゼンタの部分を黒色にした姿だった。
「仮面ライダーディケイドシャドウ。別に覚えなくてもいい。」
「君も仮面ライダーだったのか」
「まぁな」
ディケイド
「スガタガカワッテモワレニハ...カテヌッ!」
アナザーアインズは両手に装備した黒い大剣で、二人のもとへ向かってくる。
アナザーアインズの顔は半分白骨化、もう半分は腐った肉がついており、体は全体的に腐っており、所々白骨化している。
そんなグロテスクな見た目をしている怪物が走っている姿は、耐性がない人が見れば一発でトラウマ物になりそうだった。
「グロテスクな姿しやがって!気色悪いんだよ!」
ディケイドSはライドブッカーで、攻撃を仕掛けてきたアナザーアインズにカウンターを決める。
「確かに、あまり長く見たくない姿だね。」
ウォズはジカンデスピアーでアナザーアインズをばつを描くように、切り裂いていき、アナザーアインズを蹴飛ばした。
「グウウ...ワレノジュウシャヨ!」
数で優勢になろうと考えたアナザーアインズは、シャルティアやコキュートスを召喚したときと同じ動作を開始する。
ウォズはそれを阻止しようとするが間に合わず、二体の人物が現れた。
「お呼びですか?アインズ様!」
「僕にできることなら頑張ります!」
「アウラ、マーレ、アノモノヲマッサツセヨ。」
「「かしこまりました!アインズ様!」」
アウラとマーレと呼ばれた男女は、ディケイドSとウォズに攻撃を開始する。
「そっちが召喚するなら、こっちも召喚だ。」
ディケイドSはアウラの攻撃を避けながら、手に持っている銃に二枚のカードを装填する。
「姉弟には最強の
-KAMEN RIDE EX-AID-
-KAMEN RIDE PARA-DX-
銃から音声が流れると、仮面ライダーエグゼイドと仮面ライダーパラドクスが現れた。
「ノーコンテンニューでクリアするぜ!」
「心が踊るなぁ!」
エグゼイドはアウラと戦闘を開始し、パラドクスはウォズと戦っていたマーレを、エナジーアイテム『挑発』でヘイトをウォズから外した。
「驚いたよ。まさかディエンドのようにライダーの召喚もできるなんてね。」
「俺は何でもできちゃう旅人だからな。...おっ!ジオウの気配が消えた。どうやら2018年へ行けたようだな。」
ディケイドSは灰色のカーテンを出現させる。
「ジオウが行けたならもうここに役目はない。ウォズ、2018年へ向かうぞ。」
「ああ」
「ニガスカァ!」
アナザーアインズは、灰色のカーテンへ入っていくディケイドSとウォズに魔法をかけようとするが、ディケイドSの衝撃波によって阻止される。
「さらばだアナザーアインズ。」
「2018年の君に出会ってくるよ。」
二人が灰色のカーテンへ入り終えると、アウラとマーレと戦っていたエグゼイドとパラドクスは消えていった。
-2018年-
「よし、2018年に到着っと。アナザーアインズはどこかな?」
2018年へたどり着いたジオウ。周りを見ると家などがいくつかあり、ジオウは自分が立っている場所は村の一部だということがわかった。
ジオウは変身を解除して村の住民に話を聞こうとすると、悲鳴が聞こえた。
「もしかしたら!?」
ジオウは叫び声が聞こえた場所へ向かうと、そこには2018年のアナザーアインズが、人やゴブリンを殺しては魂を抜き取り、自身に吸収していた。
「ワレニチカラヲ...」
「アナザーアインズ!これ以上はやらせない!」
『アインズ!』
ジオウはアインズアニメライドウォッチを起動し、ジクウドライバーにセットする。
待機音が流れ出すと、ジオウはジクウドライバーを一回転させる。
『アーマータイム!』
『喝采せよ!ア~イ~ン~ズ!』
「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ・アインズアーマー!別の世界の魔王の力を継承した瞬間である!」
「あれ?ウォズじゃん!いつの間に?」
「継承の儀に間に合って良かったよ我が魔王。あとはアナザーアインズを倒すのみ。」
「さっさと倒してし
ウォズの後ろにいた士郷が誰にも聞こえない大きさで言う。
「倒してしまおう?魔王だけに?」
士郷の寒いダジャレは置いておき、ジオウ・アインズアーマーの説明をさせてもらう。
ジオウ・アインズアーマーは胸は骨で覆われており、両肩には赤い宝石がついた先が鋭い骨がある。そして、背中には黒いマントを羽織っている。
顔には『アインズ』と表記されている。
「喝采してほしい気がする!」
ジオウはアインズアーマーの能力、上位道具生成を発動しサイキョーギレードを二つ生成する。
「はぁっ!」
ジオウは二つのサイキョーギレードを巧みに使い、アナザーアインズを斬りつける。
アナザーアインズは負けじとジオウと同じように上位道具生成を使い、黒い大剣を生成して、ジオウの攻撃を弾こうとする。
「その程度じゃ俺を止められないよ!」
アナザーアインズの大剣をジオウの左手のサイキョーギレードで抑え、右手のサイキョーギレードでアナザーアインズを切り裂く。
「リアリティ・スラッシュ!」
ジオウはアインズアーマーの技、リアリティ・スラッシュを発動させる。
サイキョーギレードから放たれた斬撃がアナザーアインズを切り裂く。
「グッウウウ...」
かなりのダメージを負ったアナザーアインズ。
それを見たジオウはジクウドライバーにセットしている二つのライドウォッチのボタンを押す。
『フィニッシュタイム!アインズ!』
『イア!タイムブレイク!』
ジオウはアナザーアインズから離れる。
するとジオウの肩にある赤い宝石が禍々しく光りだす。
「イア・シュブニグラス・ジオウ!」
ジオウが魔法名を言うと、アナザーアインズを呑み込もうとする漆黒のエネルギーが現れる。
アナザーアインズはエネルギーによって見る見ると体が消えていく。
「フォールンダウ...ンンン!!!」
アナザーアインズは体の一部が消えながらも、ジオウに魔法による攻撃を試みる。
しかし魔法が発動する前に漆黒のエネルギーがアナザーアインズを完全に呑み込み、消し去った。
「さすが我が魔王。先ほどの攻撃は実に魔王らしい一撃だったよ。」
「そんなこと誉められても...」
「さすがアニメ界の魔王の力か。」
ジオウの戦いの感想を述べるウォズと士郷。
「我が魔王をもっと称えたいが...士郷君。なぜ君はあのアナザーアニメの年を教え、我が魔王をこの時代に行かせるため力を貸したんだい?それにあの姿、説明してもらいたい。」
ソウゴとウォズは何度か士郷に手助けはされていたが、それはあくまでその世界のアニメライドウォッチを手にいれるための軽い手伝いだった。
しかし、今回アナザーアニメの年を教え、さらにソウゴが2018年に行くまでの時間稼ぎまでした士郷に疑問を抱いたウォズ。
「最悪な事態となったからだ。お前たちも知っているだろ?仮面ライダーディケイド、門矢士という男を。」
「門矢士って俺の飯食べた人じゃん。」
「ああ知っているが...彼が君の試練を邪魔してきたと?」
「そういうことだ。理解力が高くて助かるよ。あのときアナザーアインズがやって来たのは門矢士によるものだ。あいつはこれからも試練を邪魔すると言った。さすがに残りの世界を破壊するなんてことはしないと思うが、アニメライドウォッチ集めに影響が出ることは間違いない。」
「じゃあどうするんだい?君は九つのアニメの世界を再構築したいんだろう?だったら...」
「俺一人でやれってか?それができているならば最初からやっている。」
ウォズの話を遮り、士郷は話を続ける。
「アニメライドウォッチはジオウが対応する世界にやって来て初めて誕生する物だ。俺一人で作ることはできない。」
「なるほど。」
「想定しなかった人物、門矢士が干渉する以上もう試練と言えない。この試練の本来の目的は九つのアニメの世界を救うこと。改めて力を貸してくれ仮面ライダージオウ『常磐ソウゴ』、仮面ライダーウォズ『ウォズ』」
士郷は二人に深く頭を下げる。
「俺はべつにいいよ?王様についていろんな事が学べるかもしれないし、最善最高の王様になるためには人助けも大切だから。」
「私は我が魔王が行うことについていくのみ。我が魔王が力を貸すならば私も力を貸そう。」
「感謝する二人とも。なら早速次の世界へ向かおうか」
士郷は灰色のカーテンを出す。
ソウゴ達は次の世界へ向かうため、その中へ入っていった。
お待たせしました!オーバーロード編完結です。
士の干渉によって試練は無くなってしまいました。
次回からは士郷もアニメライドウォッチ集めに本格的に参加します!
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