仮面ライダージオウ ~9つのアニメライドウォッチ編~ 作:通りすがりの天才物理ゲーマー
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「めでたく高校を卒業した常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。三つ目のアニメライドウォッチを手にし、残すのは6つ。四つ目のライドウォッチを手にするため向かった世界で出会ったのは背の小さい女。彼女は生活を補うためカフェを...おっと失礼。ここから先はまだ皆さんには未来の出来事でしたね。」
ソウゴとウォズがたどり着いた場所は、以前『この素晴らしい世界に祝福を!』の世界にあった『ギルド』と同じ名前の建物の中だった。。
この世界のギルドはこのすばの世界のギルドと比べて広く、いろいろな人種の人々で賑わっていた。
「ねぇウォズ、ここさっきの世界に来た場所と似たような場所じゃない?」
「どうやらここもギルドらしいね。あの耳が尖った受付の人にこの世界について聞いてみよう。」
二人はその女性がいる受付へ向かう。
「ここはギルドで合っているかな?」
「えぇギルドですが...」
「私たちは少し遠くからきた旅の者で、ここにくればこの街の事がわかるときいて来たのですが。」
ウォズは即興で考えた嘘で、この世界、街について聞く。
「そうですか...長旅ご苦労様です。それではこの街についてお話ししますね。」
受付の女性から、この街の名前は迷宮都市オラリオということと、『ダンジョン』と呼ばれる迷宮があり、ギルドはそれを管理している事を聞いた。
「なるほど。この街についてはわかった。次の質問いいかい?」
「どうぞ」
「最近、この街で奇妙な怪物が暴れているといった事件はなかったかな?」
ウォズがアナザーアニメについて聞く。
すると受付の女性は「ある」と答えた。
「昨日、人間ほどの大きさで白い毛を生やしたモンスターが暴れていました。」
「そのモンスターは?」
「偶然そこにいた男性が遠くへ吹き飛ばしたそうです。」
「吹き飛ばすってまるでウォズみたいだね。」
一通り話を聞き終えると礼を言ってギルドを出る。
「おそらく街に現れたモンスターというのは、アナザーアニメと見ていいかもしれないね我が魔王。」
「未確認のモンスターって言っていたしね。でも居場所まではわからなかったけどどうするウォズ?」
「私の憶測だがダンジョンにいると思っている。そうだろう?士郷君?」
ウォズがそう言うとソウゴの背後から灰色のカーテンが現れ、そこから士郷が現れる。
「正解だウォズ。本当ならば居場所を教えるなんて試練のルールに反するが、今回の件は俺が関係しているからな。」
「それってどういうこと?」
士郷は、自分がソウゴ達より前にこの世界に来て、暴れていたアナザーアニメをダンジョン内にワープさせたことを説明する。
「あいつがいる場所へ向かわせてもいいが、ライドウォッチは手にしているのか?」
「まだ持ってないけど...」
「ならば『ラビットハウス』という喫茶店へ行け。そこに本来の歴史では重要な人物がいる。何か情報が掴めるだろう。」
「分かった、ありがとう。ウォズ、その喫茶店へ向かおう。」
「毎度サポート助かっているよ士郷君。」
ソウゴとウォズはラビットハウスへ向かっていく。
それを見届けた士郷は、灰色のカーテンへ入っていく。
(本来存在しないはずの建物、ラビットハウス。なぜこの世界にあるのか。世界の異変はアナザーアニメだけではなさそうだ。)
ラビットハウスへたどり着き、入店する二人。
「いらっしゃませ。空いているお席へどうぞ!」
小さめの背丈に主張の激しい胸の女の子が、二人を出迎える。
「喫茶店ってこんなところなんだ~。ウォズは知ってた?」
「知識としてはね。だが喫茶店に入るのははじめてだよ我が魔王。」
2068年ではオーマジオウが世界を破壊しているので、喫茶店はもちろん存在しない。
「ご注文は何になさいますか?」
出迎えてくれた女の子が注文を聞きにくる。
「俺はこのお店のおすすめでいいかな。ウォズはどうする?」
「私も同じでいいよ」
「かしこまりました!」
店員の女の子は準備をするためキッチンへ戻る。
それを見たウォズがソウゴに話しかける。
「我が魔王、彼女が士郷君が言っていた人物のようだ。この本によれば名前は『ヘスティア』というらしい。」
「だったらウォッチ持っているでしょ!」
「その可能性が高いね。彼女は本来の歴史では『ベル・クラネル』という少年に関係する人物だったからね。」
「そのベル・クラネルって?アナザーアニメの名前?」
「ベル・クラネルは田舎育ちの青年。好意を寄せる女性に追い付くために頑張っていた、とこの本にはかかれている。アナザーアニメはこの青年を元にしていると考えて間違いないだろう。」
ソウゴとウォズがあれこれ話していると、ヘスティアは二人のいるテーブルにコーヒーを二つ置く。
そのあと「ごゆっくりどうぞ!」と言い、この場を去ろうとしたヘスティアをソウゴは呼び止める。
「君がヘスティアなんだよね?この時計みたいなものに見覚えない?」
「そういえば似たような物持ってたかも。ってなんで僕の名前を?」
ソウゴはやべっ...と思い必死に言い訳を考えていると、ウォズがソウゴをフォローする。
「風の噂で聞いてね。それで似たような物を持っていると言っていたが見せてもらえると助かる。」
「それは構わないけど...」
そう言うとヘスティアはキッチンからライドウォッチを持ってくる。
「これかな?」
ヘスティアが持ってきたのは色が白と赤のライドウォッチだった。
「それそれ!それがほしいんだけど...」
「別に構わないけど...」
ヘスティアはライドウォッチをソウゴに渡す。
「ありがとう!ウォズ、早速アナザーアニメのもとへ行こう!」
「待ちたまえ我が魔王。ここのコーヒーはとても美味だ。我が魔王も飲んでみるが良いよ。」
「そうだったコーヒーがあったんだ。忘れてた。」
ソウゴは忘れていたコーヒーを飲む。
「このコーヒー美味しい!いつも飲んでる朝のコーヒーより数倍も美味いよ!」
「当店自慢のコーヒーだからね!エヘン!」
「さて、飲み終わったことだしアナザーベルのいる場所へ向かおうか。」
「コーヒー美味しかったよ!」
ソウゴとウォズは店から出る。
「うーんなんで僕は初対面の人に簡単に渡したんだろ...」
「どうやらベルアニメライドウォッチをゲットできたようだな。ではアナザーベルに会いに行くか?」
「一つ聞きたいんだが、アナザーベルは『2019』に産まれたアナザーアニメかい?」
「そこまでは知らないな。自分で確認しろ。」
そう言うと士郷は灰色のカーテンを出現させる。
ソウゴとウォズは灰色のカーテンへ入っていく。
ソウゴとウォズがたどり着いた場所は洞窟のような場所だった。
ソウゴが周りを見渡すと、アナザーベルがそこにはいた。
アナザーベルは全身が白い毛で覆われており、兎のような耳を持っている。
そして顔はミノタウロスに似ており、赤い目をしている。
「オレノイトシイヒト...」
「あれがアナザーベルだね我が魔王。ヘスティア君から貰ったライドウォッチを使うんだ。」
『ジオウ!』
『ベル!』
二つのライドウォッチをジクウドライバーにセットし、一回転させる。
「変身!」
『仮面ライダージオウ!アーマータイム!』
『~♪ベル~!』
ソウゴは仮面ライダージオウ・ベルアーマーへ変身した。
ベルアーマーは胸当てが付いており、両肩には白をベースに赤色のラインが入った物を装着している。
顔には『ベル』と書かれている。
「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ・ベルアーマー。また一つ、アニメの力を継承した瞬間である!」
「いくぜ!」
ジオウは右手に出現させた『ヘスティア・ジオウ・ナイフ』でアナザーベルを切り裂く。
だがアナザーベルにはダメージは与えられなかった。
「ジャマスルナァァ!!!」
ジオウはアナザーベルの叫びによる衝撃波によって吹き飛ばされる。
「うるさいなぁ...」
ジオウが悪態をついていると、アナザーベルがジオウに向かって突進する。
そのスピードはジオウの目に追えない程の速さだったため、ジオウはアナザーベルの突進を許してしまう。
そのままアナザーベルは、右手に持っているナイフのような物でジオウを切り裂く。
その攻撃はまるで
「ファイアボルトォォ!!!」
猛攻の後、アナザーベルは左手から走る稲妻の様な爆炎を数発放つ。
ジオウは防御できず、ダメージを受けてしまった。
「ウォズ!こいつ強い...手伝ってくれないとヤバいかも。」
「私が加勢してもおそらく倒せないだろう。あのアナザーアニメからは凄まじいオーラを感じる。それにあのアナザーアニメの産まれた年も分かったから、ここは一旦退いた方がいいだろう。」
ウォズはジオウとアナザーベルの戦闘中にアナザーライダー、アナザーアニメ特有の産まれた年と、元になった名前が書かれている場所を探しており、それはアナザーベルの背中にあった。
「『BELL 2015』どうやらあのアナザーアニメは2015年に産まれたようだ。」
「2015年?前みたいに2019年じゃないんだね。じゃあ2015年へ行こう!」
ジオウがそう言うとウォズはマフラーを使い、この場から去っていった。
「オレノイトシイヒトォォォォ!!!!!」
ジオウとウォズが去った後、アナザーベルの叫び声がダンジョン全体に響いていた。
『タイムマジーン!』
マフラーによって人気の少ない場所へテレポートした二人は、タイムマジーンを呼び指し搭乗する。
「2015年にセットしてと。あれ?今回はウォズも乗るんだね。」
「継承の儀は終えてしまったからね。」
「そっか。あっウォズ、ちょっと聞いてもいいかな?」
「なんだい我が魔王?」
「あのアナザーアニメ物凄い強さだったけど倒せるかな?」
ソウゴは手も足も出なかった相手を2015年で倒せる自信が無かった。
するとウォズが「安心したまえ」と言うとそのまま言葉を続けた。
「あのアナザーアニメの強さは
「リアリス
「リアリス・フレーゼだよ我が魔王。この能力を簡単に説明すると、想う人に惚れるほど強くなるといった能力だね。もともとこの能力はあのアナザーアニメのオリジナルが持っていた能力だ。」
「なるほど。だったらなおさら2015年でも勝てないと思うけど...」
「いや勝てるさ我が魔王。この能力は成長スピードが早くなって強くなるといった能力だ。2015年から2019年の四年間もあればそれはとてつもない強さになるわけだ。だが産まれた年に行けばあれほどまでの強さまでには成長していないはずだ。」
「なるほど!2015年ではまだ弱いということだね。だったら...いける気がする!」
「それでこそ我が魔王だ。」
ソウゴはウォズの話を聞いて倒せると確信し、いつもの口癖を言う。
「じゃあいくよ!2015年へ!」
二人はアナザーベルが産まれた年、2015年へ向かっていった。
ソウゴとウォズをアナザーベルのもとへ送り出した後、士郷も灰色のカーテンを使い、別の場所へ来ていた。
そこは果てしなく広がる白い世界。
そんな世界に、一つだけ本棚が置いてあり、そこには『次元全知書』と表紙に掛かれている一つの本があり、それを手に取る。
「基本、各世界に入ると大体の知識が入ってくるんだが、イレギュラーが起きるとな...」
士郷はそう呟きながら次元全知書を開き、そこに書かれていることを読む。
「なるほどな。これでほとんどわかった。『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?』の世界に『ご注文はうさぎですか?』のラビットハウスがあったのは、ジオウの継承によるアニメ世界の消滅による現象か。」
次元全知書は全ての世界の知識や出来事が書かれている本。
次元全知書でラビットハウスがあった理由を調べ原因がわかった士郷。
「本来あるはずの世界が消えることによって世界のバランスが崩れ、今回のような出来事が起きる。アナザーとはいえ一応は主人公だしな。維持はできていたわけか。」
次元全知書を閉じ、もとあった場所へ置く。
「だがアナザーアニメを消さない限り、正しい歴史の世界は生まれない。ジオウが9つ集めるまでの一時的な障害と見るか...」
士郷は再び灰色のカーテンを出現させる。
「五つ目の世界は...ほう、支配者か。面白い。」
そう言って士郷は灰色のカーテンの中へ入っていった。
ヘスティアとラビットハウスにはとある共通点があります!わかるかな?
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