仮面ライダージオウ ~9つのアニメライドウォッチ編~ 作:通りすがりの天才物理ゲーマー
誤字報告ありがとうございます!いつも助かってます。
「めでたく高校を卒業した常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。2019年でヘスティアに出会いベルアニメライドウォッチを手にするソウゴ。早速アナザーベルと戦うがアナザーベルの圧倒的な戦闘力で破れてしまう。しかしウォズの素晴らしい観察力でアナザーベルの産まれた年が2015年だと分かり向かうソウゴとウォズだった。」
「めずらしくネタバレしないじゃないかウォズ?」
「誰かと思えば士郷君か。未来の出来事について話すのは前回、君がやっただろう?」
「そうだっけな...?」
「やっていたよ。...これ以上私たちの会話も続けても面白くないだろう。さっさと我が魔王の素晴らしい活躍を見届けようか。」
-2015-
「どうしてっ、神様が狙われているんですか!?」
「し、知るもんか!?あんなモンスターとは初対面も初対面だ!僕はなにもしちゃいない!」
2015年。アナザーベルが産まれ、オリジナルの歴史が上書きされようとしている中、アナザーベルはヘスティアを見つける。ヘスティアを見たアナザーベルはヘスティアを襲おうとする。
それを見たベルはヘスティアを狙うアナザーベルから逃げるため、とある裏路地へ続く道へと進んでいる。
「オレノイトシイヒト...オレノイトシイヒトォ!」
ベルとヘスティアは、昼間にも関わらず薄暗い裏路地を無我夢中で駆け抜けていく。
そして二人は『ダイダロス通り』と呼ばれる広域住宅街へとたどり着く。
ここは一度迷い込んだら最後、二度と戻れなくなると言われるもう一つのダンジョンと呼んでもいい場所。
そんなところでアナザーベルから逃げるなど無茶すぎる行為だが、逃げなければ命はないため、二人はダイダロス通りへ入っていく。
「神様!そこ曲がります!」
「う、うんっ!」
二人は幅広の階段を転がるように下り、曲がり角をいくつも曲がっていく。
そうしてしばらく走っていると、ベルとヘスティアの後ろから感じていたアナザーベルの気配がなくなる。
撒けたか、と思う二人だったが突然アナザーベルの叫び声が響く。
「オレノイトシイヒトォォォォ!!!!!」
すると家屋の隙間から見える空から、白い物体が降下してくる。
「オレノイトシイヒトォォォォォォォォ!!!!」
「っ!」「ぁ!?」
至近距離で叫ばれ、思わず繋いでいた手を外し、耳を塞ぐベルとヘスティア。
その後、ベルはヘスティアを連れて再び走ろうとするが恐怖状態となっているベルの体は動かない。
絶体絶命のピンチ。
その時、空から機械音が流れる。
『タイムマジーン!』
家の屋根と屋根の隙間からでしか空を見れないベルとヘスティア。
するとその隙間から何かが落ちてきた。
「うわっ!?」「だ、だれ!?」
「俺は常磐ソウゴ。あんた達を助けに来た未来人だよ。」
落ちてきたのは、ソウゴが変身した仮面ライダージオウ・ベルアーマーだった。
「オレノイトシイヒト...」
「2019年ではぼこぼこにやられたけど...この時代では負けない!」
ジオウは素早くアナザーベルとの間合いを詰めて、右手の『ヘスティア・ジオウ・ナイフ』でアナザーベルを切り裂く。
2019年ではダメージがなかった攻撃は、2015年では攻撃が通り、アナザーベルはダメージを負う。
「グッッ!!」
アナザーベルは反撃しようと試みる。だが、ジオウはベルアーマーによる効果で高くなった俊敏力でアナザーベルの攻撃を避けていく。
その姿はまるでオリジナルのベル・クラネルのようだった。
何度か攻撃をして、反撃を避ける。これの繰り返しをするジオウ。
ジオウはアナザーベルの攻撃を一切受けず、一方的に攻撃をしていた。
「すごいよ!あの空から落ちてきた人あのモンスターを圧倒してる!」
「そ、そうですね神様。すごいです...」
ヘスティアは、自分達を追いかけていたアナザーベルを圧倒しているジオウを見て
興奮している。
一方のベルはアナザーベルと戦おうともせずひたすら逃げ、さらには恐怖で動けなかった自分を許せなかった。
(僕が強ければ...神様を危険にさせることもなかったのに...)
「どうしたんだい?ベル君。」
ベルの顔を見て異変を感じたヘスティアは声をかける。
「い、いえ大丈夫です。なにもありませんよ神様。」
「そっか。でも辛いことがあったら僕を頼ってくれたまえ!」
「ありがとうございます神様...」
ベルとヘスティアが会話をしていると、ジオウとアナザーベルの戦いはまもなく終わりが近づいていた。
「これで決める!」
『フィニッシュタイム!ベル!』
ジクウドライバーにセットしているジオウライドウォッチとベルライドウォッチのボタンを押す。
そしてジクウドライバーを一回転させる。
『ファイア!タイムブレイク!』
音声が流れると、ジオウの背後に赤い魔方陣が数個現れる。
「いっけぇ!」
ジオウがそう言うと赤い魔方陣から、光の速度で爆炎を放っていく。
「グワアアアア!」
爆炎の弾幕を受けるアナザーベルは地面に膝をつく。
それを見たジオウは高く飛び上がり、エネルギーを貯めていた右手のヘスティア・ジオウ・ナイフでアナザーベルを切り裂いていく。
ジオウの一撃が決まるとアナザーベルは爆発した。
「ありがとう!助かったよ!」
「僕たちを助けてくださりありがとうございます。」
アナザーベルを撃破後、ソウゴはブランクのライドウォッチをヘスティアに渡すため、離れていたベルとヘスティアの元へ向かった。
するとそこで二人に感謝の言葉を言われるソウゴ。
「お願いがあるんだ。いいかな?」
「いいとも!」
「このライドウォッチを2019年まで預かってもらえないかな?」
「らいどうぉっち?」
ソウゴはヘスティアにブランクのライドウォッチを渡す。
「なんだかわからないけど命の恩人のお願いだ!預かっておくよ!」
「ありがと。じゃあまた2019年で。」
ソウゴはそう言うと、二人から離れて、いつに間にか現れていた例の扉のもとへ走る。
「おーいウォズ、いくよ...ってあれ?」
ソウゴはタイムマジーンにいるウォズに声をかけようとした瞬間、タイムマジーンは灰色のカーテンによって消えてしまった。
「あの灰色のやつって確か...」
ソウゴは灰色のカーテンによってウォズは先に次の世界へ向かったと考え、扉を開けて中へ入っていった。
「???様、侵入者が現れました」
そう言ったのは黒い羽を生やし、白いドレスのような物を来ている女性。
「グルゥゥゥゥ」
???と呼ばれた者は、うめき声を出し右手を突き出す。
すると魔方陣が出現し、そこから一体のヴァンパイアが現れる。
「オマエガシンニュウシャヲマッサツセヨ...」
「はい、かしこまりました???様。」
ヴァンパイアはそう言うと侵入者のもとへ瞬間移動した。
「ココハオレノラクエンダ...」
???は不敵な笑みを浮かべる...いや
「あれ?ウォズ来ていないのか。てっきり先にいると思っていたけど。」
ソウゴは周りを見渡す。
たどり着いたのはどこかの部屋。タルがいくつかあるだけで他にはなにもなく、地面は石で出来ていた。
「すぐに来るでしょ。待つか~。」
ソウゴが地面に座ると、突然ソウゴの背後に灰色のカーテンが現れウォズと士郷が現れる。
「やぁ我が魔王。」
「うっわ!?ビックリしたぁ。急に出てこないでよウォズ。」
「申し訳ないね我が魔王。」
「あれ?士郷...だっけ?やっぱりあんたか。」
ソウゴはウォズとともに現れた士郷に話しかける。
「俺は君たちの知っている士郷ではないよ。」
「え?」
「俺はお前たちから見て過去の士郷だ。お前らからいえば...キリトアニメライドウォッチのときの士郷だ。」
ソウゴはキリトアニメライドウォッチの名を聞き、士郷が自分を助けたことを思い浮かべる。
「あーあのときのね。」
「来た時代が分かれば俺がここにきた理由は分かるだろ?キリトアニメライドウォッチを過去のお前に、ジオウに貸すために来た。」
「あの時、未来から借りてきたっていうのは今の俺なんだね。いいよ。」
薄々分かっていたがやはりと思うソウゴ。
そのままソウゴは過去の士郷にキリトアニメライドウォッチを渡す。
「こちらの戦いが終われば返しにくる。じゃあな。」
そう言って過去の士郷は灰色のカーテンへと入っていった。
「さてと我が魔王。ここの世界のアニメライドウォッチを探そうか。」
「そうだねウォズ。」
ソウゴとウォズは部屋から出る。
部屋からでるとそこは広い闘技場だった。
「えっなにここ?」
「古代ローマにありそうな闘技場だが...!?」
二人がそれぞれ感想を述べていると、ウォズは何かがこちらに向かってくるのを感知する。
「我が魔王!?こちらに何かが向かってくるようだ。...友好的じゃなさそうだ。いつでも戦闘できるように準備しておこう。」
「わかった。」
ソウゴは手にジオウライドウォッチを持ち、ジクウドライバーを腰に巻く
そしてウォズは手にキカイミライドウォッチを持ち、ビヨンドライバーを腰に巻く。
二人がいつでも変身できる準備ができると、二人の前に魔方陣が現れ、そこから一体のヴァンパイアが現れる。
「わたしはアインズ様の忠実な部下、シャルティア・ブラッドフォールンでありんす。侵入者を抹殺に来た次第でありんす。」
シャルティアと名乗ったヴァンパイアは二人に殺意を向ける。
「アインズ?誰それ?ウォズ知ってる?」
「あぁ。おそらく今回のアナザーアニメの元の人物だろう。...我が魔王、どうやら彼女は私たちと戦いに来たようだよ。」
『キカイ!』
「そうだね。俺にも分かるよ。あいつからは何だか嫌な雰囲気を感じる気がするから。」
『ジオウ!』
「「変身!」」
若干短いと思います。すみません。
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